労働安全衛生・メンタルヘルスケア

労働安全衛生

ウッドワンは従業員の災害及び疾病を防止し、安全で衛生的な労働環境を作ることにより、従業員の安全を守り、身体及び心の健康の維持・増進を図ることを目的として「安全衛生規程」を定めています。この規程の中で、安全衛生管理体制を定めるとともに、労働災害を防止するために必要な対策を実施しています。

安全衛生基本方針 ー基本理念ー

人間尊重を基本として、
安全で衛生的な作業及び環境の向上と、一人ひとりが健康で
働き甲斐のある職場を目指して私たちは活動します!

労働安全衛生マネジメントシステム

安全衛生管理組織

当社は労働災害をはじめとする危険または健康障害を防止するため、安全衛生管理組織を設置し、統括安全衛生管理者、安全衛生管理者などを配置したマネジメント体制を整備しています。
当社における安全衛生に関する事項は総務人事部が管理しており、全社統括安全衛生管理者は総務担当取締役がこれにあたり、総務人事部が事務局となって労働安全衛生に関する事務処理全般、指導を行い安全衛生管理体制の確立を図っています。

労働災害に関する目標と実績

目標と実績

当社は従業員の労働災害の防止、健康の保持増進を図るため、毎年安全衛生基本方針及び目標を策定しています。2022年度の度数率は7.6、休業災害件数は3件と安全目標未達となりました。この結果を踏まえ、リスクアセスメントの実施、安全パトロールのさらなる強化を実施し、労働災害撲滅に取り組んでいきます。

全社安全目標
2022年度目標 2022年度実績
度数率※1 3.8以下 7.6
休業災害件数※2 休業災害ゼロ 3件
※1 度数率=労働災害による死傷者数÷延実労働時間数×1,000,000
※2 工場・物流部門が対象
事故の型別比率※3
※3 2020~2022年度実績

労働災害の防止の取り組み

安全パトロールの実施

  1. 毎月職場安全衛生委員会が対象工場のパトロールを実施
  2. 職場安全衛生委員会が対策を検討・実施
    〈2022年度の重点ポイント〉
    • 刃物の惰性回転防止対策
      →ブレーキを付けて回転が早く停止するように対策困難な場合はパトライト及び警告音で惰性回転を知らせる
    • 挟まれ・巻き込まれ対策
      →安全柵・安全カバーの設置
      安全柵については、電磁ロック付きキーシステムを取り付け、設備が停止しないと安全柵が開かない仕組みに変更

リスクアセスメントの実施

安全パトロール等の各工場で抽出されたリスクは、リスクアセスメントの対象とし、毎月1回職場安全衛生委員会に結果報告しています。報告内容は安全対策に活用され、他部署への⽔平展開や根本的な安全対策の実施、事故発⽣の防⽌に役立てられています。

安全道場の活用

当社は模擬体験機を利用して、危険(惰性回転・挟まれ・巻き込まれ)を体感し、安全意識を高める安全道場を本社地区、東海地区、関東事業所、ベルキッチンに設置しています。
工場・物流の全従業員を対象に年1回以上の体験を義務付けており、安全教育強化に取り組んでいます。

メンタルヘルスケア

ウッドワンは従業員のストレスの軽減を図ることにより、従業員の心身の健康の継続と作業能率の低下及び労働力の損失を防止し、組織全体の活性化に取り組んでいます。

メンタルヘルスケア体制

メンタルヘルスに関する方針決定機関として、総務人事部長を委員長とし、産業医を含めた「メンタルヘルス委員会」を設け、ストレスの予防・軽減、メンタルヘルス不調の軽減に向けた取り組みを実施しています。

メンタルヘルスケアの推進

メンタルヘルスにおける従業員自身のセルフケアを推進し、メンタルヘルス不調を未然に防ぐため、年に一度全社員へのストレスチェックを推奨・実施しています。ストレスチェックの結果は、職場環境の改善、社内施策への活用に役立てています。
また、高ストレス者への医師面接等を通じたフォローを行っています。

相談窓口の開設

メンタルヘルスケアの一環として、従業員とその家族が利用可能な相談窓口「ウッドワンこころほっとダイヤル」を開設しています。臨床心理士、産業カウンセラー等、心の専門家が適宜カウンセリングを行い、問題を整理し、助言するなど前向きに一歩を踏み出す支援をしています。相談窓口は社内報などのインナーコミュニケーションツールを活用して定期的に案内しています。