森林資源の再生と活用

理想の木を求め、ニュージーランドの広大な森を活用し、苗木を育てることから始める。それがウッドワンの植林事業です。時間と手間をかけて計画的に森林を管理することで、木材の有効活用とともに、環境保全と共生に取り組んでいます。

ニュージーランドの植林事業

約40,000haの森で、森林経営を行っています

1990年6月、ウッドワンはニュージーランド北東で森林経営権を取得しました。現在では約40,000haの森林経営を行っており、毎年植林面積の拡大を図っています。植林しているのは、ニュージーパイン。約30年で樹高30 〜 40mになるという生長の早さとまっすぐ伸びることが特徴です。

ニュージーランドの森林経営

30年サイクルで計画的な植林を実施

ニュージーランドでは約25年で伐採され、梱包材の用途しかなかったニュージーパインを、付加価値の高い木質建材として活用するために、ウッドワンは標準伐期を30 ~ 32年とし、その間数度の間伐と高い位置まで枝打ちをすることを森林経営の方針としています。

ニュージーランドの全森林・全工場で、森林認証を取得しています。

ウッドワンでは、ニュージーランドの全森林・全工場及びフィリピン、中国、インドネシア、日本国内の木質建材工場でも森林認証を取得しています。環境、社会、経済の観点で適切な森林管理が行われていることを審査するFM認証、製造・加工・流通過程における全ての工程で認証材が適切に管理されていることを審査するCoC認証。この2つの認証を取得することにより、一貫した森林認証製品の出荷体制を確立しています。

FSC® / Forest Stewardship Council®(森林管理協議会)

世界中の全ての森林を対象とし、環境保全の点から見て適切で社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理を推奨することを目的として、1993年に設立されました。森林管理のためのFSCの原則と基準の作成及び維持を行っています。

FM 認証(森林管理認証)

森林を対象とした認証で、「10の原則」と「70の基準」に基づいて森林管理が適切に行われていることを認証機関が審査し認証します。

CoC 認証(加工・流通過程の管理認証)

森林認証のうち製造・加工・流通における認証で、認証森林から出た木材を最終製品になるまで、全ての工程で非認証材と混じらないよう適切に管理できているかどうかを認証機関が審査し認証します。

①Japan 日本

• CoC 認証
〈FSC-C043904〉

FSC 責任ある森林管理のマーク
②China 中国

• CoC 認証
沃達王國際有限公司〈FSC-C023820〉

③Philippines フィリピン

• CoC 認証
JUKEN SANGYO( PHILS.)CORP.〈FSC-C022435〉

④New Zealand ニュージーランド

• CoC 認証
カイタイア地区の工場〈FSC-C014204〉
ワイララパ工場〈FSC-C009303〉
• FM 認証
全森林のFM認証〈FSC-C013648〉

⑤Indonesia インドネシア

• CoC 認証
PT. Woodone Integra Indonesia〈 FSC-C131982〉