大切に育てた木を、お客様のライフスタイルや社会のニーズを満たしながら、安心して使える高品質で環境負荷低減に貢献する環境配慮型製品としてお届けします。
品質保証体制
世界レベルの品質を確保し、良質な木材製品を安定的に提供していくための品質システムに与えられる「ISO9002」に続いて、品質保証体制が国際規格に整合し、高品質の製品を生産している証である「ISO9001」を全生産工場で取得しています。

ホルムアルデヒド対策
当社グループでは以前よりシックハウス対策を強化するため、ホルムアルデヒド低減対策を進めてきましたが、2003年7月の建築基準法改正に合わせて、製品の基材や使用する接着剤を見直し、同年7月1日より全製品約180品種100,000アイテムについてホルムアルデヒド放散量が最も少ない区分であるF☆☆☆☆対応商品に切り替えました。
JAS製品についてはJASに定められた定期試験を実施し、JAS以外の製品についても同様に定期的にホルムアルデヒド放散量試験を実施しています。また、ホルムアルデヒド低減化建材の開発に取り組むなど、さらなる製品の改良によってホルムアルデヒド放散量の低減化に継続的に取り組んでおり、安心して暮らせる住宅部材の提供を行っています。
ホルムアルデヒド放散量基準に対する建築材料と面積制限
VOC(揮発性有機化合物)対策
当社では、シックハウス対策強化のために、有害な化学物質を含有しない天然植物成分で作られた自然塗料を塗装した商品シリーズを展開するとともに、2009年から一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会(以降、建産協)をはじめとする各業界団体が制定した「住宅部品VOC表示ガイドライン」に基づき、木質材料が4VOC(トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン)放散基準に適合することを示す「4VOC基準適合」(建産協の登録商標)の設定を取得し、自主表示を行っています。また、厚生労働省も13の化学物質を対象に室内濃度指針値を制定しています。
また2003年度にVOC対策基本方針を設定し、厚生労働省の室内濃度指針値を下回る自社基準を設け、低VOC対策を進めています。
厚生労働省室内濃度指針値対象13物質に対する当社の対策状況
(単位:μg /㎥)
化学物質名 | VOC対策状況 | 対策基準 | 厚生労働省 室内濃度指針値 |
---|---|---|---|
ホルムアルデヒド | F ☆☆☆☆ | 建築基準法 | 100 |
トルエン | 4VOC基準適合 | 業界団体自主基準 | 260 |
キシレン | 200 | ||
エチルベンゼン | 3,800 | ||
スチレン | 220 | ||
パラジクロロベンゼン | 低VOC対策 | 自社基準 | 240 |
フタル酸ジ-n-ブチル | 17 | ||
テトラデカン | 330 | ||
フタル酸ジ-2- エチルへキシル |
100 | ||
ダイアジノン | 0.29 | ||
アセトアルデヒド | 48 | ||
フェノブカルブ | 33 | ||
クロルピリホス | 不使用(使用禁止) | 建築基準法 | 1(小児は0.1) |
製品事故発生時の対応
当社では、製品事故が発生した場合に備えて、速やかに品質管理部署に情報を集約し、関連部署と緊密な連携を図る体制を整備しています。行政機関に対しては、「消費生活用製品安全法に基づく製品事故情報報告・公表制度」に従い10日以内に報告を行っています。また、品質管理部署と工場等の関連部署が連携し、事故原因の究明と、再発防止に向けた商品開発を行っています。

法規制違反件数・重大事故発生件数
(単位:件)
2022年度 | 2023年度 | |
---|---|---|
法規制違反件数 | 0 | 0 |
重大製品事故発生件数 | 0 | 0 |
より長く、より快適にご使用いただくための長期保証
「キッチンの心地よさは、暮らしの心地よさ」をポリシーとする当社では、製品を長く安心してお使いいただけるよう、最長5年の「もっとあんしんキッチン延長保証サービス」を提供しています。