つばさ|インテリアのプロ×家作りサポート

つばささんの、無理なく片付く収納のあり方。

扉を開ける手間すら省きたい。憧れの「フレームキッチン」と「su:iji」でつくる、迷わず・動かず・サッと片付く最短動線の収納術。

つばさ

つばささん

福岡県
家族構成:つばささん、母、愛犬1匹

インテリアのプロとして300棟以上の家づくりをサポートし、現在はInstagramを中心に活動するつばささん。コーディネーター歴9年の知識を詰め込んだ自邸のマンションリノベーションでは、ウッドワンの収納商品やキッチンをご愛用中です。プロ目線の収納計画について全4回にわたってお伺いしていきます。

明るく開放的な、広々としたリビング

LDKは約25帖ほどあります。友達とパーティーがしたい!素敵なテーブルやソファを置きたい!というのがリノベーションにあたっての希望でした。そんなLDKの顔となるキッチンはWOODONEさんのフレームキッチンです。インテリアコーディネーターという仕事を始めたときから、ずっと憧れのキッチンでした。

最初に検討していた間取り

最初はアイランドキッチンを希望していました。会社員時代もほぼご採用されるのはアイランドキッチン。約300棟ほど携わってきましたが、恐らく、壁付けキッチンをご採用されたのは片手におさまる程度でしょうか…。そんなこともあって、アイランドキッチンしか当初頭にありませんでした。ただ、アイランドキッチンにした場合の間取りをみて、あんまりしっくりきませんでした。LDKのかたちがL字になってしまい、家具の配置が難しそうに思えたのです。模様替えもしにくそうだし、、、。悩んでいたところ、設計の担当者から「I型はどうですか?」と提案されました。最初は「え、、、I型、、、?」と踏み切れなかったんですが、WOODONEさんのフレームキッチンカタログをぱらぱらと見ていて、I型の長いフレームキッチンがあったんです。

カタログのフレームキッチン

これを見て「かっこいいかも!!!」とI型の採用に至りました。結果的にLDKが真四角な形になったので、家具の配置や模様替えもしやすくとっても使いやすい空間になりました。

フレームキッチン+su:ijiで長さ4m超え

WOODONEのカタログを見て直感的に選んだI型のフレームキッチン。実際に導入したのは、W2575のフレームキッチンと、その隣に並べたW1845の無垢の木のキッチン「su:iji(スイージー)」のカップボードです 。
料理は好きなのですが、とにかくめんどくさがり屋。扉を開けてモノを出すという動作すらめんどくさくて、扉のないこのフレームキッチンにしました。何がどこにあるかも一目でわかりますし、ぱっと取り出せることが本当にストレスなく使えます。丸見えのキッチンはどうしてもハードル高く感じますが、フレームキッチンには”シルバー・黒・木しか置かない!”というゆるいマイルールを設けることで、キレイを維持しています。

例えば、コンロの下。ここにはフライパンやお鍋を置いていますが、シルバー・黒で統一。シルバーの収納ボックスには調味料などを収納していますが、ラベルを貼って中身が分かるようにしています。ちょっと色が嫌だな…という卵焼き用のフライパンは実は奥にこっそりしまっています(笑)。

収納物に埃がたまるかな?と心配していたのですが、意外とたまりませんね。フレームキッチンにしてから、使うものだけをしまうようになったので、それが理由かもしれません。扉で収納できてしまう(隠せる)と、”見えないからとりあえず入れる”→”いつの間にか物が増える”という流れに陥ることが多いのですが、このキッチンは”見えるからきれいにする”→”使うものしか置かなくなり物が厳選される”という良い流れが生まれている気がします。

カップボード部分はW900の3段引出しを2つ。奥行きはキッチンと同じ650mmあります。これがとっても良かったですね。家電を置いても手前にスペースができるので、ちょっとした作業もできます。引出しも奥行きがあるので、収納力が抜群です!大皿を2枚並べてもゆったり収納できます。

保存容器が意外と多くて、それだけで引出しを1段使っていますね。一番下の深い引出しには、お米のストック、お鍋の蓋、蒸し器、土鍋、水筒等、高さのあるものをしまっています。食器が好きなので気付いたらたくさんあったのですが、まだ余白はありますね。もし奥行450mmのカップボードにしていたら足りなかっただろうなと思います。

カウンターの上には家電を並べており、”黒い家電”にすると決めていました。あとは、お茶を入れる際に必要なちょっとしたものが並んでますね…。ちょっと嫌なんですが…。上部の壁に棚をつけてそこに置くのもありかなと考えています。棚を足せるように壁には下地を入れてもらっています。私がお客様にご提案する際も「とりあえず、下地は入れておきましょう!」とおすすめしています。住んでみて、使ってみて、やっぱり棚が欲しい!ってなることが多いですね。そんな時に下地が無くて付けられないのは勿体ないです。

パントリー

キッチンのすぐ横にパントリーを設けています。ちょっとぴったり過ぎた冷蔵庫と、奥に棚を取り付けました。電子レンジを置いている棚は固定棚で幅が950mm、奥行450mm、その上には奥行300mmの可動棚が3段あります。棚の下部にはゴミ箱と段ボールストックです。近頃はインターネットで何でも買える時代なので、段ボールってすぐにたまりませんか?この位置に段ボールストックの場所を設けたのは正解でした。

可動棚には寿司桶やホットプレート、土鍋などたまに使うものを置いています。一番上の棚はお酒ですね!お酒が好きなんです。周囲にもお酒好きはバレているので、いただくことも多く、たくさんありますね。実は冷蔵庫にもたっぷりビールが冷えています。自家製の梅酒も置いていますよ。
少しだけ袖壁を設けているので、リビングから見えない位置に掃除機を置いています。

このパントリーからキッチンへの動線が本当に使いやすいです。冷蔵庫から食材を出し、キッチンで調理をし、カウンターの上でお皿に盛り付けをする、そしてすぐ後ろのダイニングテーブルに出す。自分の動きに合わせて、モノをあるべき場所にしまう。そうすることで、とても使い勝手が良く、料理もはかどります。

ダイニングテーブルとワゴン

ダイニングテーブルは引出し付きのものを使用しています。なかなか引出し付きのものがなくて探すのに苦労しました。引出しには薬や文房具類を入れています。使いたいときにテーブルの上にすぐ出せて、来客時にはサッとしまえるので便利ですね。

テーブルの横にワゴンを置いています。このワゴンには調味料類を入れているのですが、キッチンで作業をする際には、キッチンに持っていき、使い終わったらリビングの目立たない位置にあるテーブル横に置いています。調味料類をフレームキッチンにしまうことも考えたのですが、”シルバー・黒・木”という私のルールに当てはまらないので、こういった使い方に落ち着きました。結果的に取り出しやすいですし、どこにでも移動できることが使いやすくて良かったです。来客時にはパントリー内に隠しちゃうこともできます。

食器棚

この食器棚は上部がガラス扉、下部がパネル扉になっています。ダイニングテーブルに近い位置に置いて、取り出しやすいようにしています。母が趣味で集めているティーカップと、私のお酒用のグラスやお猪口などをたくさん収納していますね。カップボードの上部に棚をつけることができたらそこに並べて飾ってもかわいいかな〜と考えています。パネル扉の方は日用品など見せたくないものをしまっています。

LDKでもやっぱり見せたいと隠したいのバランス

前回の玄関ゾーンでご紹介した「好きなものは見せる、そうでないものは隠す」というメリハリのルール。LDKでもまさに同じ考え方ですね。好きな調理道具を整えるのは苦になりませんが、すべてを完璧に、というのは難しいですし、やはり見せたくないものもありますよね。そういったものは引出しに収めています。でも、引出しの中も「何でもOK」ではなく、使う頻度や動線を考慮して、無理なく仕分けする。この「見せる・隠す・ゆるく仕分ける」というルールは、私の家全体に共通する収納術だと改めて感じました。

前回の記事はこちら

重いキャンプ道具も安心の強度。「仕上げてる棚板」でつくった土間収納の活用術と、収納に”余白”を残すメリット。

キャンプ道具に囲まれた土間収納 前回お話ししたとおり、リノベーションを計画するにあたって、”どこに、何を収納するか”をたくさん書き出して検討しました。 中でも趣味のキャンプ道具は量も多く、大きさもかなり大きい。砂で汚れた […]

つばささん家のキッチン

フレームキッチン


オーク

su:iji


オーク クリア塗装(扉グレード:OK50)

取材後記

前回の、玄関ゾーン同様に、見せると隠すのバランスと、使いやすい動線が非常に考え抜かれた収納だったつばささん家のLDK。きれいに整っているフレームキッチンには、”シルバー・黒・木”というマイルールが設けられていましたね。『フレームキッチンだけはこれ!』と範囲を限定すれば、無理なく美しい状態をキープできそうです。次回は、そんなつばささんでもちょっと後悔したお話と、それを改善していく模様をお伺いします。

Profile

つばさ

つばささん

福岡県在住。インテリアコーディネーター歴9年、携わった家づくりは300棟以上。「インスタ沼堕ち民を救う」をテーマに、クロスから電気配線までトータルな家づくりアドバイスを行う。現在は独立し、母・愛犬と暮らす中古マンションをフルリノベーション。「めんどくさがり」な性格を逆手に取った、生活動線重視の「頑張らない収納」や、趣味のキャンプ道具を魅せる土間収納など、プロの知見とリアルな生活感を融合させた暮らしを発信している。オンライン相談実績100件以上。

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