ひとにあう。暮らしにあう。

suit human / suit life

木がいいって、どうしてなんだろう。

無垢の床でごろごろしながら、そんなことを考えていたら、

はだしの子どもたちがかけよってきて、となりに寝ころがった。

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太古の昔から現在にいたるまで、木はいつも、ひとの暮らしの中にありました。

『考えたことなかったけど、そういえば、どうしてなんだろう?』

木がひとに、暮らしにやさしい理由。くわしくご紹介します。

木のぬくもり。素足あたたか。

さむい冬でもヒヤッとしない、無垢の床。

真冬のフローリング、冷たいのはあたりまえ…だと思ってた。

 寒い冬の朝。ベッドから足をおろして、床につける。
以前までは、足裏の冷たさにあわてて靴下をはいていた。
でも今は、素足でそのまま歩きだせる。一歩、一歩、気持ちまで軽やかになる。

フローリングが冷たく感じるのは、触れた瞬間に体の熱が冷たい床へ逃げてしまうから。1歩ごとに足の裏がヒヤッ、ヒヤッ…なんて、動くのも億劫になってしまいます。

無垢の木は、からだの中に熱を通しにくい空気をたくさん含んでいるので、ほかの素材にくらべて、熱が伝わりにくい性質をもっています。そのおかげで、素足で触れても体の熱が逃げにくいから、あの「ヒヤッ」と感もありません。

さむい日も、素足そのままでゆったりここちよく過ごす。
そんなおうち時間を、ウッドワンはご提案したいと考えています。

熱の伝わりやすさを数値化したものを「熱伝導率」といいます。
石や金属など熱伝導率が大きいものは熱を伝えやすく、紙や木材など熱伝導率が小さいものは熱を伝えにくい性質をもっています。
ピノアースは、熱伝導率の小さい木材ニュージーパインでつくられた天然無垢材。実際にふれてみると、そのあたたかさが分かります。


*1 プローブ法にて測定。
*2 20~60代男女32名を対象に、素手素足で触れたときの温冷感を7段階評価し、その得点平均値を算出。
協力:公立大学法人県立広島大学、広島県立総合技術研究所、ひろしま感性イノベーション推進協議会

ものが肌にふれたとき、私たちのからだには、どのような変化が起きるのでしょうか。
左のグラフは、おなじ温度まで冷やしたアクリル板と木材にふれたときの、血圧の変化を示すものです。冷たいアクリル板にふれたときは血圧が上昇しましたが、冷たい木材にふれても血圧は安定したままでした。
ひとはストレスを感じると、血圧が上昇することが知られています。つまり、木材は他の材料と比べて、あの「ヒヤッ」と感によって起こるストレスがちいさい材料ということがいえるのです。

部屋もこころも、カラッと。

お部屋の湿度をととのえ、ジメジメした季節も快適に。

木の家ではじめて迎える夏。なんだか気持ちいい、と感じた。

 不思議に思って、夫にも聞いてみる。
「気のせいかな?」「ちがうよ。木のせいだよ!」
…渾身のだじゃれを得意げに披露した夫は、最近やたらと木のことに詳しい。

木材は、からだの中に小さな空気のポケットをたくさん持っています。このポケットで湿気をキャッチしたり逃がしたり、まるで呼吸をするように、お部屋の湿度を一定に保とうとするのです。

木の家に入ると、なんだか気持ちいい…それは、家族みんながいつでもすこやかに過ごせるよう、家そのものが守ってくれているからなのかもしれません。

人がもっとも快適に過ごせる湿度は、50~60%と言われています。
無垢フローリングをはった部屋では、一般的なシート貼床材の場合とくらべて、約1/4の時間で快適湿度域まで到達。
からだの中にたくさん持っている空気のポケットを使って、湿気をすばやく吸収・放出するので、いつでも気持ちよく過ごせます。


10畳洋室のフローリングを想定し、密閉ガラス容器でモデル実験をおこないました。
あらかじめ同じ温湿度環境で調湿した各床材を、それぞれガラス容器に入れ、容器内の湿度の推移を測定しています。

左のグラフは、家のジメジメ度をランク付けした「ダンプネス」とアレルギー疾患率の関係をしらべたものです。
もっともジメジメ度の高いランク4の家では、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、喘息などにかかりやすくなるという結果を示しています。
湿度の高いおうちでは、カビやダニなどが繁殖しやすくなり、体にまで影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。


全国地域の世帯6,618戸を対象に、WEBブラウザを用いたアンケート調査を実施。結露・カビ・カビ臭の発生状況により、ダンプネスの程度を評価しました。

やわらかく、家族をうけとめる。

衝撃をやわらげ足にやさしい、天然のクッション。

たくさん走っても、立ちっぱなしでも、お疲れの時も。

 『走ってあそんで、たのしいね。もっともっとあそぼうよ。』
『ずっと立ち仕事で、大丈夫かな。いっしょに支えるよ。』
『おかえりなさい。今日も一日、おつかれさま。』
おしゃべり好きのこの家は、今日も家族にやさしく声をかけてくれる。

日常生活のなかで、私たちの足は思った以上に負担を受け続けています。

子どもたちが走り回るリビング、立ち仕事の多いキッチン、疲れて帰ってきて靴を脱ぐ玄関まわり…負担の多い足を、無垢の床は、いつでもやわらかく受け止めます。

毎日靴を履いてたくさん歩きまわる、私たちの足。立っているだけでも、足の裏にかかる負担は相当なものです。かたい床では、疲れも倍増してしまいますよね。モニター調査でも、硬度(ブリネル硬さ)の高い床では、足が痛いと感じやすいという結果が出ています。
無垢フローリングに出会ったら、まずは素足で乗ってみてください。しっかりと足を支えてくれるのに、どこかやわらかい…そんな不思議な感覚がするはずです。


*1 20~60代男女32名を対象に、立位時の脚への負担感(+:痛くない ⇔ -:痛い)を7段階評価し、その得点平均値を算出。
協力:公立大学法人県立広島大学、広島県立総合技術研究所、ひろしま感性イノベーション推進協議会

子どもや高齢者のことを考えると、床の安全性も欠かせません。
安全性の指標として、人の頭に見立てたヘッドモデルを決まった高さから床材に落とし、衝突時の衝撃度(G値)を測定しました。この値が小さいほど衝撃を吸収しやすく、安全な床といえます。
木材は、実は衝撃を吸収しやすい構造。空洞の多いパイプ状の細胞が柔軟に変形することで、外からの衝撃をやわらかく受けとめ、体に跳ね返ってくる負担を軽減してくれます。

まるごとあじわう、癒しのちから。

五感でたのしい。五感にやさしい。木の魅力。

見て、聞いて、嗅いで、リラックス。

 この家に招いたゲストの第一声は、それぞれ個性的で、なぜかみんな同じだ。
プログラマーの友人は「目がいやされる…」と無垢の壁ばかり眺めていた。
最近アロマにはまっているという母は、「木の香りがおちつくね」と深呼吸。
さて、今日のお客様には、どんなふうにリラックスしてもらえるだろうか。

木の家でいちばんの推しポイントは、そのさわりごこち。
けれど、それだけではないんです。

目から、耳から、鼻から…木の良さは、からだまるごとで感じてこそ。
まるで自然の森の中にいるような癒しを、ぜひご体感ください。

木材は、金属やコンクリートに比べ、紫外線を反射しにくく目にやさしい素材と言われています。
木のインテリアや木目を眺めているだけで、なぜだか落ち着く・・・そんな体験のある方も多いのではないでしょうか。

木の内装を取り入れた部屋では、熟睡時間が平均10分以上伸び、知的作業成績は平均7~8ポイント向上したというデータがあります。木のやさしい表情には、私たちのからだとこころのリラックスを促す力があるんですね。


※時間内の総正打数を作業成績と定義。習熟曲線を導出し、習熟の影響を補正。個人の能力差を考慮し、作業成績(正規化)=50+10×((作業成績)-(個人の平均作業成績))/標準偏差 を算出。

木は、高音・中音・低音をバランスよく吸収して、ほどよい残響音を残すという特性をもっています。劇場やコンサートホールに無垢の木がふんだんに使われるのは、 音を聴きやすく、自然でまろやかに演出するため。

私たちの生活する家も、大切なのは吸音と反射の自然なバランス。
音をまあるくしてくれる木の家では、家族との会話やステレオなども心地よく聞こえ、音に対するストレスを和らげてくれます。

アロマセラピーで使われる様々なアロマオイルのなかでも、木材から抽出した香りは安定した人気があります。それは、木の香りで癒されることを、人が本能的に知っているからなのかもしれません。

木材の香り物質を吸入すると血圧が低下したというデータがあります。木の香りのリラックス作用は、科学的にも証明されつつあるのです。

家族といっしょに育っていくね。

住むほどに深まる、家族のきずなと、木のあじわい。

木の家に暮らす。木の家と、暮らす。

 この家に暮らしはじめて5年。
最近運動部に入った上の子が、日に日に焼けてきているように。
家族が寝ころび、お日様をたっぷり浴びた無垢の床は、あの頃より少しだけ色が濃くなった。
それは、わたしたちとこの家がいっしょに、少しずつ変わってきた証だ。

わたしたちは、木の家と暮らしている。

木は、使いこむほどにしっとりと落ち着いた色に変わっていきます。これは「経年美化」と呼ばれ、木の細胞に含まれる樹脂(ヤニ)が、長い時間をかけて表面に浮き出てくるために起こるものです。木の使いかたや、置かれる環境によって色の変化もさまざま。「わが家だけの色」になっていくのは、無垢ならではの楽しみですね。

木材は、自然環境がつくりだした素材。その木が育ってきた環境によって、一本一本違う表情をもっています。
他の木よりもちょっとだけ色が濃かったり、小さなホクロがあったり、ケガの痕があったり…ひととおなじように個性的な「その木だけの顔」を、ぜひ愛してあげてください。

→→『 木の個性を選ぶ 』 suit me / suit our