わたしにあう。家族にあう。
suit me / suit our
わたしたちの好きな色。お気に入りの家具やインテリア。
あたらしい部屋に、家族をかたち作ってきたものを並べる。
ずっと前からそこにあったように、しっくりとなじんだ。
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それはきっと、ずっと昔からひとの暮らしにとけこんできた、木の家だから。
あなたらしさに寄りそう木、あなただけの木を、えらんでみませんか。
どの木を、家族に迎えようか。
世界中に数えきれないほどたくさんの種類がある木。色や質感もちがえば、得意なことだってちがいます。『わたしたちの暮らしにぴったりなのは、どんな木だろう?』ぜひ、お気に入りの樹種を見つけてください。
ニュージーパイン
ニュージーランドやオーストラリア、チリなど、多雨多湿で生育条件の整った地域に多く植林される松の一種。ウッドワンではニュージーランドの広大な敷地にて森林経営を行っています。温暖な地域で育ったニュージーパインは幹が太く、芯がしっかりと締まり、均一に整った伸びやかな木目が特徴。その上質な透明感のある美しさが人気の理由です。


サクラ(カバノキ)
狂いが少なく、非常に高い耐久性を持ちながらも美しい光沢をもつなど、その性質が本桜に似ていることからサクラと総称するようになったと言われています。床材や家具材などさまざまな用途に定評のあるサクラ材。美しい花は咲きませんが、穏やかな木目と紅褐色の優しい表情で、わたしたちの目を楽しませてくれます。

オーク(ナラ)
ドングリのなる木としてもなじみ深いブナ科の樹木。強度や耐久性に優れ、高級な家具や床、船などの材料として古くから世界中で需要があります。力強い木目をベースにしながらも、板目に取れば波線形に、柾目に取れば一転して穏やかで優しい木目に。さらにオーク独特の虎斑模様など、1本の丸太で多彩な表情を見ることができます。


ブラックチェリー
アメリカ東部に分布するバラ科の広葉樹。木肌は繊細で、表面の仕上がりが美しいことから家具やキャビネットの素材に適しています。また使うほどに木肌が褐色を帯び、美しさと味わいが深まっていくのが特長。経年美化を楽しむ素材として、高級家具や楽器にも多く用いられています。

ハードメープル
「カエデ」、「もみじ」などの名前でも知られる落葉高木。木肌は白っぽく、薄い赤褐色の木目を持っています。組織が密なためキラキラとした光沢があり、明るい雰囲気で人気の高い樹種です。その見た目の美しさから、家具、高級車などの装飾品に使われるほか、その硬さと弾力性を活かしてボウリングのレーンやピンにも使われています。

ウォールナット
オーク、マホガニー、アッシュと並んでヨーロッパの家具材を代表する4大銘木のひとつ。美しい木肌と狂いの少ない材質が特長で、欧米では古くから家具・装飾用材、楽器の素材としても利用されてきました。その重厚感のある美しさから、建築材としても人気が高く、優しく落ち着いた風合いは日本でも大変好まれています。

桧(ヒノキ)
強度・耐久性に優れた建築材として、古くから構造材や天井、床材に至るまであらゆる部分に活用されてきました。その利用は一般家屋にとどまらず、今でも神社仏閣の建築には欠かせません。くっきりと色濃く浮かんだ木目や、美しくつやのある表情、何より特徴的なやさしい香りは、日本人の感性にうったえるものがあります。


欅(ケヤキ)
北海道以外に広く生育するニレ科の広葉樹。たくましい幹や枝振りの良い姿から神社や寺の境内、街路樹などに多く採用されています。心材部分は少し赤みがかった褐色、辺材部分は透明感のある淡い褐色。銘木と呼ぶにふさわしい、伸びやかで明るい欅独特の木目が、品格ある空間を演出します。


松(マツ)
永く使いこむうちに増していくツヤや飴色の美しい光沢が楽しめる松の木工品。飾り棚や座卓、茶道具として古くから愛でられてきました。現在では、乾燥しやすく狂いも少ない性質を活かし、構造材から造作材、建具、家具など幅広く利用されています。密でまっすぐに伸びた木目は、空間に奥行きと広がりを与えてくれます。

わたしのホクロと、おそろいの木を見つけた。
おなじ種類の木であっても、自然がつくりだす模様はひとつひとつちがいます。
すこし色黒だったり、ホクロがあったり、そのお顔はとっても個性的。
魅力あふれる木のキャラクターマークを紹介します。
ケガもしながら大きくなった。
入り皮
台風がきたり鳥につつかれたり、危険がいっぱいの自然界では、成長の要である樹皮周辺の組織(形成層)が傷ついてしまうことも。でも、木はくじけません。傷ついた部分を包み込むように体の中にかくまって、傷を癒着・修復しながら成長を続けていきます。この時できるカサブタのようなものが「入り皮」。木が持つ強い生命力の証です。
ホクロはチャームポイント。
節
成長とともに枯れ落ちた細枝の根元は、自然に幹の中へ取り込まれていきます。この時できる枝の跡が「節」。どんな木にも自然にできる、ホクロのようなものです。ウッドワンでは、木が若いうちに不要な枝を人の手で丁寧に取り除く「枝打ち」を行うことで、節が目立ちにくい木を育てる工夫をしています。
アルバムのページを重ねるように。
濃淡(赤白)
淡かったり、赤みがかっていたり、木の色合いは同じ物がふたつとありません。一枚の板の中でさえ、色の薄い部分と濃い部分が混じっているものもあります。それは、木の細胞が若い時は白っぽく、成熟しきった時はその成分が変化して色が濃くなるから。自然の生み出す濃淡のグラデーションは、その木が重ねてきた歴史なのです。

天才肌ゆえのきらめき。
虎斑
天然オーク材の特徴としてよく見られる帯状のまだら模様を、「虎斑」といいます。銀色に光って見える斑は、幅広の放射組織(※)の断面があらわれたもの。オーク独特の紋様として、古くから大切にされています。
※放射組織…木が成長するのに必要な栄養分を貯蔵する部分で、繊維方向に直行した組織。
ふたつの顔をもつ、ミステリアス。
交錯木理
タウンサエットという木は、繊維方向が一枚の板の中で右斜め、左斜め、右斜め…と交互に変わる「交錯木理」を特徴としています。ビロード布の毛を逆立てると色が変わって見えるように、繊維方向で光の当たり方が変わることで色の濃淡に変化が生まれ、高級感のある独特の表情を引き出します。
健康いちばん、大きくなあれ。
カナスジ、ヤニツボ
樹木はさまざまな成分を体内に取り込み貯えながら、大きく育っていきます。 地中から吸い上げたミネラル分の一部が、長い年月の間に細胞中に堆積して固まった「カナスジ」や、傷口をふさいだり病原菌から保護するために体内に貯えた樹脂の跡「ヤニツボ(またはヤニスジ)」は、その木が健康に、しっかり育った証です。
そのほかのキャラクターマークについては、床材・階段材カタログをご覧ください。
『 木の良さを選ぶ 』
ひとにあう。暮らしにあう。