暮らしの不便を理想のカタチに。住み継いだ家に「自分たちらしさ」を

キッチンを中心とした広々ダイニング

広々カウンターは特注オーダー（集成カウンター/一本芯ニュージーパイン 3mx0.9m）
大人数で集まったときに重宝し、趣味のパン作りのときにも大活躍。いろんな使い方ができて生活がとても豊かに。

一番打合せをして思い入れもあるというキッチンは、家事動線が考えられたコの字型に。

家事動線を考えて扉付きではないオープンタイプのフレームキッチンを採用。
ご主人は「見えるけど大丈夫？」と思っていたそうだが、「モノを増やさないという戒めにもなるから」と奥様。

以前は「昔ながら」の壁付けのキッチンでモノをしまい込んでいたそうだが、その不便を言葉にして伝えていたとのこと。
もともと住んでいた家での“暮らしの不便”をヒントに、打合せを重ねて機能的なキッチンに仕上げていった。

大容量の造作収納。
見える部分は、すっきりみせて欲しいという設計者の想いもあり、キッチンの反対側の収納にはかなりの工夫がされている。市販のカゴがぴったり納まるなど、絶妙なバランスで設計されている。

食洗機は海外製のフロントオープンで大容量のものを採用。
いっぱい入るので、1日分の洗い物をためてからまわすそう。

2階の使わない部屋はなくし、吹き抜けに。
もともと1階には二間続きの和室や縁側があり、日当たりが悪かった。吹き抜けを作ることでリビングに明るい自然光が入る。

2階の窓からは海を眺めることができ、遠くに美しい島々が見える。
リフォームによって、海の見える範囲が広がったそう。