<“プロダクトデザイナー深澤直人氏”とともにスタンダードな建材に仕立てた新シリーズ> 「WO Timeless standard collection」4月発売 ~上質で時代に左右されず、暮らすうちに味わい深く変化していくスタンダードな商品~
株式会社ウッドワン(本社:広島県廿日市市、社長:中本祐昌)は、世界を代表するプロダクトデザイナー深澤直人氏をディレクターに迎え、「WO Timeless standard collection」(以下、「WO ダブルオー」)という新たなシリーズの発売を4月開始します。
幅30cmの1枚単板を使った床材をはじめ、ドア、キャビネット扉などの建材、テーブル、シェルフなどの家具を発売します。ウッドワンが30 年をかけて育んできた、循環型のニュージーランドの森から生まれる木材を、時間が経つことに味わい深くなる商品に仕立てていきます。
ウッドワンは、広島の吉和村で林業からスタートした会社です。1990年には、ニュージーランド北島で森林経営権を取得。約30年で育つニュージーパインⓇの森を育てています。現在では約40,000haの森林を30区画に分けて植林・育林・伐採を繰り返す持続可能な森林経営を行っています。手入れにも力を入れて、8mまで枝打ちを繰り返すことで、節の無いまっすぐで品質の高い原木を作ることができます。これまでも、このニュージーパインⓇを使用した商品を販売してきました。しかし、「デザインがちょっといまひとつだね」、シートの印刷技術の向上により本物の無垢材や突板でなくても「木質柄で十分だね」と言った声がありました。
ウッドワンの扱っている建材という商品は工事を伴って完成する商品です。完成したらファッションのように季節や流行によって置き換えたりするのは難しい商品です。また、歳を重ねることで嗜好が変わったり、家族の成長とともに暮らし方も変わるかもしれません。最近の社会は、「スクラップ&ビルド」より、長く住まうことが環境配慮型社会にも貢献できると言われています。
そうした背景の中、世界を代表するプロダクトデザイナー深澤直人さんのデザインの力を借りながら、30年かけて育てた木材を活かすプロジェクトをスタートしました。約2年半の試行錯誤を繰り返しながら、30年かけて育てた木材を使い、上質で時代に左右されず、暮らすうちに味わい深く変化していく新しいコレクションが生まれました。建材は生活の背景であり、背景を大切にすることで心地よい空間が生まれます。
ウッドワンは、これからも森を育てるとともに、育てた木材を使い資源循環型社会の実現に貢献できる建材メーカーを目指していきます。
【シリーズ名】
「WO Timeless standard collection」
【発売予定日/販売地域】
4月25日(木)/全国
【売上目標】
初年度5億円/年
【カタログ】(※4月中旬発刊予定)
カタログダウンロード:https://www.woodone.co.jp/static/business/shoplistcat/newcate
または、お近くの営業所およびウッドワンプラザへお問い合わせください。
【「WO」ウェブサイト】(※4月中旬公開予定)
https://www.woodone.co.jp/product/item/wo/
【開発コンセプト】
上質で時代に左右されず、暮らすうちに味わい深く変化していくスタンダードな商品
【シリーズ紹介】
これまでのニュージーパインⓇは塗装した際に黄色味が強くでていましたが、今回のシリーズでは、黄色味を抑えて塗装感を感じさせない素地のような塗装を施しています。時間とともに味わい深く色合いが変化していくシリーズになります。
<深澤直人氏 プロフィール>
【商品紹介】※商品は一部となります
床材
- 幅303mm長さ3030mmの1枚単板を使った迫力のあるサイズ
- 丁寧に枝打ちして節の少ない木材を利用した厚さ1.2mmの突板
引き戸
- 引き戸の框幅は75mmと従来品より最大60mmも小さくしました。
- 框部材の材料はニュージーパイン無垢材になります
- 枠材は壁の中に納める下地枠を用意します
レバーハンドル
- 丸座の厚みを9mmから7mmに薄くしました。
- 仕上げはアルミアルマイト仕上げにしています。
ルーバー扉(クローゼット扉)
- ニュージーパイン無垢材を使い、通気ができる本物のルーバー扉
- 框の見付け幅を15㎜まで薄くしました
- 壁内の枠材を納める下地枠も準備しました
- 色は写真のグレー色とホワイト色の2色を発売します