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お知らせ・ニュースリリース

CO2排出量削減に貢献 自社バイオマス発電所由来の再生可能エネルギーを導入

 株式会社ウッドワン(本社:広島県廿日市市、社長:中本祐昌)は、事業活動における環境負荷軽減のため、2022年4月1日より自社のバイオマス発電所(広島県廿日市市)で発電された再生可能エネルギー由来で実質的にCO2排出ゼロの電気を自社工場で使用します。
 これにより、当社の国内すべての製造拠点で使用する電力が、自社バイオマス発電所由来の再生可能エネルギーの電力へ切り替わることとなり、当社が使用する電力量の約75%に相当します。またCO2削減量は、一般家庭の約2,940世帯分となる年間約8,000トン(※1)を想定しています。
※1:関西電力株式会社のCO2排出係数(2020年度)より算定


RE-energy_image
イメージ図

【概要】

 当社は、2015年に固定価格買取制度(FIT)に適応したウッドワンバイオマス発電所を新設し、自社製品の製造工程で出る端材などを燃料として発電し、全量売電してきました。
 このたび、当社は関西電力株式会社が提供する「再エネECOプラントラッキング付帯(※2)」を活用し、再生可能エネルギー由来の電気が持つ環境価値(CO2を排出しないこと)を証書化したFIT非化石証書にウッドワンバイオマス発電所の属性情報(電源種や発電所所在地などの情報)を付与した「トラッキング付非化石証書」を購入することにより、ウッドワンバイオマス発電所に由来するCO2排出量ゼロの電気を国内製造拠点にて使用するものです。
 「トラッキング付非化石証書」は、脱炭素社会を目指し、企業が自ら事業で使用する電気を100%再生可能エネルギー由来の電気で賄うことを目指す国際イニシアティブ「RE100(※3)」への適合が可能です。

※2:再エネECOプラントラッキング付帯
   再生可能エネルギー由来の非化石証書の持つCO2排出量ゼロの付加価値(環境価値)に再エネ電源のトラッキング情報を付加するメニュー。
※3:RE100
   使用する電力の100%を再生可能エネルギーにより発電された電力にする事に取り組んでいる企業が加盟している国際的なイニシアティブです。

【今後の展開】

今後も当社は、ニュージーランドで植林から伐採まで30年サイクルで行う法正林施業による安定的な木質資源の確保を主体とした一貫生産販売体制の中で、持続可能な社会の実現に資する取り組みを拡大、継続してまいります。

【再エネ電力への切替について】

  • 切替時期:2022年4月1日
  • 切替方法:トラッキング付FIT非化石証書
  • 切替電力量:22,700千kwh(2020年度電力使用量の約75%に相当します。)
  • CO2削減量(想定):年間約8,000トン(一般家庭の約2,940世帯分※4) 
  • ※4:環境省が令和3年3月26日に公表した令和元年度家庭部門のCO2排出実態統計調査の結果(世帯当たりの年間CO2排出量2.72 t-CO2)より算出。