つくるって愉しい! 好みの木でおしゃれな収納棚をDIY ~オーダーDIY家具「ITAYA」~
2023.11.17
# DIY 家具 # 収納棚おしゃれ # 棚 DIY # 棚 diy おしゃれ # 棚板diy二級建築士。専門学校を卒業後、店舗やオフィスなどのデザイン・設計に従事。 「住宅にかかわる仕事がしたい」という子どもの頃からの夢を叶えるため、結婚後に大手ハウスメーカーのリフォーム営業に転職。外装から内装まで家のリフォーム全般に携わる。 その時の経験を活かし住宅や建築に関する記事を執筆。 現在は子育てをしながら、CADでの図面作成業務とライターを兼業するフリーランスとして活動中。
二級建築士。専門学校を卒業後、店舗やオフィスなどのデザイン・設計に従事。 「住宅にかかわる仕事がしたい」という子どもの頃からの夢を叶えるため、結婚後に大手ハウスメーカーのリフォーム営業に転職。外装から内装まで家のリフォーム全般に携わる。 その時の経験を活かし住宅や建築に関する記事を執筆。 現在は子育てをしながら、CADでの図面作成業務とライターを兼業するフリーランスとして活動中。
目次
インテリアを自分好みのテイストにコーディネートするときには、家具選びが重要です。家具や収納棚のデザインによって、お部屋の印象は大きく変わります。
「アクセントになる飾り棚が欲しいけれど、イメージにぴったり合うものがない・・・」
「空いたスペースに収納棚を置きたいけれど、市販だとサイズが合わない・・・」
そんなお悩みを抱えている方に是非おすすめしたいのがDIY初心者さんにも挑戦しやすい「オーダーDIY家具」です。
好きな木を選び、サイズを指定すれば、カット済みの材料がセットになって届く仕組み。
今回は、ウッドワンのブランド「ITAYA」の「オーダーDIY家具」についてご紹介します。
イメージにぴったりなおしゃれな棚をDIYで作ってみたい!
大きさや形、デザインなど、自分の好みに合った家具や収納棚を自分でつくれたら素敵ですよね。
イメージする家具を自分でデザインして、高さや横幅、奥行きなど納まりについて設計・検討、材料を探してサイズ通りに切って組み立てる……。
これらを全てをDIY初心者さんがいきなり始めるには、なかなかハードルが高い作業です。
なかでも、木材のカットや加工は、DIY初心者さんには特に難しい工程になります。
そこでおすすめしたいのが、棚板のカットや加工をしてくれる「オーダーDIY家具」です。
複雑な工程はいらない! 好きな木を選んで自分で組み立てる「オーダーDIY家具」
「オーダーDIY家具」とは、自分で素材を選び、サイズを指定して自分で組み立てるDIY家具です。
面倒な木材のカットや棚板の加工もカスタマイズしてオーダーできるのが「オーダーDIY家具」のメリットのひとつ。
塗装品であればプロの仕上がりの材料が手に入り、しかも、必要なビスなどが全てそろったキットになって届くのも大きな魅力です。
複雑な工程を省きながら、イメージにぴったり合う家具づくりを愉しめるので、DIY初心者さんでも安心して挑戦できます。
棚板加工や組み立て家具を自分でオーダー! 板の専門店「ITAYA」
木を育てている会社が運営する、板の専門店「ITAYA」とは?
ITAYAは「つくることの愉しさ」や「木と暮らす心地良さ」を、人々に広めることをコンセプトにしたDIY専用のブランドです。
サイズや棚板の面取り加工など、設定が複雑になりがちなオーダー家具を、感覚的に簡単に注文することができます。
板を選んで組み立てる「オーダーDIY家具」
テレビ台やキッチン収納、ローテーブル、可動本棚、固定本棚など、おすすめの「基本セット」はラインナップが充実。
お部屋に合わせて、ぴったりのサイズでオーダーできます。
デザインもシンプルなので、DIY初心者さんでも挑戦しやすい商品です。
(左から順にTV台、キッチン収納)
(左から順にローテーブル、本棚)
DIY好きなら、棚板を加工して活用できる「オーダー棚板」が便利
「オーダー棚板」は、好きな樹種を選んで、ご希望のサイズに加工できる商品です。
サイズのオーダーだけでなく、カスタマイズで面取り加工も思いのまま。
金物との組み合わせで、おしゃれな収納棚をつくることができます。
ちょっと大変・・・だけど愉しい! 「オーダーDIY家具」に挑戦!
さっそくオーダーDIY家具に挑戦してみましょう!
ここでは、オーダーDIY家具の注文の手順や準備するもの、組み立てのポイントなどを解説します。
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まず、DIYで何をつくる?
DIY初心者さんは簡単なつくりの家具から始めてみましょう。
通販などで購入した「組み立て家具」をつくったことのある人ならその難しさも何となく想像できるかもしれませんが、棚板の多い本棚などは難易度が高めです。
最初はパーツの少ない「ローテーブル」がおすすめです。
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オーダーDIY家具の注文手順
- 注文手順はとても簡単です。
- ① 基本セットからテンプレートを選択
② サイズ(幅・高さ・奥行き)を入力
③ 樹種を選択
④ 塗装のあり・なしを選択
⑤ 面取りとコーナー加工を選択 - これらの手順で簡単にオーダーができます。基本的なサイズはテンプレートで設定されていますが、プラス料金で1mm単位からのサイズ変更も可能です。
事前に用意しておくもの
- オーダーDIY家具の組み立てには、次の道具が必要になります。
① インパクトドライバー
② プラスチックハンマーor木製ハンマー
③ 当て木
インパクトドライバーのアタッチメントは「下穴キリ」と「プラスビットの2番」を準備しておきましょう。 -
組み立てのポイント
- 次の4つのポイントを押さえることで、家具をキレイに組み立てることができます。
① ビス打ち
- ビス打ちはとても大事な工程です。樹種によって木材の硬さは異なりますが、柔らかい木や硬い木であっても、あらかじめ下穴をしっかりあけて、まっすぐにビスを打つことが重要です。
② 各部材の接合
- 「ダボの打ち込みが足りない」
「ボンドを入れ忘れる」
「ボンドを入れすぎてあふれる」
これらは、初心者によくありがちな失敗です。材料同士をしっかり固定するためにもダボはよく打ち込んで、ボンドは適量を入れるようにしましょう。
③ チリの調整
- 「チリ」とは、家具や建物で表現される納まりのことで、部材同士を組み合わせたときにできる、わずかにずれた箇所の寸法を指します。
- 各部材の接合後にビスを打ち込む際には、チリの具合を微調整しながら行いましょう。そうすることで、後から何度も調整する必要がなくなります。
- また、木材は温度や湿度など周りの環境の変化を受けて、膨張したり収縮したりします。図面通りに加工されている木材でも、かみ合わせがきつい部分や緩い部分が出る可能性を念頭に置いておきましょう。
④ 木栓でフタをする
- ビスを打った部分には、ボンドを塗布して木栓でフタをします。木栓も一つひとつ木目や色味が異なるため、どのビス穴にどの木栓を入れるのか、あらかじめ考えながら作業しましょう。細部にまで気を配ることで、家具の仕上がりがグンと良くなります。
木の温もりあふれる「オーダーDIY家具」で特別な空間に
ITAYAでは、一本芯や集成芯など本物の木をつかっています。
木ならではの温もりや、やさしい感触が味わえるのも「オーダーDIY家具」の魅力です。
自分で木を選び、組み立てた家具は愛着もひとしお。
住み慣れたお部屋も、より一層特別に感じられることでしょう。
さあ、あなたは何をつくりますか?
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