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収納 家づくりを検討中の方

2024.02.02

壁面収納? いいえ、壁に埋め込む壁厚収納です。生活スペースを減らさず収納を増やす!

2024.02.02

# 収納 # 壁 埋め込み # 壁厚 # 壁厚収納 # 壁面収納
安美 サヨリ

二級建築士。専門学校を卒業後、店舗やオフィスなどのデザイン・設計に従事。 「住宅にかかわる仕事がしたい」という子どもの頃からの夢を叶えるため、結婚後に大手ハウスメーカーのリフォーム営業に転職。外装から内装まで家のリフォーム全般に携わる。 その時の経験を活かし住宅や建築に関する記事を執筆。 現在は子育てをしながら、CADでの図面作成業務とライターを兼業するフリーランスとして活動中。

二級建築士。専門学校を卒業後、店舗やオフィスなどのデザイン・設計に従事。 「住宅にかかわる仕事がしたい」という子どもの頃からの夢を叶えるため、結婚後に大手ハウスメーカーのリフォーム営業に転職。外装から内装まで家のリフォーム全般に携わる。 その時の経験を活かし住宅や建築に関する記事を執筆。 現在は子育てをしながら、CADでの図面作成業務とライターを兼業するフリーランスとして活動中。

「限られた空間で、できるだけ多くの収納スペースを作りたい」と考え、試行錯誤されている人は意外に多いものです。

収納スペースを確保するための手段に、部屋の壁を利用した壁面収納があります。しかし、収納棚の存在は圧迫感を生み出す原因に・・・。

間取りや家具のレイアウトによっては、生活しにくくなってしまう恐れがあります。

そこで今回ご紹介するのが、収納棚を壁に埋め込む「壁厚収納」です。

いくらでも欲しい収納!でも生活スペースは圧迫したくない

結婚や出産、入園・入学など、生活スタイルの変化に伴い、物は徐々に増えていきます。

「できるだけインテリアを損なわず、収納スペースを増やしたい!」

「でも、これ以上場所を確保するのは難しい・・・」

そんなお悩みを抱えている方も多いはず。おしゃれな壁面収納はたくさんありますが、難点は「部屋のスペースが削られてしまうこと」ですよね。

大容量になればなるほど収納家具のサイズは大きくなり、室内を圧迫してしまいます。

そんな時に便利なのが、“壁の厚み”を利用した収納方法です。

必要なものを使う場所に収納!ウッドワンの「壁厚収納」とは

建物の壁は壁の素材や重さを支える間柱、石膏ボードやプラスターボードと呼ばれる壁パネル、壁紙などの仕上げ材で構成されており、間柱と間柱の間には空間があります。

壁内部のこうした空間を利用して取り付ける収納棚を「壁厚収納」といいます。(「ニッチ棚」とも呼ばれます)

空間を間仕切る壁の厚みを使った収納なので「収納棚が部屋の面積にほぼ干渉しない」という特長を持っています。

仕上がりもスッキリしていて、さりげなく収納量をアップでき、部屋のインテリアを損ないません。

ウッドワンでは、空間が有効に活用できる「壁厚収納」を4種類ご用意しています。

壁厚収納①:トイレ内収納

ただでさえ狭くなりがちなトイレも、壁厚収納を設置することにより、必要なものがスッキリとまとめられます。

飾り棚付きのタイプであれば、芳香剤やお花を飾ることも可能です。

壁厚収納②:マガジンラック

雑誌やカタログなどは散らかりやすいモノのひとつ。壁厚収納を利用すれば、サッとしまえて取り出す時も簡単です。

ダイニングやキッチンの壁に取り付けて、レシピ本を収納するのも良いですね。

壁厚収納③:書棚フロアータイプ・トールタイプ

文庫本やCD、DVDが収納できる書棚です。小物用の棚としても使用できるので、散らかりがちなリビングに最適。

テレビボードの横に設置してDVDを収納したり、ソファ近くの壁面に設置して家族写真を飾ったり。

最近では子ども部屋をコンパクトにするご家庭も増えていますが、お子様用の本棚として壁厚収納を設置すれば、スペースもより効率的に利用できます。

サイズもお好みに合わせて「フロアータイプ」と「トールタイプ」の2種類からお選びいただけます。

壁厚収納④:薄型シューズラック

狭い玄関でも、壁厚収納があればスペースをしっかり確保できます。

「狭いスペースにシューズラックを置くのはためらってしまう・・・」といったお悩みをお持ちの方におすすめです。

ステンレスパイプにかかとを引っ掛け、靴を立て掛けて収納するタイプなので、棚がない分お手入れも簡単。

手持ちの靴が増えて玄関先が散らかってしまう前に、導入を検討してみてはいかがでしょうか?

壁内に納まって、スッキリした印象に

住宅の一般的な壁の厚みは約130㎜です。

上記でご紹介した「マガジンラック」や「書棚」は奥行きサイズが130㎜なので、チリ(壁面から部材表面までのわずかな段差)の十数ミリ程度が壁から出っ張るのみ。

壁の内部にほぼ納まる「壁厚収納」は、生活空間を削ることなく、収納量を増やせる点が最大の魅力です。

収納を家全体に“分散配置”する「ゾーン収納」にも最適

玄関で使うものは玄関に。

トイレで使うものはトイレに。

リビングで使うものはリビングに・・・。

生活のシーンに合わせ、使うものを使う場所に“分散配置”する「ゾーン収納」は、より暮らしやすくするための収納です。

これまでの収納に「壁厚収納」を組み合わせると、家族それぞれの生活スタイルに合わせた収納の仕組みがつくれます。

取り出しやすく、しまいやすい」ことが、使いやすい収納に必要な条件です。

できるだけ少ない動作(アクション)で出し入れができるよう、 “壁の厚み”を最大限に利用した「壁厚収納」で、快適な収納を叶えてみませんか?

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