コーナー窓に一目ぼれして購入した中古物件を、理想の住まいへとフルリノベーション。廊下側の床が高くLD側が低い構造で段差解消が課題だったが、廊下からダイニングをフラットに整え、リビングとの境にあえて段差を設けてゾーニング。「仕方なく段差があるのではなく、空間に変化がついて積極的に使える段差になって大成功でした」とご主人。段差や梁下には間接照明を仕込み、ホテルのようなくつろぎを演出。コーナー窓にはベンチとシェルフを造作。「横になったとき空だけが見える高さにしてもらったので、気持ちよく日向ぼっこできて、休憩にもぴったり。夜はここで本を読むのが至福の時間です」と奥様。キッチンは角ばったデザインにひと目惚れした「SU:IJI」を採用。家事を分担するご夫婦のために、カウンターと背面収納の間に十分なスペースを確保し、「2人で同時に作業しても狭くない」理想のペニンシュラキッチンが実現した。