
受賞無し
2025年度
千葉県
コロナ禍を経て、リモートワークの普及や共働き家庭の増加、物価高騰など、私たちの暮らしは大きく変化しています。 これからの時代に求められる住宅として、四角い箱の中にユニットを組み合わせる「ワンボックス可変ユニットハウス」を基本とし、『経済性・多様性・柔軟性』と『楽しさ・満足感・安全性』の両立を図りました。 テーマは「ボタニカルガーデンがある家」。都市型住宅において多く見られる“活用しきれない庭”ではなく、あえて庭を住まいの内部に取り込み、完全プライベートな空間として再構築しました。周囲の視線を気にせず、BBQや家庭菜園、読書などを楽しめる新たな暮らしのシーンが生まれます。 さらに内庭に隣接して縁側を配置し、「家の中にもうひとつの家があるような」、遊び心あふれる設えに。内庭を囲むように空間が緩やかにつながることで、居場所の多様性が生まれ、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる設計としま