中庭を中心に、自然と調和するように設計した、和の平屋。　四季折々の風景を室内から臨み、光や風を感じながら、豊かな時間を育む暮らしを実現。素材には、木・和紙・竹・畳などの日本の伝統的な自然素材を随所に用い、落ち着きと、ぬくもりのある空間を演出しながらも、透明のドアや黒を取り入れ、現代での「カッコいい」も追及。さらに、ロの字型平面という、回遊できる間取りとし、日々の生活の中にも遊び心生まれる動線を計画。伝統と革新が共存する社会の中で、静けさの中にこそ、豊かさが息づく。そんな、現代の日本の姿を、住宅で表現した。