『木のやさしさを活かした上質なラウンジ』
築20年を経た施設を、高級住宅街の立地と富裕層の会員層にふさわしい「木のぬくもり」と上質さを感じる空間へと再構築した。特に吹き抜けホールでは、ウッドワンのデザインウォールを主役に、光と陰影が木の素材感を際立たせる設計とし、視覚だけでなく触覚的な高級感を追求。照明位置はパネルの凹凸と調和するようミリ単位で調整し、広い空間に柔らかさと静けさをもたらした。受付カウンターや照明も、会員のライフスタイルに寄り添うホテルライクな意匠と機能性を両立。環境負荷軽減にも配慮し、メンテナンス性の高い器具配置とし、今後の基準となる旗艦店として計画した。