
受賞無し
2025年度
東京都
【リフォームの動機】 37年前に建築したこだわりの住まいを新たな家族・世代に住み継ぐために全面的なリフォームを実施 【設計・デザインコンセプト】 設備や内装材は老朽化が進み、全面的に工事を行う必要があったが、家の中心にある吹き抜け階段と木天井は意匠的に美しく、補強や補修を行って残したいというコンセプトから設計・内装デザインを発想。 新築当時の37年前から周辺環境が変化し、1階LDKは風通しも悪く暗い印象であったためLDKを2階に移動。構造躯体に配慮しながら、間仕切りを減らした開放的なプラン、外から光を取り入れる工夫を随所に施した。 内装は既存の吹き抜け階段と木天井(チーク)に調和するよう低彩度で色味を抑えた内装材を選定した。額縁・造作家具等は塗装や補修を行い再活用し、モダンな内装とレトロなデザインが調和したリノベーションならではのミックススタイルを実現した。