限られた敷地面積を最大限に活かすため、パノラマビューが楽しめる大開口や地窓を設け、敷地全体をリビング空間の一部として捉えるよう設計しました。門型ガレージは木に包まれるような半屋外空間とし、アプローチとしての印象を高めるだけでなく、夏には子どもたちのプール遊びの場としても活躍しています。お施主様は、淡くやさしい色味を好まれた為、建物の中心にはウッドワンのキッチンを配置し、空間の核としてインテリアを構成。素材や色味をキッチンに合わせ丁寧に選定することで、落ち着きのある統一感を実現しています。断熱材には自然素材のセルロースファイバーを採用し、深い軒による日射制御と組み合わせることで、パッシブな快適性と環境配慮を両立。帰宅後、徐々に視界に広がるパノラマビューが一日の疲れを癒し、庭で育てるスノードロップの花と、室内のスノードロップ照明が、暮らしを美しく楽しくしてくれます。