
受賞無し
2025年度
千葉県
テーマ:TOKI-TO-KI スキップ、リンク、そして未来へ、多層空間が紡ぐ家族の時間 工夫:2階建てが主となる量産住宅に対し、吹抜で緩やかに繋がる5つの空間で構成した。つかず離れずの距離感でそれぞれの時間を尊重しつつ、気配は感じられるように計画した。中2階の空間とその下の空間は、子供の成長に応じて多様な用途に変化。階段や廊下等の未活用空間を格子手すりで繋ぐことで視覚的な広がりを生み出し、個々のアイデアで使い方、遊び方が広がる余白を創出しました。特に、中2階下の空間は、子供の遊びや学びの自立スペースとなり、リビングへのカーペットの染み出すことで大人が子供の近くでリラックスできる場を作り出した。さらに、IoT住宅設備の導入は家事の効率化を促し、どの場所にいても照明や窓の開閉等を気軽に音声や携帯で操作でき、場を選ばず、創出された時間を家族との共有に充てることを可能とした。