「木とくらす幼稚園」へようこそ!

ウッドワンが考える子どもの居場所のつくりかた


わたしたちのつくる商品の多くは、一般住宅向けの木質建材です。
いわゆる「子ども向け」のかわいらしい商品となると、
わたしたちの出番はないのではと考えていました。

けれどもありがたいことに
「ウッドワンさんには幼稚園や保育園のための商品はないんですか?」
というお声をたくさんいただくようになりました。

ウッドワンで商品開発に携わるメンバーにも、子育て真っ最中の社員が何人もいます。
子育てを始めてみると、子どもたちにこそ、上質なもの、
そして安心できる素材に触れてほしいという思いが強くなったと言います。
大人も使いたくなるような、素材を生かした、永く愛されるいいもの。
それが商品のコンセプトとなりました。

わたしたちの作る木の商品には、子どもたちの目を引くような派手さはありません。
でも、「なんとなく居心地が良い」と感じてもらえる空間づくりには、お役に立てる自信があります。

落ち着く、ほっとする、のびのびと遊べる、そんな居場所があることが、
子どもたちにとってはとても大切。
わたしたちの作る商品が、そんな居場所を作るお手伝いをすることができたら、とても幸せです。

教育方針

成長を信じて待つ。

わたしたちが大切にしたいのは、手を出し過ぎず、子どもたちの自ら伸びる力を信じること。
これは、わたしたちがニュージーランドの森で木を育てることとよく似ているのです。
一本の木が一人前になるまでに必要な時間は、約30年。
この間に必要なのは、間伐をしたり、枝打ちをしたりと、ちょっとした手助けをすること。
そして、木が自分の力でゆっくりと育つのをじっと待つことです。
こうして育った木が、今度は子どもたちの成長を手助けする役割を担います。
スピードや効率が重視されがちな現代ですが、時間をかけて育った自然の素材の手触りや質感から、子どもたちは多くのことを感じ取ります。
わたしたちの生み出す製品は、子どもたちの暮らしの中で一緒に時間を紡ぎ、その成長を温かく受け止める存在でありたいと思います。

季節と学び

自然素材は子供にとって最高の教材です。
自然の不思議さや香り、肌ざわりが
日々の暮らしのなかで学びの意欲を高めます。



日に日に暖かさがまし、木々は芽吹き、山々は新しい緑でおおわれます。
新しい暮らしが始まる緊張感も、楽しい空間でワクワクに変わります。



さんさんと輝く太陽の光を受けて、木々は枝を伸ばし、葉をしげらせます。
はだしで駆け回る子どもたち。成長期の足も、無垢の床がやさしく受け止めます。



木々の生長は止まり、山々は色とりどりの紅葉でおおわれます。
運動会やいもほりなど、子どもたちが楽しみにしている行事が待っています。



すっかり葉を落とした雑木林ですが、次の春を迎えるため
木々はもう冬芽を備えています。 一年間で心も身体も一回り成長した子どもたち。
寒い冬でも元気に遊び、風邪もひきにくくなりました。

施設案内

子どもたちが過ごす場所に木を使うということ。

子どもたちはその小さな体で、見るもの、触れるものから日々多くのことを吸収しています。
かたい、やわらかい、あたたかい、つめたい、サラサラ、デコボコ…
本物の手触りや質感から、育まれる感性があります。

保育の現場では、五感をとても重視します。 見た目、触った感じ、走ったり踏んだりした時の音…など 五感を使うことが子どもたちの感覚を研ぎ澄ませ、 成長発達につながる基盤になるからです。 本物の素材に触れ、五感を使うことで感性を養うことができるということは、 子どもたちの成長にとってとても大切なことです。

衝撃をやわらげ足にやさしい、天然のクッション。

毎日たくさん歩きまわる、私たちの足。立っているだけでも、足の裏にかかる負担は相当なものです。かたい床では、走り回る子どもたちも疲れてしまいますよね。木材は、実は衝撃を吸収しやすい構造。空洞の多いパイプ状の細胞が柔軟に変形することで、外からの衝撃をやわらかく受けとめ、体に跳ね返ってくる負担を軽減してくれます。成長期の子どもたちの足にも優しい素材です。また衝撃を吸収してくれる床は、転んだ時のケガのリスクも軽減してくれます。

こころも、からだも、リラックス。

木材は、金属やコンクリートに比べ、紫外線を反射しにくく目にやさしい素材と言われています。木のインテリアや木目を眺めているだけで、なぜだか落ち着く・・・そんな体験のある方も多いのではないでしょうか。木の内装を取り入れた部屋では、熟睡時間が平均10分以上伸び、知的作業成績は平均7~8ポイント向上したというデータがあります。木のやさしい表情には、私たちのからだとこころのリラックスを促す力があるんですね。

部屋もこころも、カラっと。

木材は、からだの細胞で湿気をキャッチしたり逃がしたり、まるで呼吸をするように、お部屋の湿度を一定に保とうとする働きがあります。そのため、無垢材を使った部屋では、木材の自然な調湿作用によって余分な湿気が吸収され、湿気の多い時期でもサラッと快適な空間が保たれます。

木のぬくもり。素足あたたか。

木のぬくもり。素足あたたか。無垢の木は、からだの中に熱を通しにくい空気をたくさん含んでいるので、ほかの素材にくらべて、熱が伝わりにくい性質をもっています。そのおかげで、素足で触れても体の熱が逃げにくく、「ヒヤッ」とする嫌な感じがありません。子どもたちが裸足で歩き回っても、あたたかく心地よく過ごせます。

触れたくなる心地よさ。浮造り仕上げ。

ピノアースシリーズの表面仕上げには木目を立体的に浮き立たせる「浮造り仕上げ」を採用。無垢材ならではの風合いが際立ち、木肌の美しさや素材感を存分に引き出しています。見た目だけでなく、手に触れた時にも優しい質感で何度でも触れたくなる、裸足で歩きたくなる心地よい空間に。

大人ももちろんですが、特に裸足で過ごす低年齢の子どもたちは、冷たい床を嫌がります。床が暖かくて心地良い素材だと、自然とゴロンと寝転がったりする行動が出てきます。

教室紹介

もしも毎日通う場所が、殺風景な部屋だったら…
大人だってゆううつになってしまいます。
過度に飾り立てることはしませんが、子どもたちが毎日時間を過ごす場所が、
いつも明るく、楽しい雰囲気で溢れているように。
そう願って、教室には色彩を取り入れています。
お迎えに来た大人まで思わず笑顔になるような空間は、
子どもたちの「今日楽しかった」「明日も行きたい」という気持ちを
そっと後押ししてくれます。

部屋の中に色を使うのは、楽しい雰囲気づくりのためだけではありません。子どもたちがそこから想像を膨らませるような、発想のヒントになる色がお部屋の中にあることは、子どもたちの感性を養う上でとても有効だと思います。

子供たちが過ごす場所に必要なこと。

①感染症対策

まだ免疫力が高くない子どもたちが安心して過ごせるよう、感染症対策として製品そのものに抗菌・抗ウィルスの機能を付けています。

②安全と安心

子どもたちがのびのびと過ごすために大切なのは、なんといっても安全。万が一に備えて安全に配慮した機能を備えています。

③耐久性

子どもたちとできるだけ長く一緒に過ごせるように。様々な試験を行って、耐久性の高さを追求しています。

④メンテナンス性

日々のメンテナンスはできるだけ負担が軽くなるよう、素材や塗装を考えました。

⑤音への配慮

大声を上げて笑ったり、元気いっぱい走り回ったり。静かな場所で集中して遊びに取り組んだり。どちらもとても大切なこと。


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