WOODONE VALUE
地球と人に価値ある木の空間を

収納 建材選びのポイント

2023.03.17

災害時に備えてローリングストックで食品備蓄を! キッチンパントリーと冷蔵庫を活用

2023.03.17

# パントリー # ローリングストック # 冷蔵庫
安藤 愛菜

フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。

フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。

大きな災害が起きたときへの準備は整っていますか?災害が起きてからでは手立てがつかないことがあります。普段から災害を想定して用意しておきたいものをご家庭で考えておくのが大切なのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、注目を集めているローリングストックについてもくわしくご紹介しながら、災害時に向けて備えておきたい食品備蓄について解説していきましょう。

ローリングストックとは?

ローリングストックとは、普段の食品を利用した非常食の備蓄方法です。
非常食として特別に購入するのではなく、日常の買い物で少しずつ多めに購入して賞味期限が切れる前に食べきるため、備蓄を始めやすいと話題になっています。
わざわざ非常食として考える時間や費用も抑えられ、日常の食品を活用できることから、無駄の削減にもつながります。

ローリングストックの注意点

ローリングストックは普段の買い物の延長です。
非常食としてセットになっている商品は、購入してみても非常時に消費するものと考えてしまい、食べずに賞味期限切れを迎えてしまうこともあるでしょう。
家族の好みや栄養のバランスを考えながら計画できるローリングストックなら、そんな心配はありません。
ローリングストックを始める際には、必ず家にある食品を一度点検してみてください。
そうすることで、無駄なものを購入することを防げますね。

災害に備えて準備しておきたい非常食

非常食を準備するにあたって気になることはたくさんあります。

備蓄をする際に気をつけたいポイントとは何でしょうか。

「何をどのくらい用意しておけば良いのか」「どのような食品が備蓄に向いているのか」についてご紹介していきましょう。

ストックしておきたい非常食の目安量

過去の災害時の経験によると、災害が発生してからライフラインの復旧まで短くて3日から1週間以上かかることも少なくありません。

そのため、最低でも「1人3日〜7日分×家族の人数分」の非常食を家庭で備蓄することが必要です。

たとえば、大人1人分の目安(1週間分)は次の表を参考にしましょう。

2L×6本×2箱(1日1人およそ3L)
主食 米2kg、乾麺(パスタやそうめん)900g、カップ麺3個、パックご飯3個、その他シリアルなど
主菜 レトルト食品、缶詰
その他 日持ちする野菜類、野菜ジュース、インスタント味噌汁・スープ、ビスケットやチョコレートなど

参照:「災害時に備えた食品ストックガイド(農林水産省)」

※米は無洗米を用意。炊くために、カセットコンロやカセットボンベの備蓄も忘れずに。

※カップ麺は災害時お湯の確保が難しい時には水で食べられるように製品化されています。

ローリングストックしやすいキッチン・収納

ローリングストックを成功させるコツの一つに、見える収納を活用することがあげられます。
せっかく普段の買い物を増やしてストックしていても、すぐ手に取れる場所になければ賞味期限切れを迎えてしまうことになりかねません。
そこでおすすめしたいのが、ウッドワンのフレームキッチンを活用したおしゃれな非常食収納です。
オープン収納が特徴のフレームキッチン。ワンアクションで普段使いの食器や調理器具を取り出せる収納スペースが好評です。
そんなフレームキッチンには、3つの収納アイテムが用意されています。

ユカオキ

「ユカオキ」は無垢の木と鉄のフレームで構成されるシンプルな棚板収納です。
オープンな棚ですので、お気に入りのカゴや箱へストック食材を入れて管理しやすいですね。

カベツケ

壁に固定して使用するタイプの「カベツケ」は、調味料など使用頻度の高い食品の収納にぴったりです。
無垢集成材とブラックのスチールパイプの組み合わせで作り出す開放的な空間で、無理なく非常食をストックできます。

テンツリ

オープンな吊り戸棚として人気がある「テンツリ」。天井付近の空間をゆるやかに間仕切りしてくれる人気の収納です。
インスタントのスープや飲み物のスティックなどをストックするのに、おすすめの場所です。

住宅の新築をお考えならば、補助金を活用して太陽光発電設備や蓄電池の導入もぜひ検討してみましょう。
そうすれば、冷蔵庫の食品も立派な非常食として活躍できます。
またウッドワンの「フレームキッチン」にあわせて「ユカオキ」「カベツケ」「テンツリ」でキッチン周りの収納を今以上に充実させられます。オープン収納の特徴を活用しておしゃれに非常食を収納できます。
ローリングストックを活用して、災害時にも困らない生活を心がけてください。

FRAME KITCHENをみる

RELATED

関連する記事

VIEW ALL