ラタン家具で洗面所をおしゃれに! 籐との違いと水回りに強い理由
2023.11.03
# ラタン # ラタン かご # ラタンとは # ラタン収納 # ラタン家具 # 天然素材 # 洗面台 おしゃれ # 洗面所 おしゃれ # 籐 # 籐のかごフリーランスのライターとして主に国内外のインテリア、ライフスタイル、ギフトを中心に執筆中。広島生まれイギリス住まい、2児の母。元ハウスメーカー勤務、インテリアコーディネーターの視点を活かして、暮らしの「ちょっといいかも」を感じてもらえたら嬉しいです。
フリーランスのライターとして主に国内外のインテリア、ライフスタイル、ギフトを中心に執筆中。広島生まれイギリス住まい、2児の母。元ハウスメーカー勤務、インテリアコーディネーターの視点を活かして、暮らしの「ちょっといいかも」を感じてもらえたら嬉しいです。
ここ数年、ブランドが発信するSNSやインテリアショップでもよく目にするようになったラタン家具。以前から軽やかでナチュラルな雰囲気が人気ですが、近年では環境に配慮した天然素材として、世界中から注目を集めています。
そんなラタン家具ですが、洗面所など水回りにも適している素材ということをご存知ですか?
そこで、今回は洗面所におすすめのおしゃれなラタン家具についてピックアップしました。取り入れるメリットや人気の理由をあげながら、おしゃれな洗面所作りについてご紹介いたします。
ラタン家具の魅力と特徴! 籐との違いは?
ラタンとは、東南アジアなど熱帯から亜熱帯地域のジャングルに自生するヤシ科のつる性植物。日本名では籐(とう)と呼ばれ、昔から私たちの暮らしになじみの深い素材です。ラタンは日本には自生しておらず、全て輸入されています。
ラタンが再注目されたのにはいくつかの理由があります。それは、成長が早く非常に丈夫な素材で、伐採してもわずか5~10年で用材に成長するため、木材よりも早く使用できるのです。強度があり非常に長持ちすることも、サステナブルな素材として注目されている理由の一つです。
また、ラタンは軽量でしなやかなため、柔軟性に富んで加工がしやすいのも大きな魅力。そのため、女性や高齢者にも扱いやすく、お掃除のときの移動も楽にできます。曲げや編み目のあるデザインは美しいだけでなく、角もまろやかで小さなお子さんにも安心。加工がしやすいため、ライフスタイルに合わせた幅広いアイテムが豊富に揃っていることも、魅力の一つといえるでしょう。
洗面所でも大活躍! ラタン家具が水回りにおすすめな理由
ラタン製の家具やバスケットを、ホテルのプールやスパ、銭湯などの水回りで見かけたことはありませんか? ラタンが洗面所などの水回りに使われる理由は、優れた調湿性にあります。
しなやかなラタンの内側には、無数の「導管」と呼ばれる空気の通り道があります。その導管が湿気の多い場所では水分を吸収し、乾燥した場所では放湿させる働きを持っています。この働きのおかげでラタンの表面はカラッとしていて滑りにくく、爽やかな手触り。キッチンや洗面所などの水回りで使われるのも納得ですね。
また、ラタンの特徴である編み目のデザインは通気性が良く、水回りで使うチェアやスツールにもぴったりです。夏の汗ばんだ肌やお風呂上がりの火照った体にも、サラッと快適。軽やかで開放的なデザインも、ゆったりとしたリラックスシーンに似合います。
洗面所で使うラタン家具にはどんなものがある?
しなやかで軽いラタンは、加工のしやすさから様々なアイテムが作られています。
洗面所で使うラタン家具には、どんなものがあるのかあげてみましょう。
まずはおなじみ、籐のかごやランドリーバスケットはその代表格。細かなものが多い洗面所では収納として使う方も多いかと思います。そのほかには、お風呂上りに腰を掛けられるスツールやチェア。体を休ませるのにもちょうどよく、高齢者がいるご家庭に一つあると便利です。
また、おしゃれな壁掛けミラーやランドリーワゴン、チェスト、ゴミ箱なども洗面所で活躍します。
昨今では、無垢材やメタルなど異素材との組み合わせも次々と登場しており、トレンド感のあるラタン家具も多く見られます。
無垢材×ラタン家具でスタイリッシュな空間作り
軽やかなラタン家具は、無垢材との相性が抜群。本物の木が持つ重厚感から、ラタンがほどよくカジュアルな抜け感を作ってくれます。しかも、どちらも天然素材なので見た目にも調和が美しく、年月を重ねるほどに味わい深く変わっていく様子を楽しめるのも魅力です。
そんな長く愛せる空間作りにおすすめなのが、ウッドワンの「無垢の木の洗面台」。
シンプルながらディティールまでこだわったデザイン性の高さが魅力で、ラタンの風合いや美しさをより引き立たせてくれます。
洗面台の種類には、収納キャビネットにタイルや人工大理石のカウンターも選べる「ユニットタイプ」と、一枚板のカウンターが特徴の「オープンタイプ」があります。どちらも、間取りや欲しい収納力、インテリアスタイルに合わせた個性豊かな洗面台を作ることができます。
詳しくは以前の記事でご紹介していますので、ご覧ください。
洗面所はもっとおしゃれにできる!デザインの事例と配置場所も考えた洗面台リフォーム
中でも「オープンタイプ」は、ラタン家具が最も映える洗面台です。左官材料「オルトレマテリア」を使用したカウンターの下にアンダーカウンターを設置して、大きなランドリーバスケットやゴミ箱、スツールを入れるのにも適しています。より収納力を高めたいなら、壁面に棚を設け、ラタンバスケットで収納部を増やしながらもスッキリとおしゃれな雰囲気に。
ウッドワンでは「無垢の木の洗面台」同様、オープン収納が楽しめる「フレームキッチン」も人気です。無垢材の風合いや自然な美しさを洗面台とキッチンでトータルコーディネートし、機能的なラタン家具を合わせるのもワンランク上の空間作りにおすすめです。
環境にやさしく、あらゆる面においてメリットがいっぱいのラタン家具。「無垢の木の洗面台」との組み合わせで、より満足度の高い洗面スペースにチェンジすることが可能です。
ぜひ、長く愛せる空間作りに取り入れてみるのはいかがでしょうか。
関連記事はこちら
RELATED
関連する記事