フレームキッチン

空間を引き締め、強さやグレード感を与える黒は古くから建築のプロに愛されてきました。そこに無垢の木が組み合わされば空間にやわらかな包容力がプラスされます。 森林で育まれた無垢の木は材として切り出されてもなお、自然環境と仲がいい。新しいモノと古いモノの混在。ワークライフバランス。足りなければ足す、多すぎれば引く・・・。そうやって柔軟にその時々の心地よさを生み出していけます。そんな空間を夢見る人へ、「黒の鉄×無垢の木」で形づくるキッチンです。

ステンレスと無垢の木の質感をあらわに、フレームや棚板など最小限のパーツで構成される黒いフレームキッチン。見せて並べるならと、調理器具にこだわってみたり。使い勝手や気分によって収納のレイアウトを変えてみたり。自分なりに使いこなす楽しみが生まれます。

「これが私たちの暮らしです」とあけっぴろげに語るような佇まい。Ｉ型のキッチンは少々の生活感が漂うくらいがサマになる。導線も一直線になるので、無駄がなくシンプルです。壁に向かって落ち着いて調理しながら、背中で気配を感じ取れます。

ホームパーティー、なんて仰々しいものではなくて。家族も来客もお構いなしにみんなで作って食べる、そんなざっくばらんな集いが似合うＰ型。大人数の食器をもどっさり仕舞える収納力があります。何より無垢の木の質感は誰の手にも心地よいものです。