2024.07.05
木の種類と特徴 ウォールナットとはどんな木材? 世界三大銘木の魅力
2024.07.05
# ウォールナット # ウォールナット インテリア # ウォールナット 木材 # ウォールナットとは # 木の特徴 # 木の種類 # 針葉樹 広葉樹フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。
フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。
目次
住宅や家具に使用される木には数多くの種類がありますが、その中でも人気の高いウォールナットという樹種をご存知でしょうか。実は世界三大銘木のひとつにも数えられている、世界中で愛されている木の種類なのです。
今回は、部屋づくりを考える際に知っておきたいウォールナットの魅力について詳しくまとめつつ、あわせて世界三大銘木の特徴などもご紹介します。経年で風合いが増すウォールナットに注目して、お部屋をグレードアップしてみませんか。
ウォールナットとはどんな木材? 世界三大銘木の特徴をご紹介
ウォールナットをご紹介する前に、まず世界三大銘木について簡単にご紹介します。そのほかの銘木を知ることによって、ウォールナットとの違いも見ていきましょう。
世界三大銘木とは
「銘木」とは、優雅で美しく希少な木目を持つものとされています。また、銘木は材質や色、形状、大きさなどが優れており、製材された材面が独特の趣を持っています。
それでは、三大銘木とされる「ウォールナット」「チーク」「マホガニー」、それぞれの特徴をご紹介しましょう。
ウォールナット
北米やヨーロッパが主な産地であるウォールナットは、高級感のある深みの濃い褐色の見た目が大きな特徴です。
経年変化を楽しめる木材としても知られており、次第に黒みや紫色が抜けて全体的に色が明るくなっていく過程を楽しめます。
チーク
チークはシソ科チーク属の樹木を原料とした木材で、東南アジアが主な産地です。チーク材の特徴といえば、極めて耐水性が高いことが挙げられます。
木材の内部のタールが油分を弾き、優れた耐水性を発揮します。
加えて防虫効果のある天然成分が含まれていることから、東南アジアでは歴史的建造物に多用されてきました。
マホガニー
マホガニーはセンダン科マホガニー属の樹木です。リボン杢と呼ばれる木目の美しさが特徴で、古くから高級家具や楽器などの材料に使用されてきました。
一方で、マホガニーはその人気から違法な伐採が繰り返されたことによって、現在ではワシントン条約に登録されるほど希少価値が高くなっています。
ウォールナットとは
ここからは、世界三大銘木のなかでもウォールナットに注目してご紹介していきましょう。
チーク、マホガニーと並んでヨーロッパの家具材を代表する三大銘木の一つであるウォールナット。美しい木肌と狂いの少ない材質で、欧米では古くから家具・装飾用材、楽器の素材としても利用されてきました。
その重厚感のある美しさから、建築材としても人気が高く、優しく落ち着いた風合いは日本でも大変好まれています。
ウォールナットの特徴
ウォールナットの一番の魅力は、なんといってもその濃い褐色です。断面が空気に触れることによって経年変化を楽しむことができ、鮮やかな紫を帯びた色へと変化します。
また、ウォールナットは他にも「狂いが少なく加工しやすい」「耐久性に優れていて衝撃に強い」といった特徴を持っています。
ウォールナットとクルミの違い
クルミ科の広葉樹であるウォールナットとは別に、国産木材として用いられてきたクルミ材が存在します。日本語に翻訳される場合は「クルミ」となるウォールナットですが、建築材としては明確に区別されています。
ウォールナットとクルミ材の一番の違いは木材の色です。ウォールナットは前述したとおり濃い褐色が特徴ですが、クルミ材は明るく白みがかった色をしています。
重厚感のあるウォールナットと、ナチュラル感を楽しめるクルミ材の違いを知っておきたいですね。
経年変化が映える! ウォールナットの特徴を生かした使い方
ウォールナットは独特の深い茶色の木目が美しく、テーブルや椅子などの家具にもよく用いられています。シックで高級感のある空間づくりには、ウォールナットを取り入れるのがおすすめです。
特に空間の大きな面積を占める床材としてウォールナットを用いると、落ち着いた大人のスペースへとグレードアップします。
ウォールナットはすばらしい色や質感のほかにも、衝撃や摩耗に強く、肌触りがなめらかという特徴を持っています。
日々の生活を送るなかで触れている時間が長いフローリング材に、ウォールナットは非常に適している樹種といえるでしょう。
ウォールナットをはじめ世界の銘木を厳選! ウッドワンの厚貼り・中厚貼り単板フローリングの魅力
ウッドワンではウォールナットをはじめ、厳選した世界の銘木を使った単板フローリングをご用意しています。
銘木単板を使用した幅広フローリングで、表面に傷や汚れに耐える高耐久・高性能なコーティングを施した「コンビットモノ4尺タイプ」。
一般床材の約2倍となる0.5mm厚の単板により木の風合いを高めた、高機能・高性能コーティング+艶消し仕上げの「コンビットグラードプラス(艶消し)」。
ウッドワンは人気の銘木が揃った、選べる厚貼り・中厚貼り単板フローリングを取り扱っています。ウォールナットをはじめとしてお部屋をアップグレードするのにぴったりな床材は、経年変化を楽しみながら愛着を持って一生付き合えます。
銘木の美しさを損なうことなく贅沢にフローリングとして採用すれば、床の木目をインテリアとしても楽しむことができるでしょう。
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