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床材・壁材 建材選びのポイント

2023.12.01

床材を木の種類で選ぶ! 針葉樹と広葉樹の違いと特徴、代表的な樹種とは

2023.12.01

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ラムジー まり

フリーランスのライターとして主に国内外のインテリア、ライフスタイル、ギフトを中心に執筆中。広島生まれイギリス住まい、2児の母。元ハウスメーカー勤務、インテリアコーディネーターの視点を活かして、暮らしの「ちょっといいかも」を感じてもらえたら嬉しいです。

フリーランスのライターとして主に国内外のインテリア、ライフスタイル、ギフトを中心に執筆中。広島生まれイギリス住まい、2児の母。元ハウスメーカー勤務、インテリアコーディネーターの視点を活かして、暮らしの「ちょっといいかも」を感じてもらえたら嬉しいです。

木のぬくもりを直に感じられる無垢の床材に憧れる方は多いでしょう。ナチュラルな見た目はもちろん、気持ちの良い触り心地や清々しい香りは、私たちの心も体も癒してくれますね。

そんな無垢の床材ですが、使う木の種類によって特徴や機能性が異なるのをご存知でしょうか。知っておくことで、自分のニーズに合わせた部屋づくりがよりスムーズになります。そこで今回は無垢の床材が気になる方に、床材に適した木の種類や特徴、おすすめの床材などをご紹介いたします。

針葉樹と広葉樹の違いを比べてみよう

<針葉樹>

<広葉樹>

床材に使用される木には「針葉樹」と「広葉樹」があり、それぞれ特徴があります。床材とした場合の見え方や機能性も異なってくるため、知っておくと床材選びの際に役立ちます。まずはそれぞれの違いを比べてみましょう。

針葉樹 広葉樹
樹種の特徴 葉先が針のように細長く、まっすぐに上へ伸びる樹形。空気を多く含むため、軽く柔らかで加工しやすい。 葉先が丸く、横に枝分かれするためこんもりとした樹形。堅重で加工しにくいが耐久性が高い。
床材として使う場合の比較 ・直線的でシンプルな木目が多い

・熱伝導率が小さい

・衝撃吸収性がある

・調湿効果が期待できる

・あたたかみのある印象

・ハッキリとした木目が多い

・耐久性・耐水性に優れている

・硬く傷がつきにくい

・価格が高い傾向にある

・重厚感・高級感のある印象

 

針葉樹or広葉樹? 床材に適した木の種類と特徴とは

異なる特徴を持つ針葉樹と広葉樹。次は具体的に、床材に適した木にはどんな種類があるのか、代表的なものをご紹介いたします。

針葉樹の代表的な樹種

  • ニュージーパインⓇ
  • 明るい色と素朴な木の感触が楽しめるニュージーパイン。柔らかく耐衝撃性に優れており、小さなお子さんやお年寄りのいるご家庭にも適しています。経年で色や風合いの変化が楽しめるのも魅力です。
  • ※「ニュージーパインⓇ」・・・ウッドワンがニュージーランドで計画的に植林・育林したラジアータパインの登録商標です。
  • 桧(ヒノキ)
  • きめ細かい木肌耐久性に優れた高級木材。腐食に強く適度な柔らかさがあり肌触りもさらりと快適です。リラックス効果のある特徴的な芳香は、抗菌・防臭効果にも優れています。
  • 松(まつ)
  • 針葉樹の中でも耐久性耐水性に優れている松。ハッキリとした木目と、油分を多く含むため磨くと美しいツヤが出ます。腐食もしにくく、経年で飴色に変化するのも特徴です。
  • 杉(スギ)
  • 古来から日本建築で愛されてきた杉は、木目が直線的で美しく、軽くて柔らかいのが特徴。熱伝導率が小さいため、冬でも足元が冷えにくく、通気性防水性にも優れています。
  • 広葉樹の代表的な樹種

  • ウォールナット
  • チーク・マホガニーと並び、世界三大銘木として知られるウォールナット。茶褐色の深い色合い美しい木目が魅力で、落ち着いた重厚感を演出できます。衝撃や摩耗に強く滑らかな手触りも人気の理由です。
  • ・ブラックチェリー
  • 日本人になじみの深いサクラ属の樹木・ブラックチェリー。木目が細かく滑らかで、経年変化で赤みやツヤを増すのが魅力です。あたたかみのあるお部屋づくりをしたい方に人気です。
  • ・ハードメープル
  • メープルシロップでおなじみの樹木・ハードメープル。重硬明るい色合いが特徴で、きめ細かな木肌は手触りも滑らか。傷や落下による凹みに強いため、ペットのいるご家庭にもおすすめです。
  • ・オーク(ナラ)
  • どんぐりの木としても知られるオーク(ナラ)。独特のハッキリとした木目が特徴で、ダイナミックな印象を与えてくれます。木の質感を活かした高級感のある部屋づくりがしたい方におすすめです。
  • ・サクラ(カバノキ)
  • 美しい花を咲かせる桜とは異なる樹種のサクラ(カバノキ)。ほのかな光沢感のある表面が特徴で、非常に高い耐久性があります。明るい白黄色木目も控えめなので、幅広いインテリアにマッチします。
  • ・欅(ケヤキ)
  • ハッキリとした美しい木目と、硬く耐久性に優れた欅(ケヤキ)。古くから日本建築に使われており、経年で深みのあるえんじ色に変化します。趣のある和風やヴィンテージテイストのお部屋づくりにも適しています。
  • ・タモ
  • 北欧を代表する樹木・タモ(別名:バーチ)。淡い木色ながらもハッキリとした木目、きめ細かく滑らかな手触りが特徴です。硬く丈夫ですが弾力性があるので、耐衝撃性にも優れています。

    床材でおすすめしたい! 再造林率100%のニュージーパインⓇ

  • 見た目や色、機能性など、それぞれに魅力が異なる無垢の床材。いざ選ぶとなるとどれも魅力的で、迷う方も少なくないと思います。そんな数ある無垢の床材の中でもおすすめしたいのが、ウッドワンの床材「無垢フローリング ピノアース」です。

ウッドワンの「無垢フローリング ピノアース」は、ニュージーランドの自社森林で再造林率100%(※)を誇るニュージーパイン®を使用しています。約30年かけて大切に育てた木は、伐採したあと余すところなく活用。そして、また植林して森を育てることで、人と地球にやさしい未来の実現に貢献しています。

  • そんなストーリーのある無垢材を、住まいに取り入れる――。それは自然と共存していく、これからの暮らしに必要なアクションのひとつなのかもしれません。大切な住まいの付加価値にも、きっと繋がるのではないでしょうか。
  • ※再造林とは、「木を植える→育てる→使う→また植える」の循環型人工林。二酸化炭素の削減や、地球温暖化対策の重要な役割を担っています。ただし、林道と必要な施設を除く。
  • 「無垢フローリング ピノアース」の魅力

  • ・一年を通して快適な無垢の床
  • 「無垢フローリング ピノアース」の魅力は、季節を問わない快適さにあります。木には熱を伝えにくい性質があるので、寒い冬に素足で歩いても「ヒヤッ」とせず、床暖房なしでも快適に過ごすことができます。
  • 反対に、湿気の多い夏には空気中の水分を吸収・放湿する「調湿作用」で、さらりとした触り心地が楽しめます。カビ・ダニの発生も起こりにくく、ごろんと寝転びたくなる気持ち良さを実感できるでしょう。
  • ・長く愛せる価値ある床材
  • 無垢の木の床材は、時を重ねるごとに色や風合いの変化を楽しめるのも魅力です。家族の思い出を刻む傷や凹みも大切にお手入れすることで味わいを増し、価値ある床材として変化していきます。
  • そして、多少の傷や凹みなら自分でメンテナンスできるのも嬉しいメリット。ちょっとした凹みにはあて布をしてアイロンをあてることで、細胞が膨らみ目立ちにくくなりますし、シミや汚れには研磨や再塗装をかけるなど、美しく再生させることも可能です。詳しくはこちら→無垢フローリング ピノアース足感フロア
  • 世界の銘木からお好みで選べる床材も

  • ウッドワンではその他に、世界の多彩な銘木を使用した無垢フローリング「コンビットソリッド(ユニタイプ)」も揃っています。フローリングには美しい木目を引き出す天然由来のオイルフィニッシュ仕上げやR面取りが施されており、木の持つ本来の美しさやニュアンスを引き出しています。より自分らしいこだわりの空間を作りたい方に、ぜひ取り入れていただきたい床材です。
  • 詳しくはこちら→無垢フローリング コンビットソリッド(ユニタイプ)
  • 環境や人にやさしいだけでなく、インテリア性や機能性にも優れている無垢の木の床材。じっくりと時間をかけて育てる楽しみも、存分に味わうことができます。ぜひ木のぬくもりを感じる住まいづくりに、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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