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木になるコラム アナザーストーリー

2022.11.16

木材を多く使った施設は、高齢者の心身にとって好影響が

2022.11.16

# 健康 # 木材 # 高齢者施設
WOODONE編集部

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

日本の高齢化社会を反映して、お年寄りが安心して快適に暮らせる施設が数多く見られるようになりました。

施設の規模や、暮らしやすさへの工夫はいろいろあるようですが、全国社会福祉協議会が行った特別養護老人ホーム調査によると、柱・床・天井などの躯体部材から手摺などの備品にまで、できるだけ木材を多く使用することで入所者が健康的かつ快適な生活が望めると確認されています。

例えばインフルエンザにかかってしまった人で比較すると、木材使用の少ない施設が対入居定員比21.4%に対し、木材使用が多い施設では16.2%、なんと木材を多く使うと5.2%も減少しています。また転倒による骨折では、木材使用が多い施設が少ない施設に対して4.1%まで減少する結果が見られます。

木材には適度な保湿性や高い断熱性・衝撃吸収が挙げられますが、他にも木の優しい素材感や香りなどが合わさって私たちの心を平安にしてくれるのでしょう。

【出典】全国社会福祉協議会「高齢者・障害者の心身機能の向上と木材利用-福祉施設内装材等効果検討委員会報告書」調査期間:平成9年12月~平成10年1月(林野庁 木材は人にやさしい

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