統一省エネラベルってなに? 省エネ家電への買い替えで電気代値上げ対策をしながらCO2削減!
2023.10.20
# CO2削減 # 省エネ家電 # 省エネ家電 補助金 # 統一省エネラベル # 電気代 値上げ人材採用(新卒・中途採用)に関するメディア、会社案内・入社案内、PR誌、社内報・会報などの編集・原稿制作を手がけています。また、現在はボランティアなどの市民活動に関するジャンルの取材・情報誌の編集を中心に携わっています。
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省エネは温室効果ガスの削減のために、私たちができることのひとつです。
例えば省エネ性能の高い家電を選ぶといった方法も、効果的な取り組みといえるでしょう。
その際の目安となるのが「統一省エネラベル」です。
今回はこの「統一省エネラベル」をご紹介しながら、暮らしに密着した環境問題について考えていきます。
電気代値上げで厳しい! 家電買い換え
このところ物価の上昇が続き、家計への影響が大きくなってきています。中でも、大手電力会社が相次いで実施した電気料金の大幅値上げによる負担増は、家計の圧迫に拍車をかけることとなりました。
その対策として、家電製品の買い替えを考える方も多いのではないでしょうか。大型家電などは、長く使うことを前提に購入しますが、一定期間を経過したものは最新のタイプに買い替えた方が電気代節約につながります。
最新の家電は省エネ性能を向上させるために様々な技術が取り入れられ、進化しています。その代表的なものを紹介してみましょう。
冷蔵庫・冷凍庫
冷却システムや断熱材の改良に加え、インバータ制御や自動省エネ運転により、電力消費を最適化しています。さらに、スマート機能を備えた製品では、エネルギー使用状況をモニタリングし、適切な冷却を行うことで省エネ効果を高めています。
エアコン
人の存在や室温などの室内環境を感知し、適切に自動運転する省エネモードを搭載した機種は、節電に効果的です。また、フィルターの自動掃除機能もエアコンの運転効率の低下による電力の無駄を防ぎます。
洗濯機
洗濯物の量や汚れ、素材などをセンサーで検知し、水の使用量や洗濯時間を最適化する自動調節機能を搭載した機種があります。縦型かドラム式かで水と電力の使用量は変わってくるため、ニーズに合ったタイプを選ぶことも大切です。
照明
白熱電球や蛍光灯に比べて長寿命で消費電力が少ないLED照明は、電気料金の節約に効果的です。さらに、スマート照明システムを導入することで、照明の明るさやタイミングを調整することができ、より効率的な照明の使用が可能となります。
家電製品の買い替えには初期投資が必要ですが、長期的には電気料金の節約や環境負荷の軽減につながるメリットがあります。エネルギーの安定供給確保とCO2の削減による地球温暖化防止にまで、影響力があることを意識したいですね。
そして家電を選ぶ基準に参照したいのが「統一省エネラベル」です。次にこのラベルの表示内容についてご説明しましょう。
統一省エネラベルとは? 環境にやさしい省エネ家電選び
家電販売店に並ぶ製品の中に、「星の数」が表示されたラベルつきのものがあることをご存知でしょうか。
このラベルは「統一省エネラベル」と呼ばれ、その製品の省エネ性能を5段階の星で表示しています。省エネ法で定められた家電などの省エネ基準(トップランナー制度)に基づいて、それを達成しているかどうかを小売事業者などがわかりやすくラベルで表示しているものです。
ただし、すべての家電製品にこのラベルがついているわけではありませんので、ご注意ください。
ラベルに表示されているポイントは、主に3つあります。
1. 多段階評価点
製品の省エネ性能を1.0~5.0までの41段階に分け、5つの星と数値で表示しています。星の数が多く数値が高いほど省エネ性能が高いものになります。
2. 省エネルギーラベル
トップランナー制度で定められた省エネ基準を、どの程度達成しているかを表示しています。
3. 年間目安エネルギー料金
その製品を1年間使用した場合の目安となる電気料金を表示しています(ガス料金、灯油料金の場合もあり)。
このように、ひと目で省エネ性能などがわかるため、家電製品を選ぶ際にはぜひ参考になさってください。
また、家電製品の省エネ性能表示には、この統一省エネラベルのほかに下記のラベルもあります。
簡易版統一省エネラベル:統一省エネラベルの1番目の多段階評価点(星の表示)を省略し、残りの2つ(省エネルギーラベルと年間目安エネルギー料金)だけを表示したもの
省エネルギーラベル:統一省エネラベルの2番目のポイントだけをラベルにしたもの
これらのラベルを参考にしながら、自身のニーズや予算に合った省エネ性能の高い製品を選ぶことで、経済的で環境にやさしい生活を実現していきましょう。
【出典】経済産業省 資源エネルギー庁「エネルギー消費機器の小売事業者等の省エネ法規制」
省エネに最適な家「JWOOD LVL」 ウッドワンの家づくり
省エネはもちろん、家づくりにおいても大きなテーマです。
ウッドワンでも省エネやCO2削減など、環境に配慮した様々な取り組みを行っています。
たとえばCO2固定化量を表示した「ピノアースシリーズ」などの製品もあり、これらを採用することでCO2削減に貢献することができます。
詳しくはこちらの記事でご覧ください。
カーボンニュートラルを意識した建材選びとは 炭素固定量の見える化で脱炭素社会に貢献
そのほかの取り組みについては、サステナビリティサイトをご覧ください。
また、気密性能を保つ構造材「JWOOD LVL」を使ったJWOOD工法で省エネ性能に優れた家も実現できます。
これは、地震に強い家づくりを追求し、開発したウッドワン独自の工法ですが、その気密性の高さは同時に省エネ性能も高めています。
JWOOD工法を活用した「ワンズキューボ」シリーズは、耐震性と同時に省エネ、劣化対策、維持管理対策にも対応した次世代型高性能住宅として注目されています。
家電や住宅の省エネ性能に注目し、選択していくことで、暮らしを改善しながらCO2の削減など地球温暖化の防止にもつながっていきます。こうした意識を持って生活を見直してみるのもいいのではないでしょうか。
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