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キッチン 空間づくりのコツ

2024.04.26

キッチン収納にワインセラーはいかが? ワインクーラーとの違いとおすすめキッチン

2024.04.26

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安藤 愛菜

フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。

フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。

近年、ご家庭でも何かの記念日やイベントにいつもより高価なワインを楽しむ方が増えてきました。そんなワインこそ保管には特に気を使いたいものです。

そこで、熟成したおいしいワインがご家庭で楽しめるように、ワインを適切に保管するためのワインセラーの役割と選び方、そしておすすめのキッチンについて解説します。

ワインセラーとは?

「セラー」は地下貯蔵庫のことで、「ワインセラー」はワインの貯蔵庫という意味です。ワインは繊細な飲み物のため、品質を保つためには適切な環境で保存する必要があります。その点を考えると、地下は温度や湿度の大きな変化がないため、ワインセラーに適していました。

現在では、個人でも入手しやすい家電製品としてのワインセラーが人気です。日常生活をより豊かにするためにも、ワインセラーをぜひキッチンに取り入れてみましょう。

ワインを保存する基本的な条件とは?

ワインを適切に保存するための基本的な条件は、以下の環境を整えることです。

・温度

・湿度

・光

・振動

・匂い

・角度(横置きが理想)

これらの環境に大きな変化がないことが、ワインにとって大切です。

ワインセラーと冷蔵庫の違い

冷蔵庫は頻繁に開閉するため、温度変化が大きくなります。一方、ワインセラーであれば、ワインに適した一定の温度や湿度をキープできます。

また、冷蔵庫は食品の保存を主な目的としているため、ワインの保存に適した環境とは異なります。冷蔵庫内は乾燥していて振動や匂いの影響も受けやすく、ワインの品質が損なわれる可能性があります。

ワインセラーは、ワインの適切な保存環境を作り出すように設計されています。おいしくワインを保存するなら、ぜひワインセラーを取り入れてみましょう。

ワインセラーとワインクーラーの違い

「ワインセラー」と「ワインクーラー」は同じ意味で語られる場合もあります。ただし、一般的には、ワインセラー調湿機能が付いているのに対し、ワインクーラー冷やす機能のみという違いがあります。保管を目的とするならワインセラーを選ぶことをおすすめします。

キッチンにワインセラーがあるメリットとデメリット

次にキッチンにワインセラーがあるメリットとデメリットについてご紹介します。

メリット

・温度や湿度を一定に保てる

・紫外線からワインを守れる

・ワインに投資ができる

・日常生活をより豊かに。来客にちょっとした自慢ができる

デメリット

・電気代がかかる

・場所をとる

・騒音が気になる場合がある

ワインセラーの選び方

ワインセラーには、家庭向きに10本以下の本数を保管するものから、収納本数が100本を超えるような製品まで様々な種類があります。価格帯も1万円前後から10万円以上するものまで幅広いです。

冷却方式の種類で選ぶ

ワインセラーの冷却方式には、以下の3種類があります。

コンプレッサー方式

ペルチェ方式

アンモニア吸熱方式

それぞれの方式の特徴をまとめると以下のようになります。

冷却性能 静音性能 消費電力 価格
コンプレッサー方式
ペルチェ方式
アンモニア吸熱方式

 

コンプレッサー方式冷却能力に優れていて、消費電力が少ないのが特徴です。ペルチェ方式静音性に優れており、手頃な価格帯が魅力です。アンモニア吸熱方式静音性が高く、中規模の収納本数に適しています

機能性で選ぶ

ワインセラーを選ぶうえで知っておきたい機能は次の3点です。どの機能が付いているのか注意しながら選ぶようにしましょう。

温度管理機能(2つの異なる温度を管理できるものが便利)

上質なワインの場合、赤と白で適切な保存温度が異なります。2つの独立した温度帯に分けられる機能があれば、赤と白のワインをひとつのワインセラーに保存できます。

湿度管理機能

過度な乾燥はコルクの劣化を招くため、ワインには一定の湿度が不可欠です。湿度管理機能があれば、ワインにとって理想の保存環境を作り出せます。

UVカット機能

紫外線に当たるとワインが酸化し、味や香りが損なわれます。ガラス扉でもUVカット加工がされていれば、安心して保存できます。

収納本数で選ぶ

家庭用のワインセラーは24本程度小型60本くらいまで中型それ以上のものは大型と区分されています。ワインの収集量に合わせて大きさを選びましょう。収納できるワインの本数に比例して設置スペースも必要となります。

デザイン性で選ぶ

キッチンに置くワインセラーは、見た目も大切です。高級感のある木目調の扉や本体、ハンドルのデザインにこだわったモデルも人気があります。

ワインセラーと相性の良いキッチン選び

ワインセラーを置くのであれば、キッチンも相性の良い素材で作りたいものです。ワインを保存する樽などに使用されているオーク材を採用できる無垢の木のキッチンなら、ワインの雰囲気ともマッチします。

ウッドワンの「スイージー」や「フレームキッチン」は、オーク無垢材を選択できます。スイージーなら他にも、メープルやウォールナットなど複数の無垢材から選べるのが魅力的です。

オーク無垢材は耐久性と経年変化による味わい深い風合いが特徴で、年月を重ねるごとに艶が増し、木の良さを存分に味わえます。樽に使われるのはオークの木目や香りが、ワインの味や香りを引き立ててくれるためです。

キッチンとワインセラーの相性がよければ、日々の生活がよりワインを意識した豊かなものになるはずです。来客時にもワインの雰囲気を味わえるアクセントになるでしょう。

無垢の木の魅力を存分に味わえるウッドワンの「スイージー」や「フレームキッチン」で、ワインを愛する素敵な暮らしを実現してみませんか。

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