「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。
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収納スペースづくりに欠かせない「棚板」ですが、材質により特徴は異なります。また、棚板のサイズは使い勝手に大きく影響するものです。
意匠性と使いやすさのどちらにも考慮した棚板を選び、以前ご紹介した「棚受け」と組み合わせて取り付けにチャレンジしてみましょう!
棚板の材質
集成材棚板
細かいピースを接着して1枚の板が作られています。無垢材に比べて反り、ねじれが少なく、木ならではの触り心地、あたたかみを感じられます。
集成材棚板の中でも、縦継ぎジョイントのないものを「一本芯」と言います。継ぎ目が目立たず、一枚板のような仕上がりです。 ※樹種:ニュージーパイン® のみ
集成材棚板は、樹種ごとに異なる表情、風合いを楽しめます。
ニュージーパインⓇ
ニュージーランドの広大な敷地にて森林経営を行うウッドワンオリジナルのパイン材。均一に整った伸びやかな木目模様と柔和な表情が印象的です。経年変化により深みのある飴色に変わり、美しさを増していきます。
オーク
ドングリのなる木としてもなじみ深いブナ科の樹木。力強く鮮やかな木目をベースにしながら、板目に取れば色深い波線形を、柾目に取れば一転して穏やかで優しい木目を楽しめます。さらにオーク独特の虎斑模様など、1本の丸太で多彩な表情を見ることができます。
メープル
別名「カエデ」と呼ばれ、一般的には「もみじ」として知られる落葉高木。木肌は白っぽく、薄い赤褐色の木目を持っています。組織が密なためキラキラとした光沢があり、明るい雰囲気です。
ウォールナット
クルミ科の広葉樹で、オーク、マホガニー、アッシュと並んでヨーロッパの家具材を代表する4大銘木の一つです。衝撃に強く、硬いため、傷が付きにくい性質があります。紫色がかった深い褐色と、独特の木目を持ちます。
杉
日本の固有種であり、国内で最も多く使われている杉。美しく鮮明な木目を持ち、柔らかく加工しやすい性質に加え、調湿性・耐水性・耐久性にも優れています。
桧
やわらかな色合いながらも濃く浮かんだ木目や、美しい艶のある化粧材として重宝されてきました。最大の特徴は、特有の芳香に加え、伐採後1000年生きるほどの耐久性・保存性・抗菌作用です。
面取り加工によっても雰囲気を演出できます。
糸面 スッキリと角を落としたベーシックな形状
甲丸面 角が丸くやさしい印象を受けます
以下の動画ではウッドワンで取り扱いのある集成材棚板を紹介しています。ぜひご覧ください。
シート貼り棚板
基材にシートを貼り付けて作られています。色柄のバリエーションが豊富で、木目柄のない白無地のタイプもあります。樹脂シート貼りのものは、汚れや傷に強い性能を持っています。
棚板のサイズの目安
収納物に合ったサイズを選定する事が重要です。奥行きが狭すぎると収納物が納まりきらず、反対に広すぎると、奥側にしまったものが見づらく、取り出しにくくなってしまうからです。サイズの目安は以下の通りです。
奥行き 145mm 文庫本や小物・植物など装飾品
奥行き 250mm カゴ・タオル置きにちょうどいいサイズ
奥行き 300mm 絵本や雑誌・小物・靴などにも良いサイズ
奥行き 350mm バスタオルや洗面用品など
奥行き 400mm お鍋やフライパンも余裕で収納できる
奥行き 450mm 大きな箱などもゆとりをもって収納、たたんだ服など
奥行き 600mm 大きな奥行きのある棚、パネル用に縦使いの用途もある
収納しづらいものにはボックスを活用しましょう。収納ボックスと棚板サイズが合っているとすっきり納まりますし、使いやすいです。
棚板を購入できるECサイトはこちら
□ ウッドワンパーツショップ (シート貼り棚板)
□ one’s store (集成材棚板)
□ ITAYA(集成材オーダー棚板)
one’s store掲載品以外のサイズをお求めの際には、ITAYAにて1mm単位でのサイズオーダーを承っています。
ぜひお気に入りの棚板を見つけて設置してみてくださいね。
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