2024.06.14
キッチン周りのレイアウトはワークトライアグルの作業動線が重要! 理想の配置は?
2024.06.14
# キッチン レイアウト # キッチン周りレイアウト # ワークトライアングル # 作業動線 # 動線 # 家事動線フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。
フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。
目次
キッチン周りのレイアウトを考える際は「ワークトライアングル」と呼ばれる作業動線が重要なポイントとなりますが、「ワークトライアングル」という言葉自体をあまり聞いたことがないという方も多いでしょう。
そこで、今回の記事ではキッチンという空間を考えた時、重要な意味を持つ「ワークトライアングル」や、キッチンの最適なレイアウトについて解説します。
キッチンのワークトライアングルとは?
キッチンに不可欠なシンクとコンロ、そして冷蔵庫。これらはどんなスタイルのキッチンにも必ず備わっています。
ワークトライアングルというのは、シンク・コンロ・冷蔵庫の中心点を結んでできる三角形のことで、これが正三角形に近いほど使い勝手が良いといわれています。
キッチンのワークトライアングルにおける理想的な距離は下記の通りです。
【ワークトライアングルの理想的な距離】
理想的な距離 | |
シンクとコンロの距離 | 120cm~180cm |
シンクと冷蔵庫の距離 | 120cm~210cm |
コンロと冷蔵庫の距離 | 120cm~270cm |
また、ワークトライアングルの作業動線は3辺の合計を360㎝~660㎝にすると良いでしょう。
この距離で配置すると、作業動線が2~3歩で収まるため、調理の作業効率が大きく向上します。
キッチンのレイアウト別ワークトライアングル例
Ⅰ型キッチンのワークトライアングル例
最も一般的な配置のI型キッチン。シンク、コンロ、冷蔵庫が横一列にレイアウトされています。このスタイルは横への移動距離が長くなりやすいのが難点ですので、キッチンの幅を270cmまでにとどめて冷蔵庫をシンクの横に配置しましょう。
Ⅱ型キッチンのワークトライアングル例
最近人気なのがシンクと調理スペースを2カ所に分けたⅡ型キッチンです。I型と比べて横への移動距離が短くて済み、作業スペースを使いやすいのがおすすめのポイント。コンロ周りと水回りを分離させることによって、使用するものが近くに収納しやすいという特徴もあります。
L型キッチンのワークトライアングル例
コンロとシンクを90度に設置することが多いL型キッチン。すべての部分を壁付けにする図のようなレイアウト以外に、一部を対面キッチンにする配置も人気があります。壁付けにした上部には収納が設けやすく、収納に使うスペースをたっぷり確保できます。この配置は作業動線が短くて使い勝手が良い一方、他のキッチンスタイルに比べると広いスペースが必要になるため、注意深く計画しましょう。
ペニンシュラ型キッチンのワークトライアングル例
英語で「半島」を意味する「ペニンシュラ」。キッチンが壁から半島のように突き出していることから名付けられました。アイランドキッチンと同様に開放的な空間を作りやすく、家族とのコミュニケーションも取りやすいことが特徴です。片方を壁付けにすることで設置面積が少なくて済み、ワークトライアングルも理想的な形になりやすいキッチンです。
アイランド型キッチンのワークトライアングル例
アイランドキッチンは部屋の中に独立した「島(アイランド)」のような形でキッチンをレイアウトします。シンクやコンロに対するアクセスの自由度が高いのが大きな特徴です。冷蔵庫を背面に設置することで、理想的なワークトライアングルを作りやすいキッチンです。
キッチンのレイアウト別でワークトライアングルの特徴をご紹介しました。
ワークトライアングルは距離が近いと動きにくくなる場合があり、反対に距離が長くなればその分だけ無駄が発生します。キッチンは毎日使用するものなので作業動線にも配慮して、家族全員の生活を考えたレイアウトを取り入れたいものです。
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PoolA
PoolB
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