2024.07.26
サステナブル建材で環境に配慮した家を。迫力の幅広フローリング等が揃う「WO」に注目!
2024.07.26
# サステナブル # サステナブル建材 # 家を建てる # 幅広フローリング # 環境に配慮フリーランスのライターとして主に国内外のインテリア、ライフスタイル、ギフトを中心に執筆中。広島生まれイギリス住まい、2児の母。元ハウスメーカー勤務、インテリアコーディネーターの視点を活かして、暮らしの「ちょっといいかも」を感じてもらえたら嬉しいです。
フリーランスのライターとして主に国内外のインテリア、ライフスタイル、ギフトを中心に執筆中。広島生まれイギリス住まい、2児の母。元ハウスメーカー勤務、インテリアコーディネーターの視点を活かして、暮らしの「ちょっといいかも」を感じてもらえたら嬉しいです。
私たちの暮らしにおいて、今やトレンドからスタンダードになりつつあるサステナビリティな取り組み。これは建築業界においても例外ではなく、これまでの意匠性や使い勝手重視のデザインに加え、サステナブル建材・デザインは、今や欠かすことのできない建築基準となっています。これから家を建てる方にとってもSDGsを意識した住まいにすることは、自然なことになりつつあるのではないでしょうか。
そこで、今回は環境に配慮したサステナブル建材と、再生材の代表格である「木材」を使ったおすすめの建材をご紹介いたします。
サステナブル建材とは
サステナブル建材とはどんなもの?
サステナブル建材というのは社会・経済・環境の観点から見て持続可能な建材のことです。これらは「リサイクル建材」と「アップサイクル建材」に分かれ、廃棄物を再利用するという点では同じですが、それぞれに少し異なったものとなります。
「リサイクル建材」は建築系建材を原材料として再製品化または再利用できるようにしたものです。例えば古い石膏ボードを粉砕して新しい石膏ボードに作り直す、あるいは古い蛍光灯を使ってリサイクルガラスにするなどです。
これに対して「アップサイクル建材」というのは、不要になった廃棄物の「素材や特徴」を活かし、製品として新しく付加価値を与えたものを言います。事例としては古材やコーヒーのカスを利用した内装ボードや茶殻を活用した消臭畳、意外なところでは廃棄用化粧品を使った壁紙などのユニークなものもあります。
サステナブルな「建築」とは
サステナブル建築とは、地球・地域・生活環境に配慮しながら建築物を構築し、なおかつ長期にわたって利用し続けられる建築を指します。日本におけるサステナブル建築の事例には、「阪神甲子園球場」や「オーク東京ビル」などがあり、太陽光発電システムなどの省エネルギー設計が取り入れられています。
設計・施工・運用における環境問題への軽減に対する取り組みは建築業界で重要な役割を果たします。このようなサステナブル建築は、今後もますます増えていくと考えられます。
もっと詳しく⇒「サステナブルな建築とは 子どもたちの未来を考えた環境に優しい家づくり」
サステナブル建材の特徴
サステナブル建材には、自然素材の木材や漆喰をはじめ、タイルやガラス、アルミなど、様々な素材があります。中でも「無垢材」はサステナブル建材の代表格。どのような特徴や効果があるのか挙げてみましょう。
年間を通して快適な空間づくりができる
自然素材の無垢材は環境と人に優しい再生材。断熱性や調湿性に優れているだけでなく、心身にストレスを与える紫外線や音を吸収するなど、年間を通して快適な住環境を作ることができます。
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長期使用できる
無垢材は耐久性が高く、適切にメンテナンスすることで、何十年という長期的な使用が可能な素材です。長い目で見てコストパフォーマンスが高いだけでなく、時を重ねることで味わい深く変化して、美しいエイジングも楽しめます。
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希少な資源を使わず持続的に使用できる
ライフサイクルの長い無垢材は、希少な資源を使うことなく、持続的に使用できる素材。伐採したらまた植える、役目を終えた後も再利用する、あるいは土に還る。そんな環境に負荷をかけないサイクルが成立する貴重な再生可能資源です。
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省エネで開発できて環境に優しい
無垢材の原料である木は加工時に使う熱や電力など、消費エネルギーの量が他の素材に比べて少ない素材です。森林で育つ過程でも二酸化炭素を吸収して酸素を排出するため、地球温暖化の抑制にもつながっています。
無垢材は地球と人に優しいサステナブル素材。ウッドワンでは、そんな木材の魅力を最大限に活かしたコレクション「WO」が新たにスタート!
環境に優しいだけでなく、上質で飽きのこないタイムレスなデザインは、きっと思い描く理想の住空間実現させてくれるでしょう。
「WO」が創る上質な空間。時代に左右されない長く愛せる家に
2024年、木質総合建材メーカーのウッドワンは世界的プロダクトデザイナーの深澤直人氏をディレクターに迎え、上質かつ時代に左右されない新コレクション「WO Timeless standard collection」の発売を開始しました。
木材の魅力を最大限に活かした幅30cmの迫力ある床材をはじめ、ドア、キャビネット、階段、手すりなど、新たなスタンダードとなる美しくソリッドな建材を提供します。
それは木のプロ、デザインのプロが厳しい目で選び抜いたこだわりのプロダクト。快適かつトレンドに左右されない美しい空間を創るだけでなく、時を重ねるごとに味わい深く変化し、住まいへの愛着をももたらしてくれるでしょう。
一枚板の迫力ある幅広フローリング「FLOORING」
幅約30cmというワイドピッチの一枚板が特徴の「FLOORING」。
目地が少ないので空間が広く見え、特徴的な杢目(もくめ:複雑な模様の木目)がより際立つ高級感のある空間が演出できます。
また、木目の立体感が楽しめる「浮づくり仕上げ」は床暖房にも対応可能。通年を通して木の心地良さを感じることができます。
FLOORING(板目床材)
無駄のないミニマルデザインが魅力「INTERIOR DOOR」
独自の基準で選別された「WO」のドアシリーズは、柾目無垢板のガラスドアをはじめ、無駄のないミニマルなデザインが魅力。
壁面との段差や継ぎ目のない枠材など、スッキリとした仕上げがインテリアに干渉せず、無垢材の美しさをより際立たせてくれます。
INTERIOR DOOR(インテリアドア)
細部まで統一感が作れる「HARDWARE」
「WO」のコンセプトが細部まで反映された建具金具は、ミニマルなデザインに加えて高品質。
レバーハンドルや取っ手には、気密性が高く品質にも優れた「グラビティ鋳造」を採用。
また、表面には耐食性・耐摩耗性の高い「アルマイト処理」を施し、丈夫で美しさを保って使い続けられるつくりになっています。
HARDWARE(建築金具)
スッキリ見えが叶うクローゼット扉「WARDROBE DOORS」
部屋の印象を左右するクローゼット扉の特徴は、天井・壁との納まりがスッキリと見えるつくりです。
デザイン性と通気性のあるルーバータイプと、ワイドな開きで間口の広い収納スペースにも対応できるフラットタイプがあり、使い勝手だけでなく開閉時の安全性と音にも考慮されています。
壁色とのバランスが取りやすい2色のカラー展開もおしゃれです。
WARDROBE DOORS(クローゼット)
余白まで美しいディスプレイが可能「WOODEN SHELVING SYSTEM」
わずか4㎜の高さ調節が全ての面で可能なため、連結した時に棚板が美しく揃い、まるで一枚板のようなすっきりとした見た目の木製シェルフ。
おしゃれなお店にあるディスプレイのように、余白が美しい収納・飾り棚としてはもちろん、空間の背景としても映える建具です。
WOODEN SHELVING SYSTEM(木製シェルフ)
究極のシンプルデザインが贅沢な家具「FURNITURE」
無駄な装飾をそぎ落とした究極ともいえるシンプルなデザインの家具もご用意しています。
接合部の目地を極力少なくすることで、表から見える金具をいっさい見せないつくりを実現し、無垢材の持つ素材感を引き立たせた贅沢な家具です。
FURNITURE(家具)
階段そのものが美しい意匠「STAIRS」
鼻(踏板の先端)の出がなく、踏板と蹴込板の厚みが揃った階段は、特に側面からの意匠性が優れています。巾木のないすっきりとした納まりや、金具を見せないデザインも木質感を高めています。
継ぎ目のない一本芯の手すりや笠木も、無垢材の良さを目と肌で感じさせてくれます。
STAIRS(鼻の出0mm階段)
建具同士をすっきり納める「CINSTRUCTION MATERIAL」
空間の仕上げや取り付けに必要な造作部材は、一本芯で横はぎした「無垢材タイプ」と、寸法の安定性やコストパフォーマンスに優れた「集成材タイプ」の2種類。
また、下地枠をすっきりと納める入り巾木にはアルミ製を採用し、シンプルで目立ちにくい仕上がりにすることが可能です。
CONSTRUCTION MATERIAL(造作部材)
サステナブル建材で、持続可能な社会を目指す
ウッドワンでは自社の所有する森林で大切に育てた木を余すことなく建材として活かし、再び植林して育てるという持続可能な循環システムを構築してきました。そうしたサイクルの中で、木を通じて自然と人と社会に向き合い、ともに未来を目指すことが目標です。
そんな循環型の森林から生まれた「WO」シリーズ。大自然が育んだ木のぬくもりは、私たちの暮らしをより豊かにしてくれます。家を建てる際には、ぜひその魅力に触れ、長く愛せる住まいづくりを実現してみてはいかがでしょうか。
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