「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。
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知育玩具の中でも「積み木」は、多くの方が幼少のころ遊んだ記憶があることでしょう。お子さんやお孫さんへのプレゼントとして贈られた方もいらっしゃることでしょう。文字通り木製のブロックを積み上げたり並べたりする積み木は、幼児期の遊びを通して想像力や数学的な概念を、知らず知らずのうちに育むことができる玩具です。また、私たちが目にする積み木の多くは木で作られているので、プラスチックと違って手に馴染む温もりが感じられることも幼児期の玩具としてうってつけとも言えます。
ただし適当なブロックをたくさん用意するだけで積み木玩具となるのではありません。積み木は、四角・錐体(すいたい)・球体・円柱・三角など、それぞれの大きさや形がお互いに連携しているから役に立つのです。そうして積み木を規則正しく並べることができたり、うまく組み合わせたりできるので、互いの仕組みが理解され興味も増すというわけです。
世界で初めて積み木を知育玩具として取り上げたのは、幼児教育に貢献したドイツ人の「フリードリヒ・ヴィルヘルム・アウグスト・フレーベル(1782-1852)」と言われています。日本の歴史にあてはめてみるとまだ江戸時代中期のころ、すでにドイツではフレーベルが、遊びから育まれる情操と創意工夫の教育こそ幼児期にとって大切であることを提唱。自らKindergarten(幼稚園/子供達の庭)を創設していました。そしてこれをきっかけに、ドイツ各所へ幼稚園を展開するとともに幼児教育者の育成にも努めたことで、世界中に現代のような幼稚園の仕組みが広まっていったのです。また、幼児教育の研究過程において積み木遊びの有効性に初めて着目したのも彼ですから、現代も愛されている玩具として世に広めた功績者とも言えるのです。
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