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2022.12.14

合板(ベニヤ板)の発想は、古代エジプト時代にさかのぼる

2022.12.14

# 古代エジプト # 合板
WOODONE編集部

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

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私たちの身のまわりを眺めると、合板(ベニヤ板)が思いの外たくさん使われていることに改めて驚かされます。家具やフローリングなど目につく製品はもちろん、普段見ることの少ない建築構造にも合板が多く使われています。
このように私たちの暮らしに役立っている合板ですが、その歴史は古く、紀元前の古代エジプト遺跡から木板を接着剤で張り合わせた合板製品が発掘されています。日本で合板が本格的に製造されるようになったのは明治40年11月3日、名古屋の浅野吉次郎により製法を機械化したことに始まります。そのため、11月3日は「合板の日」として制定されました。

現代では、接着剤の進歩による強度維持や、ホルムアルデヒドなどの有害物質抑制が飛躍的に進歩したことで、建築や建具などの部材や製品としてますます数多く使われるようになりました。
とは言うものの製造の原理は古代エジプトから受け継がれたそのまま、合板の基本を考えてくれた古代人の知恵に感謝しましょう。

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