「木のぬくもりを暮らしの中へ」キッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する
無垢No.1の木質総合建材メーカー

那須の別荘リノベーション　始めて訪れた際、その庭とアプローチに目を奪われた。塀できちんと囲われた空間に、露地のようなアプローチ。両側から覆いかぶさるように植えられた木々。　表だけではなく中庭、そして裏手にもきちんと手が入っていた。　釣りのシーズンや避暑地としての利用を考え、緑豊かな時期の庭を楽しむことを旨とする計画として始まった。しかし、これだけ木々に囲まれた家で問題になるのは、湿気だった。窓を開けて換気をすればいいという問題ではないほどの。　リビングと隣室をつなぐ千本格子戸や各室の戸を開け放っておけるように間仕切りを計画する。主な湿気の原因だったのはガレージ。基礎の換気口と直接つながってしまっていたのだ。これを塞ぎ、室内入口を壁にした。さらに内壁・天井をすべて漆喰に。そして玄関土間を拡張し、大谷石を使用した。漆喰も大谷石もどちらも栃木県産のものだ。素材が呼吸することに期待して。