「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。
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目次

「無垢床(むくゆか)」とは、どんな床のことを指すのでしょうか。一般的なフローリングと何が違うのか、はっきり説明できる人は少ないでしょう。
この記事では無垢床の意味や特徴をはじめ、メリット・デメリット、どんな人に向いている床なのかをできるだけ専門用語を使わずに解説します。無垢床が自分の暮らしに合うかどうかを判断したい方は、ぜひ参考にしてください。
無垢床とは

無垢床とは、本物の木をそのまま使った床のことです。
「無垢(むく)」という言葉には「混じり気がない」といった意味があります。無垢床は表面だけが木に見える床ではなく、内部まで同じ木でできている床を指します。
一般的なフローリングの多くは、別の素材の上に木目柄のシートや薄い木を貼って作られています。見た目は木でも、中身は異なる素材で構成されているケースがほとんどです。一方で無垢床は、表面も中身もすべて木でできているため、木そのものの質感や足触りをダイレクトに感じられます。
無垢床は使い込むほどに色味やツヤが変化していくのも特徴です。木の風合いや経年による変化も含めて楽しめることから、家づくりにこだわりたい人に選ばれている床材です。
無垢床のデメリット

無垢床にしてみたいけれど、デメリットが気になる方も多いでしょう。そこでまずは、デメリットを3つお伝えします。
- ・反ったりすき間が出たりすることがある
- ・傷やへこみがつきやすい
- ・価格が高くなりやすい
反ったりすき間が出たりすることがある
無垢床は本物の木でできているため、空気中の湿気を吸ったり吐いたりする性質があります。この働きによって、季節や室内環境の変化に応じて木がわずかに縮んだり膨らんだりします。結果、板と板の間にすき間ができたり、反対に押し合ってつなぎ目が盛り上がったり、歩いたときに音が鳴ったりすることも。
ただし、これは無垢床そのものの欠点というよりも、施工方法や使い方に左右されるポイントです。無垢床の施工に慣れた工務店であらかじめ伸び縮みを見込んだ間隔を確保してもらうことで、こうしたトラブルは起こりにくくなります。
日常生活においても加湿や除湿を極端にしすぎないこと、室内が乾燥しすぎないように気を配ることが大切です。「木は動くもの」と理解したうえで付き合うことが、無垢床を快適に使い続けるコツといえるでしょう。
傷やへこみがつきやすい
無垢床は、見た目だけが木の床材に比べると、表面がやや柔らかい傾向があります。そのため、物を落としたり椅子を勢いよく動かしたりすると、傷やへこみができやすいと感じることがあります。やわらかい木を使った無垢床では、その傾向が顕著に現れます。
一方で、無垢床は傷がついても、表面を削って修復できます。加えて、アイロンのスチームを利用してへこみをふくらませて直すといった、柔軟なメンテナンスも可能です。補修の方法について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
無垢床は「傷がつかない床」ではなく、暮らしの跡を受け止めながら手入れして使い続ける床だと捉えると、デメリットに見えなくなります。
価格が高くなりやすい
無垢床は一般的なフローリングと比べると、材料費・施工費ともに高くなる傾向があります。本物の木を使うため一枚の板として使える部分が限られ、大量生産しにくいことが主な理由です。使う木の種類によっては、価格が高く感じられる場合もあるでしょう。
ただし、無垢床はメンテナンスすることで長く使用できるため、長期的に見ると費用対効果が良くなります。また、無垢床の中でも当社の無垢フローリング「ピノアース」は、比較的ご検討いただきやすい価格に抑えています。気になる方は以下をご覧ください。
□ウッドワンクオリティ | ウッドワンを知る | WOODONE
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無垢床のメリット

無垢床にはデメリット以上にメリットがあります。ここでは5つ解説します。
- ・本物の木ならではの自然な風合い
- ・使い込むほど味わいが増す
- ・夏はさらっと、冬はひんやりしにくい
- ・足腰にやさしい
- ・手入れしながら長く使える
本物の木ならではの自然な風合い
無垢床のいちばんの魅力は、見た目や手触りから伝わる「本物の木の質感」です。表面だけを木に見せた床とは違い無垢床は中まで木でできているため、木目の立体感や色のゆらぎ、光の当たり方による表情の変化が自然に現れます。
同じ木を使っていても、一枚一枚、木目や色味は微妙に異なります。画一的にならず「この家だけの床」という特別感が生まれます。
使い込むほど味わいが増す
無垢床は時間が経つにつれて少しずつ色が深まり、自然なツヤが出てきます。新築直後のきれいな状態も魅力ですが、年月を重ねるうちに家族の生活になじんだ表情へと変わっていくのも無垢床ならではの特徴です。
傷や日焼けも、すべてが「劣化」ではなく暮らしの跡として床に刻まれていきます。年月とともに完成していく床を楽しめる点は、無垢床ならではの大きなメリットでしょう。
夏はさらっと、冬はひんやりしにくい
針葉樹を使った無垢床は、季節を問わず足触りが良いのも魅力です。
夏は湿気を含みにくく、裸足で歩いてもベタつきにくいため、じめっとした不快感が軽減されます。冬は金属や合成素材の床のような強い冷たさを感じにくく、素足でも比較的心地よく過ごせます。
エアコンや床暖房に頼りきらなくても、快適さを感じやすい床材です。
足腰にやさしい
針葉樹の無垢床は、内部に空気を多く含んでいるため、踏んだときにほんのりとした弾力があります。この適度なやわらかさが、足への負担を和らげてくれます。
長時間立つことが多いキッチンはもちろん、足が悪いお年寄りや、ハイハイやつかまり立ちをする赤ちゃんの体にも負担が少なく、家族みんなが安心して使える床です。
手入れしながら長く使える
無垢床は、生活の中で傷や汚れがつくこともありますが、軽い傷やシミであれば削ってなじませたり、塗り直したりすることで目立たなくできます。
張り替えを前提にした床材とは違い、直しながら使い続けられるのが無垢床の特徴です。「使い捨て」ではなく、「育てる床」として長く付き合える点も、無垢床が選ばれる理由のひとつです。
無垢床を使った施工事例
最後に、無垢床のある暮らしを想像しやすくなる施工事例を3つお見せします。ぜひ家づくりにお役立てください。
木と珈琲の香りに包まれる、あたたかい家

子育てがひと段落したことをきっかけに、住まいを見直しリフォームを決められたご夫婦のお家です。リフォームにあたり、旦那様は「内装に無垢の木を使いたい」という強いご希望をお持ちだったそうです。奥様からは「リフォームをしてから、部屋全体があたたかく感じられるようになった」とのお声もいただきました。
木の香りに包まれた空間で、珈琲を片手に過ごす時間は格別です。何気ない日常のひとときが、自然と家族との大切な時間へと変わっていくことを感じられる住まいです。
足元からも心地よさを感じられる住まい

凹凸のある無垢の床材を取り入れたキッチンは、立った瞬間に足元から心地よさが伝わってきます。リビングの窓から差し込むやわらかな自然光が、木の美しい風合いを引き立て、空間全体をあたたかく包み込みます。
光と木のぬくもりが調和した室内は、時間の流れまで穏やかに感じられるような居心地の良さ。日々の暮らしの中で、ふと「気持ちいいな」と感じられる瞬間が増えていく、そんな贅沢な時間を過ごせる家です。
無垢ピノアースに囲まれて暮らす。

最後はキッチン・床材・建具・壁材・天井材に至るまで無垢フローリング「ピノアース」を取り入れた事例です。夏場は無垢の木が湿気をほどよく吸ってくれるため、足元がベタつきにくく、一年を通して快適に過ごせます。
床材は長手方向に張ることで、空間にのびやかさと広がりを感じられる仕上がりに。見た目にも心地よい住まいです。
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まとめ

無垢床は「万能な素材」ではなく、手入れしながら長く使い続けていく床です。その過程そのものを楽しめるかどうかが、選ぶ際のひとつの基準になるでしょう。
「本物の木の床で暮らしたいけれど、現実的な選択肢かどうかが不安」そんな方にこそ、一度見てほしい無垢床があります。
ウッドワンの無垢フローリングは、苗木の育成・伐採・加工・製品出荷までを自社グループ内で完結させる「一貫生産体制」を築いています。素材の背景まで自分たちで把握し、品質を管理できる体制があるからこそ、質を保ちながら比較的手に取りやすい価格での提供が可能です。
木のプロが提供する無垢床、気になったらぜひ次のページにも目を通してみてください。
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