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2025.07.04

フローリングの掃除方法|頻度や手順を詳しく解説

2025.07.04

# フリーリング掃除方法 # フローリング # 床材 # 床材お手入れ方法
WOODONE編集部

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

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掃除機が走るフローリング

フローリングの正しい掃除方法、習ったことはないけど気になっている方も多いでしょう。プロはどのような手順で、何に気をつけながら掃除をしているのか気になりますよね。

そこで今回は、プロのフローリング掃除方法からNG項目まで丁寧に紹介します。フローリングの板を痛めないコツを最後にご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

プロのフローリングの掃除手順

フローリングに置かれた掃除用品

はじめに、プロがどのような手順でフローリングを掃除しているかご紹介します。

1.床の上を片付ける

2.ドライシートでホコリをとる

3.掃除機をかける

4.水や洗剤で床をふく

床の上を片付ける

フローリング掃除を始める前に、床の上の物をすべて片付けます。椅子やクッションなどが床に置かれていると、ホコリやゴミが取り残される原因になるためです。

床に置いている物を、机の上や別の部屋に一時的に避難させても良いでしょう。

ドライシートでホコリをとる

掃除機をかける前に、ドライシートを装着した掃除用ワイパーで、フローリング表面のホコリを取り除くのも忘れずに。乾拭きしておくことで、掃除機からの排気でホコリが舞い上がるのを防げます。ワイパーは遠くから手前に向かって動かし、ホコリを引き寄せるように使うと効果的です。

掃除機をかける

ドライシートでホコリをとった後は、掃除機を使って床のゴミを吸い取ります。掃除機のノズルをしっかり床に密着させ、床の目地に沿ってゆっくり動かすのがポイントです。特に部屋の隅や壁際はゴミが溜まりやすいので、念入りに掃除しましょう。細かい隙間に入り込んだゴミを取るには、細口ノズルやブラシノズルが便利です。

水や洗剤で床をふく

掃除機でゴミを吸い取ったら、固く絞った雑巾でフローリングを水拭きします。特に皮脂汚れやベタつきが気になる場合には、中性洗剤を少し含ませて拭き取ると、簡単に取れます。

水拭き後は乾拭きして床の水分をしっかり拭き取ると、滑って転ぶ恐れがなくなるのでおすすめです。

フローリング掃除の頻度と方法

フローリングを掃除するシートモップ

先ほど紹介したプロの掃除方法を毎日やるのは気が滅入ってしまいますよね。しかも、毎日水拭きするとフローリングが傷みやすくなる恐れも…。フローリングのお手入れは、以下の回数を目安に行いましょう。

  • ・掃除機・ドライシートで毎日掃除
  • ・水拭きは週1回
  • ・床用クリーナーを使うのは月1回
  • ・オイル塗装は半年~1年に1回
  • 掃除機・ドライシートで毎日掃除

  • フローリングは毎日手入れすることが大切です。掃除機やドライシートを使って、こまめに床全体のホコリや髪の毛を取り除いておくと、清潔な部屋を保てます。
  • 掃除機をかける際は、床に硬いゴミや小石がないことを確認し、床を傷つけないよう丁寧にかけましょう。掃除機の排気がホコリを舞い上げることを避けるため、最初にドライシートやフローリングワイパーを使って乾拭きしておくことをおすすめします。
  • 水拭きは週1回

  • 水拭きでフローリング表面の汚れを拭くのは週に1回程度がちょうど良いとされています。ただし、無垢材フローリング(オイル塗装)は水に弱いため、水拭きしないほうが無難です。それ以外のフローリングでは水に浸した雑巾を固く絞り、短時間でサッと拭くのがコツ。
  • 水拭き後は乾いた布でしっかり乾拭きをして、水分を残さないように気をつけましょう。水分をしっかり拭き取ることで、床の黒ずみや傷みを防げます。
  • 床用クリーナーを使うのは月1回

  • 水拭きでも落ちない皮脂汚れや油汚れは、床用クリーナーを使って掃除します。頻繁に使用すると床材が痛む原因になるため、使用頻度は月に1回程度が目安です。
  • クリーナー成分が残らないように、使用後は水拭きと乾拭きを徹底してください。特に油汚れは蓄積すると落としにくくなるため、早めの対処が肝心です。
  • オイル塗装は半年~1年に1回

  • 無垢材のオイル塗装フローリングは、半年~1年に1度程度が推奨されています。住んでいるうちに表面がすり減るため、定期的に塗装し直して床の質感を保ちましょう。
  • ワックスを木目に沿って塗布したら、完全に乾燥するまで待って完了です。なお、ウレタン塗装のフローリングは塗膜がしっかりしているため、再塗装の必要はありません。
  • フローリング掃除で気をつけるべきこと

  • 何かを考える女性、手前にグリーン
  • 続いて、フローリングを長持ちさせるコツをご紹介します。
  • ・アルカリ性洗剤は使えない床が多い
  • ・無垢フローリングは水拭きしない
  • ・フローリングの床を化学モップで掃除しない
  • アルカリ性洗剤は使えない床が多い

  • フローリングにはさまざまな種類があり、その中にはアルカリ性洗剤が使えないものも多く存在します。特にワックスでコーティングされた床材では、アルカリ性洗剤を使用するとコーティングが剥がれてしまう可能性があります。皮脂や汚れを落とす際には、台所用の中性洗剤を使用するのがおすすめです。
  • また、無垢材のフローリングでもアルカリ性洗剤は使用できません。
  • 無垢フローリングは水拭きしない

  • 無垢フローリングは100%天然木でできているため、水拭きは避けてください。水分を過剰に吸収するとフローリングの膨張や反り、隙間ができる原因になります。
  • 無垢フローリングは湿気や温度変化に敏感なので、濡れた状態のままにしておくと傷みやすくなります。清掃の際は、乾いたモップやフローリングワイパーを使いましょう。
  • なお、汚れがひどい場合には硬く絞った布で短時間で拭き、その後すぐに乾拭きして水分を取り除くのがコツです。ちなみに、ウッドワンの無垢フローリングなら硬く絞った雑巾で水拭きできるため、手軽に掃除したい方はチェックしてみてください。
  • □ウッドワンのフローリングをみる
  • フローリングの床を化学モップで掃除しない

  • 化学モップには化学成分が含まれているため、濡れた床やワックスがけ前後に使用すると化学成分と水分、ワックスが反応してフローリングを傷める恐れがあります。できればフローリング掃除に、化学モップは使わないようにしましょう。
  • また、化学モップを長時間床に放置すると、フローリングの変色の原因になることもあります。フローリングを劣化させたくないなら、化学モップは買わないほうが良さそうです。
  • まとめ

  • ウッドワンのフローリングが映えるリビングルーム
  • 今回は、プロのフローリング掃除手順から注意点まで徹底解説しました。意外と知らないフローリングの掃除方法、参考になれば幸いです。
  • 「フローリングって意外と気をつけることあって面倒だな」と思われた方は、ウッドワンの高機能なフローリング材を使ってみてはいかがでしょうか。たとえば次のようなフローリングがあります。
  • ・お子さんがいても安全な抗菌・抗ウイルス加工フローリング
  • ・傷や汚れに強いフローリング
  • お手入れ簡単なうえにおしゃれな床材を見てみたい方は、次のページもぜひご覧ください。
  • □ウッドワンの床材をみる

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