「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。
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目次
部屋の雰囲気を手軽に変えたい。そんなときに取り入れたいのがアクセントウォールです。シンプルな空間に異なる色や素材を取り入れるだけで、インテリアに個性と深みをプラスできます。派手すぎず、落ち着いたデザインを選べば、空間全体の調和を保ちながら居心地の良い空間を演出できる効果も。この記事では、アクセントウォールを取り入れることで空間をおしゃれに変えるポイントや、コツを詳しくご紹介します。
アクセントウォールとは?
アクセントウォールとは、単色で統一されがちな壁に異なる色や素材を取り入れ、視線を集めるポイントを作る手法です。色や素材の組み合わせによって、空間が広く見える、温かみを感じるなどの心理的効果も。リビング・玄関・寝室などの壁を1面変えるだけで、あなたの個性やセンスを表現できます。
アクセントウォールを設けるメリット
アクセントウォールはおしゃれなだけでなく、次のような3つのメリットがあります。
- ・空間にメリハリと高級感を演出できる
- ・広がりと開放感を演出できる
- ・DIYで手軽に挑戦でき、コスト削減も可能
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空間にメリハリと高級感を演出できる
- 異なる色や素材を組み合わせることで、部屋全体にメリハリと視覚的な奥行きを加えられます。例えば、白い壁が広がるリビングルームに木目調や石目調のアクセントウォールを取り入れるだけで、一気に空間の印象が変わります。
- 天然素材を使えば、上品で高級感のある雰囲気を演出できる効果も。光沢のあるタイルやメタリックな素材を使えば、モダンで洗練された印象になります。
- アクセントウォールは、簡単に部屋のイメージを大きく変えられるため、内装をおしゃれにアップデートする手法として人気です。
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広がりと開放感を演出できる
- 視線が集まりやすい位置にアクセントウォールを配置すれば、部屋に広がりと開放感を与えられます。
- 例えば、リビングのテレビ背面の壁に木目調の素材を取り入れると、視線が自然とそのポイントに集まり、奥行きのある空間を演出できます。また、玄関の正面に彩りのある壁紙やタイルを使えば、第一印象がおしゃれな家に。
- こうした工夫は居心地の良い空間作りにもつながり、日常生活に彩りをプラスしてくれます。
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DIYで手軽に挑戦でき、コスト削減も可能
- 初心者でも扱いやすい剥がせる壁紙などを活用すれば気軽に挑戦できるため、初めてのDIYにもおすすめです。自分で施工することで業者に頼むよりも費用を抑えられるため、低予算でおしゃれな部屋作りができます。
- ただし、一部の素材や広範囲の施工では想定以上の技術や時間が必要となり、かえってコストがかさむ場合も。思わぬトラブルを避けるためにもプロに施工を依頼することをおすすめします。
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アクセントウォールを設けるデメリット
- 反対に、アクセントウォールを取り入れるデメリットもあります。
- ・手入れが必要な場合がある
- ・コストがかかる
- ・組み合わせによっては雑多な印象になる
- 安易に取り入れて失敗しないためにも、具体的に見ていきましょう。
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手入れが必要な場合がある
- 凹凸のある素材や凝ったデザインを使用したアクセントウォールは、見栄えが良い一方で、ほこりや汚れがたまりやすいのが難点です。特に石材や木材など自然素材を使用した場合、表面の凹凸にホコリが付着しやすく、放置すると掃除が手間になることも。
- アクセントウォールを美しく保つためには適切なメンテナンス方法を知り、定期的に手入れしましょう。
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コストがかかる
- アクセントウォールの素材にこだわりすぎると、高価な素材や特注デザインでコストがかさむ場合があります。特に天然素材は上品で独特な雰囲気を演出できますが、価格が高めになる傾向があります。
- コストを抑えつつ天然素材を使用したアクセントウォールに挑戦したい場合、全面ではなく一部に取り入れることでコストを抑えることが可能です。また、フェイク素材を活用すれば、見た目の質感を保ちながら大幅にコストを削減できます。
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組み合わせによっては雑多な印象になる
- アクセントウォールの選び方によっては、部屋が雑多な印象になってしまう危険性があります。範囲が広すぎたり派手なデザインを選びすぎたりすると、かえって統一感を損ねる原因に。
- アクセント部分を全体の5%程度に留めると、調和を保ちながら適度に目を引く仕上がりになると言われています。また、配置や配色に迷った場合は、プロのインテリアデザイナーなどに相談するのも有効です。専門家のアドバイスを取り入れることで、完成度の高いスタイリッシュな空間になるでしょう。
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アクセントウォールでおしゃれな部屋を作る5つのコツ
- 最後に、アクセントウォールを活用しておしゃれな部屋を作るコツを5つお伝えします。
- ・内装やインテリアとの統一感を意識する
- ・人の視点や動線を考慮して配置を決める
- ・機能性の高い素材を選ぶ
- ・予算に応じた面積設定をする
- ・飽きにくいデザインや色を選ぶ
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内装やインテリアとの統一感を意識する
- アクセントウォールを取り入れる際には、家具や照明などのインテリアとのバランスを考慮することが重要です。空間全体の色調やデザインを統一することで、調和の取れた部屋になります。
- ナチュラルな木目調のアクセントウォールを採用する場合、ソファやクッションも自然素材や柔らかなトーンのものを選ぶと、全体に統一感が生まれます。逆にアクセントウォールがビビッドなカラーの場合は、他の要素を落ち着いた色味にすることで雑多な印象にならずに済みます。
- アクセントウォールはあくまで空間を引き立てる要素なので、過剰にならないよう全体の調和を意識することがポイントです。
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人の視点や動線を考慮して配置を決める
- 視線の流れや人の動線を意識してアクセントウォールの場所を決めましょう。
- 例えば、リビングではテレビに視線が集まりやすいため、その背後をアクセントウォールにすることで洗練された印象をプラスできます。1箇所に視線を引きつける工夫をすることで、部屋がさらに魅力的になります。
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機能性の高い素材を選ぶ
- 調湿や脱臭効果など、機能性の高い素材を取り入れれば、より快適な部屋になります。
- 例えば、漆喰は湿度を調整するだけでなく抗菌や防臭効果も期待できるため、閉め切りがちな部屋でも梅雨の時期でも安心して過ごせるように。部屋の用途を考えながら素材を選ぶと、より満足度が高くなるでしょう。
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予算に応じた面積設定をする
- アクセントウォールの面積が大きいほど使用する素材が増え、それに伴いコストも上がります。予算内で収めるには一部だけ変えることを検討するのがおすすめです。
- 例えば、リビングのテレビの背面や玄関の一部など、視線が自然に集まるポイントだけをアクセントウォールにしてみましょう。部分的に施工すれば、統一感を保ちながら部屋にアクセントを加えられるため、手軽に取り入れられるアイデアとしても人気があります。
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飽きにくいデザインや色を選ぶ
- 派手すぎない無地や柔らかな色調のアクセントウォールを選べば、長期間飽きずに楽しめます。ベージュ・グレージュ・パステルカラーなどの柔らかい色合いは他のインテリアとも調和しやすく、全体的に落ち着いた部屋になります。シンプルな幾何学模様や自然モチーフなら、主張しすぎず、空間にほんのりとしたアクセントを加える効果が。
- 強烈なデザインよりも長い目で見て飽きないアクセントウォールにしたほうが、後悔しにくいでしょう。
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まとめ
- 今回は、アクセントウォールについて解説しました。好みのデザインを取り入れることで、あなたらしさを感じさせる部屋を作り上げられます。木材の温かみや自然の美しさを活かしたアクセントウォールにしたいなら、おしゃれで上質な「木十彩-KITOIRO-」を取り入れてみてはいかがでしょうか?木の個性を存分に活かした壁材で、自然の風合いを最大限に引き出す加工や塗装が施されています。気になる方は次のページより詳細をご確認ください。
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