2024.10.25
木の種類と特徴 オークとはどんな木材? 樽や家具でも重宝されるその理由
2024.10.25
# オーク # オーク インテリア # オーク 床 # オークとは # オーク材とは # ナラの木 # 広葉樹 # 木の特徴 # 木の種類 # 針葉樹 広葉樹フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。
フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。
目次
木の種類には様々なものがありますが、高級家具や建材などにも使用されているオークとはどのような木なのでしょうか?
本記事では、身近なシーンで活用されてきたオークの特徴をまとめ、木目の美しさについてもお伝えします。
また、オーク材の醍醐味を味わえるウッドワンのコンビットモノの魅力についてもご紹介します。
オークとはどんな木材?
オークとは具体的にはどのような木材なのでしょうか。古くから家具や建材として活躍してきたオークの用途や特徴についてご紹介していきましょう。
オークとは
オークとはブナ科コナラ属のうち落葉性の樹種を指し、日本では「どんぐりの木」としてなじみ深いナラをはじめとしたカシワ・カシ・ミズナラなどの樹木の総称です。
他にも、ヨーロッパでは美しい樹形から、King of Forest=森の王様と呼ばれ、オークにまつわることわざや言い伝えが残っています。
ただし、日本の住宅建材として使われているオークは、北米の亜熱帯から温帯で伐採された「ホワイトオーク」を加工したものが多くを占めています。そのため、日本住宅に関する場合にはオーク材といえば、ホワイトオークを指すことがほとんどです。
古くからワインの樽や船の材料として活用
オーク材は他の木材と比較すると耐水性が高く腐食や劣化の心配が少ないことから、非常に古くより船材としても重宝されてきた歴史があります。
オークは耐水性だけでなく粘りや弾力があり加工しやすいという特徴を持っていて、世界中でさまざまな用途に使用されてきました。
オーク材は北米が原産で、住宅用の建材や船材としてだけではなく、ウイスキーやワインを保存するための樽としても活用されてきました。オークに多く含まれるタンニンは、ワインやウイスキーの熟成する過程で香味成分として役立ってきたのです。
オークの特徴
耐水性や腐朽に強いこと以外にもオークが古くから珍重されてきた理由があります。
そこで次は、オークの主な特徴についてご紹介していきましょう。
・木目の美しさ
家具やフローリング材として使用する際には、オークの木目の美しさが大きな魅力となります。
オーク材を板目で取ると波状の美しい木目を楽しめます。また、柾目で取った場合には優しい木目が穏やかな印象を演出します。さらに、オークならではの木目としては「虎斑(とらふ)」が有名です。虎斑については後ほど詳しくご紹介します。
・耐久性に優れている
オーク材は他の木材と比較して硬く重いことも特徴のひとつです。そのため、極めて耐久性が高く、半世紀以上経過した今でも、現役で活躍しているオークを用いたアンティーク家具もあるほどです。
そして、その重さから重厚感が見た目に現れ、どっしりとした安定感を得られます。
・明るい色合い
オーク材は明るい色合いが好まれることが多い建材です。特に最近人気のある、ナチュラルなインテリアとの相性はばつぐんです。フローリング材としてよく使用されるウォールナットやチークと比較すると、明るく自然な印象の部屋づくりに最適です。
表情豊かなオークの木目 2つとない個性「虎斑」
オーク材を柾目に取ったときに見られる独特な木目として、「虎斑(とらふ)」が有名です。まさに、虎の縞模様のような柄が表面に現れるのです。虎斑は、オークが成長する際に蓄えた栄養分を貯めておく放射組織が柾目の面に銀色の模様として浮かび上がったものと考えられています。光の当たり具合によって見え方が変化する虎斑は、オークの表情豊かで個性的な木目として大切にされてきました。
銀色にキラキラと輝くことから、「シルバーグレイン」「銀杢(ぎんもく)」とも呼ばれる虎斑。同じものは2つとないオリジナリティを楽しめるオークならではの特徴です。
仕上げまで妥協なし! オークの醍醐味を味わえる「コンビットモノ挽板3.0」
オークの美しい木目を存分に味わえるのがウッドワンの「コンビットモノ挽板3.0」です。
材料の選定から面形状、仕上げまで一切妥協せず、美しさと上質さを最大限に引き出すことを貫きました。
厳選した3㎜厚の挽板を贅沢に使用し、オークの醍醐味を心ゆくまでご堪能いただける1枚もののフローリング材です。
コンビットモノ挽板3.0の圧倒的な存在感の秘密をご紹介していきます。
コンビットモノ挽板3.0の特長
・無垢の弱点を軽減
コンビットモノ挽板3.0では、基材となる合板などと化粧材を張り合わせることで、無垢材の反りや狂いを軽減しています。無垢に近い風合いを保ちつつ、幅広のデザインを取り入れることが可能です。
・一枚ものの貼りあがり
コンビットモノ挽板3.0は、一枚単板を採用することで、空間全体に広がりを感じさせて開放感を与えます。見た目だけでなく触わり心地も良い贅沢な仕上がりになります。重厚かつ高級感あふれる部屋づくりにおすすめしたい貴重な床材です。
・3mm厚の化粧材
一枚単板を贅沢に3mm厚に仕上げた挽板を化粧材に用いたコンビットモノ挽板3.0。無垢の木の風合いを十分堪能していただけます。
・木味を感じる仕上がり
コンビットモノ挽板3.0では、3mm厚の挽板を化粧材に使うことで、フローリング表面の木目を、より立体的かつ奥行きを感じる仕上がりになります。自然な木目を味わいながら、無垢材に劣らない触り心地を実現。また、まるでオイル塗装のような仕上がりのウレタン塗装によって日常のお手入れも簡単になります。
コンビットモノ 挽板3.0
・オーク クリアグレード
自然なオーク色だけでなく、チークやウォールナットに近い色合いも含めた4色(クリア塗装、アイボリー色、ミディアム色、ダーク色)のカラーラインナップをご用意しています。
・オーク ワイルドグレード
木の個性ともいえる節や入り皮などのキャラクターマークをふんだんに取り入れた商品です。野趣に富んだ世界にひとつだけの表情をお楽しみいただけます。
コンビットモノ 挽板3.0 足感フロア
・ブラシ
素材感が最大限に引き立ちます。
・オビノコ
素朴な味わいを与えてくれて、木の質感をありのまま愛でられます。
・ウェーブ
緩やかな波紋による遊び心を感じられます。
・ハンドスクレイプ
柔らかく自然なぬくもりが人気です。
・スプーン
無骨さとユーモアの共存を楽しめます。
コンビットモノ挽板3.0で無垢の肌触りを身近に取り入れよう!
古くから樽や船材などとして身近なシーンで活躍してきたオーク材。馴染み深い木材なので、比較的安価で手に入ることから、家具やフローリング材としても多用されています。
無垢材のフローリングの良いところを取ったともいえるコンビットモノ挽板3.0は、お手入れがラクで反りや狂いも少ない床材です。また、カラーや表面の加工もおうちの個性に合わせてお好みの仕上げを選べます。ぬくもりと高級感を兼ね備えたコンビットモノ挽板3.0でくつろぎの空間をワンランクアップしてみてください。
RELATED
関連する記事