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2024.11.08

キッチンの天板(ワークトップ)素材にこだわる! 各素材のメリット・デメリット

2024.11.08

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安藤 愛菜

フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。

フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。

ブーケガルニが置かれたワークトップ

家事の中でも、多くの時間を過ごすのはキッチンではないでしょうか。お気に入りのキッチンを計画するときに、こだわりをもって選びたいのが天板(ワークトップ)です。

天板にはさまざまな素材が使われています。そこで今回は、天板に使用される素材の特徴や、キッチンを使い勝手よくするためのポイントについてもご紹介します。

天板(ワークトップ)に求められる機能とは?

キッチンの天板を触る人

天板(ワークトップ)とは、材料を切ったり計ったり盛り付けたりと、調理作業をするカウンター面のことです。キッチン全体の印象を大きく左右するほか、快適に過ごせるよう機能性も重視して選びたいパーツです。

そこで、天板を選ぶ際に参考にしていただきたい機能について、ご紹介していきましょう。

求められる機能

・耐熱性

キッチンでは熱を加えて調理することが多いです。調理中の器具をワークトップに置く場合を考えると、ある程度の耐熱性は必要でしょう。

・耐汚性

食材を扱うキッチンでは、衛生面への配慮は必要不可欠です。汚れが付着しにくい素材を選びましょう。

・メンテナンス

天板の素材が汚れに強くても、毎日の掃除が行き届かなければどうしても汚れてきてしまいます。汚れを取りやすくメンテナンスしやすい素材がおすすめです。

・耐久性・耐衝撃性

キッチンの天板は毎日使用するだけでなく、長い期間にわたって使う場所の1つです。強度があり、劣化しにくいことも重視したいポイントです。

・インテリア性

機能面ばかり優先すると、あまりにも無機質に偏ったキッチンになってしまう場合も。家全体やキッチンのインテリアに合う素材を選ぶとよいでしょう。

天板(ワークトップ)の素材別メリット・デメリット

ここでは天板の素材別に、それぞれメリット・デメリットをご紹介します。

素材 メリット デメリット
ステンレス ・サビにくく熱に強い

・汚れにくく手入れしやすい

・キズや水垢が目立ちやすい

・キッチンが無機質な印象になりがち

人工大理石

人造大理石

・水垢が目立ちにくい

・色やデザインのバリエーションが豊富

・熱や汚れに弱い

・耐久性にやや劣る

クオーツ

エンジニアドストーン

・原材料が水晶と樹脂なので高級感を出せる

・耐久性・衛生面に優れている

・価格が高い

・重量が重い

タイル ・さまざまなデザインを選べて個性を重視できる

・耐水性・耐熱性が高い

・経年により目地の黒ずみの手入れが大変

・施工に時間がかかる

木材 ・インテリア性が高い

・自然のぬくもりを感じられる

・熱や汚れに弱いため、表面がしっかり塗装・加工されたものを選ぶ
セラミック ・汚れや熱、変色に強い

・高級感を演出できる

・価格が高い
天然石 ・質感や自然のぬくもりを最も感じられる ・材料・施工・運搬など費用が高い

・変色する可能性が高い

 

天板(ワークトップ)も選べる! 無垢の木と相性バツグンのウッドワンのキッチン

ウッドワンのキッチンは木の魅力だけでなく、さまざまな素材やアイテムの中からカスタマイズできるのが大きな特徴です。

天板(ワークトップ)も多彩な素材から選べますので、家事時間が楽しくなる素敵なキッチンづくりに役立ちます。

スイージーで選べる天板と特徴

・人工大理石(ソリッド、グレイン、フォルテ)

人工大理石天板

洗練された爽やかなキッチンを表現できるソリッド、グレイッシュな空間づくりに役立つグレイン、そして細かな石目調が落ち着くフォルテ。それぞれのグループには色味の異なるデザインもあるので、豊富なラインナップとなっています。

・ステンレス(バイブレーション、ヘアライン)

ステンレス天板

マットな仕上げがプロの厨房のような印象のバイブレーションと、微細なライン模様がスタイリッシュなヘアラインが用意されています。

・人大×クオーツ

人工大理石とクオーツの天板

天然の鉱物と合成樹脂を合わせることによって、マットな質感とまるで皮革のようなテクスチャーを実現しました。

・エンジニアドストーン

エンジニアドストーン天板

天然水晶を主成分としており、硬度が高く傷つきにくい天板です。天然石のデメリットである微細な穴を樹脂によって少なくすることで、汚れが入りにくくなっています。

・タイルカウンター下地

タイル天板

レトロ感やどこか海外のキッチンを感じさせる、ぬくもりのある天板に仕上がります。

・人工大理石「コーリアンⓇ」

コーリアン

無垢の木に合うカラーバリエーションが自慢の天板。ナチュラル、カジュアル、モダンなど、さまざまなスタイルのキッチンに合わせられます。

フレームキッチンで選べる天板と特徴

フレームキッチンで選べる天板には、スイージーでご紹介した「ステンレスバイブレーション」「人大×クオーツ」のほかに「集成材(オーク、ニュージーパインⓇ)」があります。

「人大×クオーツ」の天板は、天然の鉱物と合成樹脂の合成により、天然鉱物のみでは実現できなかった、耐熱性・耐薬品性、耐汚染性、清掃性を実現しているほか、集成材の天板も水に強いタイプのウレタン塗装+中塗り工程を増やすことで、さらに水に強い仕上がりとなっています。耐候性にも優れており、塗膜のひび割れや水の浸みこみもしにくいのが特長です。

・集成材

ウッドワンフレームキッチン

キッチンのアクセントにもなる、集成材のワークトップ。ウッドワンではオークとニュージーパインⓇ の2種類の樹種から選べます。

オークは日本でも身近な「ドングリの木」です。硬くて強い性質を持ち、世界中で古くから床材や家具材として用いられてきました。

また、ニュージーパインⓇは北米を原産とする松の1種で、透明感のある美しさや均一に整った伸びやかな木目が特徴です。

多彩な天板(ワークトップ)でウッドワンのキッチンを楽しもう!

ウッドワンのキッチン「スイージー」「フレームキッチン」では、さまざまな視点から選べる天板を取り揃えています。

あなたの好みやコンセプトに合った天板に出会えるかもしれません。家事時間が楽しくなる素敵なキッチン選びにお役立てください。

開放感のあるフルフラットキッチンに興味がある方は、下記の記事もご参照ください。

⇒「フルフラットキッチンでキッチンをおしゃれかつ開放的に! 掃除も楽な対面キッチンの魅力

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