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キッチン 建材選びのポイント

2022.07.01

キッチン用品をおしゃれに収納! キッチンボードで見渡せる収納・隠す収納を使い分け

2022.07.01

# キッチン おしゃれ # キッチン 用品
安藤 愛菜

フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。

フリーランスのインテリアコーディネーター/住宅・不動産ライター。注文住宅メーカーで多数のプランを提案した経験を活かして、2017年4月に独立。戸建て住宅やマンションのコーディネートを手掛けつつ、インテリアやリノベーションを中心に複数のメディアで執筆しています。

Scene2.キャンプ、雨のち晴れ。

毎日使うキッチンをおしゃれに保つためには、スタイリッシュで機能的な収納が大きな効果を発揮します。キッチンには、カラフルなパッケージの食品や家電など、たくさんの「モノ」があります。

そのため、キッチンをいつもすっきりと整えておくには、見渡せる収納隠す収納の使い分けがポイントとなります。

そこで今回は、収納を活用したおしゃれなキッチンの作り方をご紹介していきます。

隠すだけじゃなく見渡せる収納も活用!

キッチン家電や調理器具、ストックの食材など、キッチンにはいろいろなモノが集まっています。
そして、それらを収納する際に何も考えず「とりあえず扉付きの収納棚などに詰め込む」、いわゆる「隠す収納」一辺倒になっているという方もいることでしょう。

しかし、おしゃれで効率的なキッチンを目指すなら「見渡せる収納」もバランスよく組み合わせることが大切です。
そこで、まずはキッチンにおける見渡せる収納と隠す収納のメリットとデメリットについて確認しておきましょう。

見渡せる収納のメリット・デメリット

見渡せる収納とは、オープンタイプの棚などに見える状態でモノを配置する収納方法です。
見渡せる収納のメリットは、必要なものがすぐ手に取れることです。調理中に扉や引き出しを開ける必要もなく、効率的に家事が進められます。

置くものに一貫性をもたせることで統一感のあるキッチンを演出できる効果もあります。ただし、コンロ周りなどに置いてあるものは油汚れやホコリが付きやすくなります。
また、カラフルなパッケージの食品が常に出してあると、キッチンが雑然とした雰囲気になりがちです。

見渡せる収納を中心に考える場合には、収納の位置と掃除しやすくするための工夫が必要でしょう。

隠す収納のメリット・デメリット

ホコリなどが溜まりにくく、清潔感を保ちやすいのが、隠す収納のメリットです。扉を閉めてしまえばすっきりと見えるため、ものが多いキッチンを整然とした空間にしてくれます。

しかし一方では、調理に必要なものがサッと出せず、片付けるのにもひと手間かかるのがデメリットといえるでしょう。
また、収納の扉を閉めてしまうと中が見えないことから、扉の内側が雑然としがちという懸念もあります。

隠す収納は中にしまうモノの定位置を決め内側もすっきりと収納しておきましょう。

使い分けのバランスを考える

見渡せる収納と隠す収納、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介しました。
キッチンの収納を見直す時には、アイテムや場所別に「見渡せる」「隠す」を使い分けるのがおすすめです。

普段使いの食器やおしゃれなキッチン家電は、見せて収納することで気分よく過ごせます。
またストック食材や消耗品、使うシーズンが決まっているものは、隠して収納するとキッチンがすっきりします。

キッチンでは何を見せて、何を隠す?

Scene6.やさしく、かわいく、食育。

次にキッチンの見渡せる収納と隠す収納の、おしゃれな具体例を見ていきましょう。ご自宅のキッチンに合うスタイルを参考にしてください。

壁面の棚にお気に入りのグッズを飾るように収納

こだわりの調理器具や食器などをたくさんお持ちの場合は、見渡せる収納をメインにした収納がおすすめです。
キッチンのインテリアスタイルに合うオープンな棚を設けると、お気に入りのグッズを見ながら家事を楽しむことができます。
また、背の高い収納をレイアウトするよりも、開放的で広々とした空間に仕上がります。

容器やかごを使ってゆるやかに見渡せる収納

必要なものをすぐに取り出したい時には、低い位置にある収納もオープンタイプにしてみましょう。
おしゃれなかごや箱は工夫次第で統一感のあるインテリアに早変わり。テイストが合わないアイテムは、ケースの中へ入れてしまえば気になりません。

生活感を出したくないなら隠す収納

すっきりと落ち着いたキッチンを演出したい場合は、やはり隠す収納がおすすめです。
作業スペースやカウンターに出すものは最小限にして、扉の中も美しく収納。
特にモダンなスタイルのキッチンには、生活家電まで隠す収納がよく似合います。

よりおしゃれな空間にするなら、システムキッチンにもこだわりを!

見渡せる収納、隠す収納をバランスよく取り入れると、キッチンのコーディネートも今まで以上に楽しめます。
さらに、おしゃれなキッチンを演出したい時は、収納の工夫に加えてシステムキッチンを検討するのもおすすめです。
おしゃれな空間をつくり上げる、無垢材を使ったシステムキッチンをご紹介しましょう。

開放感あふれるキッチン「フレームキッチン」

NEW ZEA PINE ニュージーパイン

黒い鉄と無垢材を組み合わせた「フレームキッチン」は、開放感あふれる空間を演出してくれます。
ぬくもりを感じる無垢材と空間を引き締める黒い鉄は、古くから愛されてきた組み合わせでもあります。
必要なものをすぐ手が届く場所に置く「見渡せる収納」は、アイデア次第でどんどんアレンジしながら使い続けられるのが魅力です。

また、町家や古民家をリノベーションしたキッチンとの相性も良く、天然素材が多い空間になじみやすいという特徴も持っています。
低めの棚、壁掛け収納、そして天井から吊り下げるタイプまで、「フレームキッチン」の収納はすべてオープンスタイルで統一されています。

木のぬくもりを感じるキッチン「su:iji(スイージー)」

Scene5.余白を愛する生き方。

無垢材をふんだんに使った「su:iji(スイージー)」は、隠す収納をメインとしています。
しまったり取り出したりを繰り返すスイージーキッチンの収納には、きめ細かな工夫が隠されています。
手触りがやさしい無垢材を使った引き出しを開けると、収納アイテムに合わせて柔軟に調整できる仕切りが用意されています。

また、底にステンレスを使用しているので、調味料の液だれなどを掃除するのも簡単です。
隅々まで特殊ウレタン塗装された無垢材を使用することにより、気になる場所の汚れをサッとひと拭きで落とせます。

まとめ

さて、ここまでキッチンの見渡せる収納と隠す収納について、それぞれの特徴やメリット・デメリットをご紹介してきました。
ただし、どちらか一方を選ぶ必要はなく、ものや場所によって使い分けることで、キッチンでおしゃれな空間を演出できます。
収納の工夫に加え、システムキッチンも検討し、それぞれこだわりの素敵な空間をぜひ手に入れてください。

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