〈JWOOD使用現場〉
りらく事業所
木調サイディングの貼り分けと、大きく2階外壁をオーバーハングさせた格好の良い外観を持つ、就学児向け
学童保育の放課後等デイサービスの事業所です。
児童の様々な活動をサポートする、広々とした学習室と個室形式の学習コーナー、パソコンルーム、遊戯室が、
活動による音に配慮し、1階の「静の部屋」と2階の「動の部屋」にエリア分けして配置されています。
また、それぞれの活動場所は完全に壁で仕切るのではなく、職員の目も行き届く様にオープンにされています。
このオープンな大空間の確保にJWOOD工法の特徴が活かされ、1階は最大スパン7.4m、2階は途中に150角
サイズの柱2本で強度を補いながら9.4mスパンを実現しています。
物件概要
用途:保育所
規模:1階床面積 119.08㎡(36坪) / 2階床面積 117.5㎡(35.5坪)
竣工:2022年2月
建築地:広島県広島市
建物外観
木調サイディングの貼り分けと、大きく2階外壁をオーバーハングさせた格好の良い外観
建物内観
動の部屋(2階・遊戯室):平均天井高3.9m、最大壁線距離9.4mの大空間を実現しています。
現しになったJWOODの柱は綺麗にサンディングされ、ここに児童の遊具が吊るされます。
静の部屋(1階・学習室):エントランスを入ると右側に事務室、左奥側に広々とした学習スペースがあります。
7.4mスパンの学習スペースに壁の仕切りは設けず、事務室から見渡せるような大空間となっています。
学習スペースの奥には絵本棚が配置され、小上がりの段に腰掛けて本と戯れることが出来ます。
構造的なポイント
動の部屋(2階・遊戯室):勾配天井を梁成450mm/梁幅150mmの登り梁と、途中の直行方向の梁、2本の150角の柱で強度を確保し、平均天井高3.9m、最大壁線距離9.4mの大空間を実現しています。