WOODONE

受賞無し

2022年度

愛知県

有限会社 滝三建築

テーマ『何年経っても美しさが長く続く、総タイル張りの家』  約15年前に新築した施主様ご両親の住宅の隣に建つ「岡崎市M様邸」。 施主様のご要望は、「ご両親の住宅と今回新築した住宅の2軒が違和感なく一つに見える家」というものだった。 ご両親の住宅に使用されている外壁タイルや瓦屋根と全く同じ物を手配し、タイルならではの重厚感、そしてタイルの特性を十分に活かし、細部にまでこだわり抜いて設計を行った。 施主様と施主様のご両親とでは世代が異なるため、外観に違和感なく、ご両親の住宅とどれだけ違う住宅ができるのかという難題に挑戦したプロジェクトだった。  内装で一番の見どころは1階から屋根裏まで続く大空間の吹抜けと、キッチンとダイニング上の無垢の格子天井。 LDKの扉を開けた瞬間に1階と2階の階段が重なって見えるという、今までに無い斬新な設計を行った。 無垢の格子天井は施工に3週間以上の手間暇をかけた。