「木のぬくもりを暮らしの中へ」キッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する
無垢No.1の木質総合建材メーカー

計画地は多雨多雪地域である中山間部の集落内にあります。大きな敷地の中の一部建て替え計画で、元々両親と息子家族の2世帯7人で暮らしていました。母屋を取り壊し、息子世帯5人家族のための新しい住まいを計画しました。施主夫婦は両親と暮らす生活スタイルと、濃密なコミュニティの中で落ち着いた生活の場を希望されておりました。軸組構造材・内装化粧材は全て鳥取県産材を使用しています。計画にあたり建物周囲には隙間を設けて、建て替え後の敷地全体に風と光を取り込むこととしました。通りに面してはプライバシーを配慮して開口部を抑えたスギ縁甲板の板塀とし、敷地の中心には中庭を配して風が抜け光が満ちる空間としており、両親とつながるスペースになっています。1階広間は南側の中庭に面して大きな掃き出し窓を3枚用意。2階の寝室群は深い庇により夏季の日射を抑えつつ、ロフト空間を設け重力換気による風通しの良い空間を実現しています。