ワンズキューボ(規格型) 施工事例 詳細

C-013

愛着を育むノスタルジックな佇まい

新築でありながらも、長い年月と愛着を育んできたノスタルジックな雰囲気が醸し出されたワンズキューボです。

ワンズキューボ本来のシンプルなスタイルに、奥行き感を創り出す演出が施されたファサード。建具上部に敢えて残したまぐさ壁や、アーチ形状の垂れ壁が生み出す居場所の緩やかな変化。これらの造形的な仕掛けによる飽きの来ない建物の器。

それに加えて、異なる素材や色を重ね合わせることで、その瞬間を愉しませてくれる視覚効果。
昼と夜の時間の流れの中でそれぞれの素材の表情の違いと、季節ごとの彩りによる佇まいの表情の変化。

家族の成長と共に積み重ねる歳月と思い出の日々の、最幸の拠り所となってくれる木の家です。

富山県魚津市

2021年6月竣工

有限会社 谷口ホーム

こだわり

〈ファサード〉

サイコロ形状の標準的なワンズキューボに、一体化した屋根庇と袖壁を設け切り取られた外壁部分にアクセントカラーを配色。

更に、玄関アプローチを屋根と壁で囲むことで、ファサードのフォーカルポイントにしています。

 

〈異なる素材と色の重ね合わせ〉

長い年月を積み重ねてきた様なノスタルジックな雰囲気を醸し出すために、単調な配色ではなく異なる樹種の木材、色、金属や石目などの素材を重ね合わせています。

無作為な重ね合わせから調和は創り出せませんが、同一トーンの異なる色相を配色することで、全体のバランス感を保っています。

 

〈プランニング〉

①8の字型の回廊式動線:玄関、LDK、パントリー、ユーティリティは、動線が遮断されない連続した配置となっています。

②ワークスペース:テレワークスタイルが定着した現在、家事コーナーとしてだけでなくユーティリティ性の高いワークスペースは重宝します。

③オープン収納:居室の収納には敢えて扉は設けず、洋服や小物も”彩り”として魅せています。

Type C [ オープンキッチンスタイル
(ゾーン収納&分散配置) ]
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