WOODONE VALUE
地球と人に価値ある木の空間を

収納 建材選びのポイント

2025.08.01

家に置くキャビネットとは?種類や使用例を写真付きで紹介

2025.08.01

# オープンキャビネット # キャビネット # ラフテルキャビネット # 両開きキャビネット # 収納家具 # 引き戸キャビネット
WOODONE編集部

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

階段下に置かれているキャビネット

キャビネットとは、物をしまっておく箱型の家具のことです。オフィスに勤めている方は、書類をしまっておく金属製の戸棚をイメージするかもしれませんが、実はサイドボードもチェストもキャビネットに含まれます。

当記事では、キャビネットの定義から具体例まで丁寧に説明します。ぜひ参考にしてください。

キャビネットとは箱型の収納家具の総称

キャスター付きキャビネット

キャビネットとは、箱型の収納家具の総称です。具体的には飾り棚やたんす、洗面化粧台の収納ユニットなどがキャビネットです

前面が開放されたオープン型だけでなく扉付きの両開扉型、引き違い扉型などがあり、用途や設置場所に合わせて使い分けます。例えば、システムキッチンでは機能性と収納力を兼ね備えたフロアキャビネットやウォールキャビネットがよく使われます。

次の項目でキャビネットの種類を詳しく見ていきましょう。

キャビネットの種類

白いカップボード

ひと口に「キャビネット」といっても、次のとおり様々なタイプのキャビネットがあります。

  • ・オープンキャビネット
  • ・両開きキャビネット
  • ・片開きキャビネット
  • ・引き戸キャビネット
  • ・ラテラルキャビネット
  • オープンキャビネット

  • オープンキャビネットとは、扉がついていないタイプのキャビネットです。物の出し入れがしやすく、比較的安く買えます。本や雑貨などを飾る場合に向いており、インテリアとしても見栄えが良いものも多いです。
  • ただし、扉がないため物が落ちる可能性があり、埃が溜まりやすいのが欠点です。
  • 両開きキャビネット

  • 両開きキャビネットは、左右に扉が開くタイプです。中身を隠してすっきりとした見た目を保てるのが特徴で、キッチンやリビングにもよく置いてあります。
  • 特にガラスタイプは中身を確認しやすく、デザイン性の高いものも多いので、おしゃれな部屋にぴったりです。扉の下に引き出しがついていて、細かいものをしまっておくのに便利なタイプもあります。
  • 片開きキャビネット

  • 片開きキャビネットは、扉が片側だけ開閉します。縦長のものが多く、書類やキッチン用品の収納に使われることが多いです。狭いスペースでも難なく使えるため、限られたスペースで実用的な収納を求める方に適しているキャビネットです。
  • 引き戸キャビネット

  • 引き戸キャビネットは、ふすまのようにスライドして開閉するタイプです。前後に扉を開けるスペースが不要なので、狭い場所にも設置できる点がメリットです。ただし、左右どちらか一方しか開けられないため、取り出し頻度の少ないものをしまっておくことをおすすめします。
  • ラテラルキャビネット

  • ラテラルキャビネットは、横長の引き出しを持つキャビネットです。オフィスで使用されることが多く、キャビネットというと真っ先にラテラルキャビネットを思い浮かべる方も多いでしょう。
  • ラテラルキャビネットは書類や文具などをしまっておくのに便利で、深型の引き出しは収納力が高いのが特徴。キャスター付きタイプを選べば、いつでも簡単にレイアウト変更できます。
  • ただし、家にラテラルキャビネットを置く人はあまりいない印象です。
  • キャビネットと間違えやすい家具との違い

  • 部屋に設置された木製のキャビネットと戸棚
  • キャビネットと定義を混同しやすい家具として、次のものが挙げられます。
  • ・戸棚
  • ・シェルフ
  • ・サイドボード・ローボード
  • ・チェスト
  • キャビネットと比較しながら、それぞれの定義を確認していきます。
  • キャビネットと戸棚の違い

  • 戸棚は扉が付いた棚を指し、食器棚や洋服ダンスなど、特定の用途に特化した家具を指すことが多いです。一方、キャビネットは箱型の収納家具全般を指す言葉で、食器棚・本棚・チェストなども含みます
  • つまり、キャビネットは戸棚よりも広い意味を持つ言葉です。
  • キャビネットとシェルフの違い

  • シェルフは棚板でできている収納で扉がなく、主に飾り棚として使われます。キャビネットの中にはシェルフ型のものもありますが、シェルフ全体をキャビネットと呼ぶことは、ほとんどありません。
  • キャビネットとサイドボード・ローボードの違い

  • サイドボードは、ダイニングルームなどで食器やカトラリーを収納するために使われる背の低いキャビネットです。ローボードはテレビ台として使用されることが多く、AV機器や小物などを収納できる棚がついています。
  • つまり、サイドボードもローボードもキャビネットの一種です
  • キャビネットとチェストの違い

    チェストは、引き出しがいくつかついた家具です。衣類や小物を収納するために使われることが多く、寝室やリビングなどに置かれています。

    引き出しがついている箱型家具なので、チェストもキャビネットの一種ということになります

  • キャビネットの使用例【写真あり】

    キャビネットの定義がわかったところで、具体的な使用例を写真付きでご紹介します。キャビネットがいかに生活の中で便利に使われているかわかるので、ぜひ見てみてください。

    今回は次の3タイプを紹介します。

  • ・たっぷりしまえる開き戸タイプ
  • ・区切りやすい引き出しタイプ
  • ・フラップ扉タイプ
  • たっぷりしまえる開き戸タイプ

  • キャビネット開き扉タイプ
  • たっぷりしまえる開き扉タイプのキャビネットは、キャビネットの中に棚板をつければ、細々したものをすっきり収納しやすくなります。棚板は収納したいものに合わせて位置を変えられるものにしておくと便利です。中に箱を入れてリモコン類や書類、文具などの小物をわけて収納するのもおすすめです。
  • 区切りやすい引き出しタイプ

  • 引き出しタイプのキャビネットも、工夫次第で使い勝手が抜群に良くなります。例えば、1段/3段/4段に引出しをわけると機能性が上がり、細々したものをすぐに見つけやすくなります。
  • 上・中段引出しはリモコン類、書類・文具等の小物、下段引出しにはA4ファイル等大きめのものをしまうなど、用途を区切っておくと探し物をする時間を短縮できるのでおすすめです
  • フラップ扉タイプ

  • キャビネットフラップ扉タイプ
  • 開閉時に衝撃が少ないフラップ扉付きのキャビネットもあります。大きな音を立てる心配もないので、小さなお子さんを寝かしつけた後でも使いやすいのが魅力的。こちらも箱や棚で区切ると、物の出し入れがスムーズになります。
  • 今あるキャビネットに扉や取手をつけたい、収納したい物に合わせたキャビネットを作りたいと考えている方は、次のページを見てみてください。理想のキャビネットを作れるパーツがたくさん載っています。
  • □仕上げてる収納をみる
  • まとめ

  • ウッドワンのフロートタイプベースキャビネット
  • 今回は、キャビネットの定義から便利な収納例まで解説しました。日常的に使っている箱型収納家具が実はキャビネットの一種だったなど、新鮮な気づきがあった方もいるでしょう。
  • 家具屋さんでお気に入りのキャビネットを見つけるのもいいですが、より便利さを求めるなら自分でサイズ感を決められるキャビネットをおすすめします。例えば、以下のリンク先の無垢の木の収納はどんなテイストの家でも取り入れやすいキャビネットです。サイズオーダーも可能なので、収納したい物と場所が決まっている方は、ここで理想のキャビネットを作るのもありでしょう。ぜひ検討してみてください。
  • □無垢の木の収納をみる

RELATED

関連する記事

VIEW ALL