「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。
「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。
目次
ファミリーロッカーとは、自宅に設ける個人用の物置きスペースです。日本ではまだまだ一般的ではないため、イメージが湧かない方もいるでしょう。そこで今回は、ファミリーロッカーの概要やメリット・デメリットを解説します。ぜひ参考にしてみてください。
ファミリーロッカーとは
ファミリーロッカーとは「自宅の中の個人ロッカー」のようなものです。玄関近くやリビングの一角に設置して、外出時に使うカバンやコートを置いておくことが多いです。
ファミリーロッカーにコート・バッグ・鍵などの外出時に必要なものをまとめて置いておくことで、家の中がすっきりします。ファミリーロッカーから荷物を取り出して出かける習慣をつければ、忘れ物や探し物も減らせます。いつも使うバッグの置き場に困っている方におすすめです。
ファミリーロッカーとファミリークローゼットの違い
ファミリーロッカーは主に玄関やリビング近くに設置され、外出時に使うアイテムをサッと出し入れできる収納スペースです。一方、ファミリークローゼットは服や帽子などの衣類を中心に収納するためのスペースで、寝室や廊下の一角に作られます。
ファミリーロッカーは外から帰ってきた家族が何も考えずに荷物をしまえる場所で、ファミリークローゼットは家族の衣類をまとめて管理する場所なので、目的がまったく違います。
ファミリーロッカーのメリット
ファミリーロッカーを自宅に設けると、次のようなメリットがあります。
- ・帰宅後の荷物置き場に困らない
- ・リビングが片付く
- ・忘れ物・なくし物を減らせる
- 物の定位置を明確に決めて家をすっきり片付けたい方は、以下の項目を参考にしながらファミリーロッカーの設置を検討してみましょう。
-
帰宅後の荷物置き場に困らない
- ファミリーロッカーを設けることで、帰宅してすぐにコートやバッグをしまう場所ができます。家に帰ってきたときに荷物を置く場所が定まっていないと、ソファや机の上にかばんを放置する人がでてきて、リビングが雑然とした印象になってしまいがち。
- ファミリーロッカーがあることで、日常的に使うものを手軽に収納でき、家全体を整理整頓しやすくなります。家族それぞれが自然と帰宅時の荷物を片付ける習慣が身につくのも嬉しいポイントです。
-
リビングが片付く
- リビングに散らかりっぱなしになりがちなお子さんのランドセルや仕事用の書類、コートなどをファミリーロッカーに収納することで、家の中を常にすっきりと片付いた状態に保てます。来客時などの急に部屋を整えたい場面でも、サッと片付けられる点がメリットです。
- 収納エリアを家族共有にすることで、みんなで意識的に片付けられるようになるので、お子さんに片付けを教えたい方にもおすすめです。
-
忘れ物・なくし物を減らせる
- ファミリーロッカーを活用することで、それぞれの持ち物の定位置が決まります。靴・傘・鍵・スマートフォンのような日常的に必要なものを一か所にまとめられるため、探し物をする手間が省けます。外出前にロッカー内を確認する習慣をつければ、忘れ物を未然に防ぐことも可能です。物の定位置を作れるファミリーロッカーは、忙しい子育て世代にこそおすすめしたいアイテムです。
-
ファミリーロッカーのデメリット
- ファミリーロッカーの導入を考えている方は、次のデメリットも考慮しましょう。
- ・ある程度のスペースが必要
・設置費用がかかる
・デッドスペースになってしまう可能性も -
ある程度のスペースが必要
- ファミリーロッカーを設置するには、一定のスペースが必要です。1人あたりの収納スペースを確保するために、最低でも1畳程度を目安に考えておきましょう。玄関からリビングに続く廊下が狭くて人一人通るのが精一杯など、スペースに限りがある住宅ではファミリーロッカーを作れない可能性があります。
-
設置費用がかかる
- ファミリーロッカーは、設置費用が高額になることがあります。例えば、家族の身長にあわせてオーダーメイドで住宅に合ったファミリーロッカーを作りたい場合、素材やサイズにこだわりすぎて、気づいたら予想より高い買い物になっていることも。予算オーバーを防ぐためにも、専門家に相談しながらプランを作成すると失敗しにくくなります。
- 予算を抑えたい場合は、板を組み立てて作る組み立て式家具を検討するのも一つの方法です。例えば以下のページのシカクムなら、パズルを組み合わせるように簡単に組み立てられます。ライフスタイルに合わせて後から追加することも可能なので、子育て中のご家庭でも安心して使えます。
- □板で組み立てる収納シカクムをみる
-
デッドスペースになってしまう可能性も
- ファミリーロッカーの設置場所によっては、結局活用されなくなるリスクがあります。動線から外れた場所に設置すると物を収納するのが面倒に感じられ、結果としてデッドスペース化してしまうかもしれません。
- デッドスペースにしないためにも、どこにどんなロッカーを作ったら使えるか、家族で話し合ってから設置しましょう。
-
ファミリーロッカーを設ける際のポイント
- ファミリーロッカーを設ける際には、以下のポイントをおさえておくと後悔しにくくなります。
- ・オフィスのロッカーを参考にする
・ハンガーパイプと棚があると便利
・電子機器を充電できる仕様にする -
オフィスのロッカーを参考にする
- オフィスのロッカーのサイズを参考にすると、サイズ感を決めやすくなります。1人分のロッカーサイズは、幅30〜40cm、奥行き40〜50cm、高さ180cm程度が一般的です。
- どのくらいのスペースをとればいいか迷ったら、このサイズを基準にして家族が使いやすいスペースを確保しましょう。
-
ハンガーパイプと棚があると便利
- ファミリーロッカーにハンガーパイプを設置すると、バッグやコートを掛けるのに便利です。S字フックにバッグを掛けておけば、背の高いロッカーでもわざわざかがむ必要がなくなるので、ぐっと使いやすくなります。
- また、ロッカーの中に棚をつけておくことで、整理整頓しやすくなります。棚は後から追加したり取り外せるものにしておくと、お子さんが大きくなったときに困らずに済みます。ライフスタイルや収納の変化に応じて気軽に調整できる棚は、例えば以下のページにある「e・ra・bo(エラボ)」が便利です。
- □e・ra・bo(エラボ)をみる
-
電子機器を充電できる仕様にする
ロッカー内に充電スペースがあると、スマートフォンやタブレットなど電子機器をまとめておけるロッカーになります。ロッカーを充電する場所にすると、紛失や充電忘れを防げるだけでなく、寝る前にダラダラとスマホを見る習慣をやめるきっかけにもなります。
充電コードが部屋のいろいろなところに伸びていて、わずらわしさを感じている方にもおすすめです。
まとめ
- 今回はファミリーロッカーについて解説しました。外出用のものをまとめておくことで、紛失や忘れ物防止になるロッカー、興味が湧いてきた方も多いでしょう。
- ご家庭に適したサイズ感のファミリーロッカーを作りたい方は、フレキシブルなシステム収納「e・ra・bo」で作ってみてはいかがでしょうか。e・ra・boなら入居後でも棚や仕切りの追加・位置変更ができるので、お子さんが成長して後から収納を変えたくなったときにもすぐに対応できます。気になる方は、以下のページを見てみてください。
- □e・ra・bo(エラボ)をみる
RELATED
関連する記事
WOODONEマガジンは"地球と人に価値ある木の空間を"をテーマに暮らしに役立つ情報を配信しています。