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2026.05.13

ランドリールームとは?後悔しない間取りやサンルームとの違いを解説

2026.05.13

# ランドリールーム # 家事効率 # 注文住宅 # 洗濯動線 # 間取り
WOODONE編集部

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

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毎日の洗濯で「重いカゴを持って移動するのが辛い」「雨の日の干し場に困る」と感じていませんか? そんな家事の負担を劇的に減らしてくれるのが「ランドリールーム」です。 しかし、いざ作るとなると「サンルームと何が違うの?」「結局使わなくなったらどうしよう」と不安になる方も少なくありません。

本記事では、ランドリールームの基本から、サンルームとの違い、後悔しないための具体的な計画ポイントを解説します。 共働き世帯や忙しい日々を過ごす方こそ、ぜひ参考にしてください。

ランドリールームとは?

ランドリールームは、洗濯関連の家事を効率良く行うための部屋です。洗濯機・乾燥機・物干しスペース・アイロン台を1箇所に置き、洗濯から乾燥、アイロンがけ、片付けまでを完結させます。

室内干しできるので天気や時間帯、花粉を気にする必要がなく、家事ストレスを軽減できます。家事動線が短縮されることで作業効率が良くなるので、特に共働き世帯や忙しくて家事に時間を割けない家庭で重宝されるスペースです。

ランドリールームを計画する前に知っておきたい基本知識

ランドリールームを設ける際には、似た役割を持つ他のスペースとの違いを理解し、自分のライフスタイルに本当に合っているかを判断することが大切です。

サンルームや脱衣室との違い

ランドリールームと混同されやすいのが「サンルーム」や「脱衣室」です。

サンルーム: 日光を取り込むためにガラス張りにした部屋で、主に「干す」ことが目的です。一方、ランドリールームは「洗う・畳む・アイロンがけ」まで含めた作業全般を目的としています。

脱衣室: お風呂に入るための着替え場所です。兼用にする間取りも多いですが、家族が入浴中に洗濯作業がしにくいというデメリットもあります。 それぞれの役割を整理し、単独で設けるか兼用にするかを検討しましょう。

ランドリールームが必要な人の判断基準

ランドリールームが本当に必要かどうかは、以下の項目に当てはまるかで判断できます。

共働きで夜間に洗濯をすることが多い: 室内干しが前提となるため、専用スペースがあると非常に便利です。

花粉症やアレルギーがある: 外干しを避けたい場合、広めのランドリールームが家事の拠点になります。

リビングに洗濯物を出しっぱなしにしたくない: 生活感を出さずにスッキリ暮らしたい方には必須のスペースと言えます。 これらに該当しない場合、浴室乾燥機や洗面室の拡充という代替案の方がコストを抑えられる場合もあります。

ランドリールームの後悔しやすいポイント

よく考えずにランドリールームを作ると、後悔のもとになりやすいため要注意です。ここでは、作ってから後悔しやすいポイントを5つ紹介するので、参考にしてください。

  • ・収納スペースが少ない
  • ・狭すぎ・広すぎて使いにくい
  • ・風通しが悪い
  • ・コンセントの数が少ない・位置が悪い
  • ・ライフスタイルが変化して使わなくなる

収納スペースが少ない

ランドリールームで後悔しやすいポイントとして、収納スペースが足りないことが挙げられます。十分なスペースを確保せずに設計すると物が散乱し、作業効率が落ちてしまいます。限られた広さの中で使い勝手を良くするには、何をどこに配置し、どう取り出すかという「収納の質」を考えることが大切です。

使用頻度で分ける:毎日使う洗剤は手の届く位置に、ストック類は上部の棚へ配置します。

オープン収納で「探す・出す」をスムーズに:どこに何があるかひと目でわかる棚板収納なら、忙しい家事の最中も出し入れがスムーズです。また、湿気がこもりにくいので通気性も確保できます。

狭すぎ・広すぎて使いにくい

ランドリールームの広さが適切でないと、思い通りに使えなくなることがあります。たとえば狭すぎると作業スペースが足りず、動きが制限されてしまいます。一方で、広すぎると空間が無駄になり、余計な動きが増えて作業効率が落ちる場合も。

家族4人分の洗濯物(約6kg)を干す場合、2畳程度の広さを目安に設計すると良いといわれています。事前に使い方をシミュレーションし、最適な家事動線を考えておけば失敗を防げます。

風通しが悪い

風通しが悪いランドリールームは湿気がこもりやすく、カビや悪臭の原因になりがちです。特に、室内干しをするなら湿気対策が欠かせません。

窓を設けて換気できるようにしたり、換気扇や除湿機を導入することで、空気の循環を良くしましょう。調湿効果のある壁材にするのも一つの方法です。湿気対策をしっかり行うことで、ランドリールームの風通しが悪くなる問題を解消できます。

コンセントの数が少ない・位置が悪い

ランドリールームで意外と見落とされがちなのが、コンセントの数や配置です。洗濯機・乾燥機・アイロンなど、ランドリールームでは電化製品をたくさん使います。コンセントの数が少なかったり不便な場所にあったりすると、作業中にストレスを感じて使わなくなる恐れも。

設計時に家電の配置や動線を何度も考え、必要な場所に適切な数のコンセントを設置することで、使い勝手の良いランドリールームになります。

ライフスタイルが変化して使わなくなる

ランドリールームは設計時のライフスタイルに合っていても、将来的に使わなくなるリスクがあります。

よくあるのが、お子さんが独立して洗濯物が減ったときにランドリールームを使わなくなるケース。これを防ぐには、ランドリールームを多目的に使える設計にしておきましょう。収納スペースにしたり趣味部屋にしたりすることで、洗濯以外にも使える柔軟性を持たせておくと安心です。

ランドリールームを作るメリット

  • ランドリールームには次の3つのメリットがあります。
  • ・洗濯関連の家事を効率化できる
  • ・時間や天気を気にせず干せる
  • ・花粉や排気ガスが洗濯物につかない
  • 洗濯関連の家事を効率化できる

ランドリールームの一番のメリットは、洗濯に関する家事をスムーズに行えるようになることです。洗濯物を干す・畳む・しまうといった一連の作業を効率よく進められれば、家事動線が短縮されて移動の手間が省けます。特に共働き世帯や多忙な家庭では、日々の家事負担を大幅に軽減できるでしょう。

  • 時間や天気を気にせず干せる

ランドリールームは室内干しが可能なため、雨の日や夜間でも洗濯物を干せます。さらに、乾燥機や除湿機を活用すれば、短時間で乾燥させることが可能です。日中に家を空けることが多い方にとって、ランドリールームでいつでも洗濯できることで、家事のストレスを軽減できます。

  • 花粉や排気ガスが洗濯物につかない

外干しでは花粉や排気ガスの付着を防げませんが、ランドリールームで室内干しすればこれらの悩みを一気に解決できます。特に花粉症やアレルギー体質の家族がいる家庭では、室内干しが必須です。

室内に花粉を持ち込みたくないと悩んでいる方は、室内乾燥だけでなく、洗濯を効率化できるランドリールームを検討してみてはいかがでしょうか。洗濯物がきれいになって家事も効率化できるため、一石二鳥です。

ランドリールームのデメリットと後悔しないための対策

便利に見えるランドリールームですが、設計次第では「使わなくなった」「カビが生えた」と後悔するケースもあります。代表的なデメリットと、それを解消する設計のポイントを確認しておきましょう。

1. 居住スペースが削られ、建築コストがかかる

ランドリールームを作るには一定の面積が必要なため、他の部屋が狭くなったり、建築費用が上がったりすることがあります。

  • 【解決策】家事動線の中心に「兼用」の間取りを作る

完全に独立した個室にこだわらず、脱衣所と兼用にしたり、キッチンの隣に配置して「家事動線の中心」に据えたりすることで、最小限のスペースで最大の効率を得られます。移動距離を短縮する配置が、コストパフォーマンスを高める鍵です。 さらに、ファミリークローゼットを隣接させれば「洗う・干す・畳む・しまう」をワンルーム感覚で完結でき、家事時間を劇的に短縮できます。

2. 湿気がこもりやすく、カビやニオイの原因になる

室内干しや乾燥機を頻繁に使うランドリールームでは、湿気がこもりやすくなり、カビや悪臭の原因になることがあります。

  • 【解決策】高機能設備+調湿効果のある建材を組み合わせる

換気扇の設置や除湿機の導入はもちろんですが、さらに調湿効果・作用のある壁材や建材を活用することで、より効果的に湿度をコントロールできます。 また、ガス乾燥機の導入や、除湿機を常設するための専用コンセント配置を設計段階で組み込むなど、高機能な設備をフル活用して、多角的に湿気対策を行いましょう。

3. 物が溢れて作業スペースがなくなる

洗剤、ハンガー、畳んだ後の衣類…。物が集まる場所だからこそ、収納が足りないとすぐに作業効率が悪化します。

  • 【解決策】作業台とセットで「たっぷり収納」と「可変性」を設ける

収納棚だけでなく、アイロンがけや洗濯物を畳むための作業台(カウンター)をセットで計画しましょう。作業台の下を引き出し収納にすれば、限られたスペースを無駄なく活用でき、常にスッキリとした状態を保てます。 あわせて、室内干し器具を完全に収納できるタイプにするなど、空間に「可変性」を持たせておくことも重要です。洗濯時以外は多目的ワークスペースとして使えるようにしておけば、ライフスタイルが変化しても長く使い続けられます。

まとめ

ランドリールームは、洗濯家事を劇的にスムーズにし、暮らしにゆとりをもたらしてくれる心強い味方です。後悔しない空間づくりのためには、ファミリークローゼットとの動線や、将来の使い道を考えた「可変性」のある設計が鍵となります。また、除湿機や乾燥機をフル活用できるよう、コンセントの位置や換気設備といった細かい部分まで、事前のシミュレーションを丁寧に行いましょう。

機能性を追求するだけでなく、ふと目にしたときに心が和む質感にもこだわってみませんか?殺風景になりがちな洗濯室にウッドワンの「無垢の木の収納」などを取り入れれば、単なる作業場が「お気に入りの場所」に進化します。自然素材の魅力を活かした、あなたにぴったりのランドリールームをぜひ検討してみてください。

具体的なイメージを膨らませたい方は、以下の特集ページもあわせてチェックしてみてくださいね。

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