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収納 建材選びのポイント

2023.03.24

デッドスペースを収納に活用! 新たに収納スペースを作り出す方法も

2023.03.24

# デッドスペース # 収納棚 # 壁厚収納
安美 サヨリ

二級建築士。専門学校を卒業後、店舗やオフィスなどのデザイン・設計に従事。 「住宅にかかわる仕事がしたい」という子どもの頃からの夢を叶えるため、結婚後に大手ハウスメーカーのリフォーム営業に転職。外装から内装まで家のリフォーム全般に携わる。 その時の経験を活かし住宅や建築に関する記事を執筆。 現在は子育てをしながら、CADでの図面作成業務とライターを兼業するフリーランスとして活動中。

二級建築士。専門学校を卒業後、店舗やオフィスなどのデザイン・設計に従事。 「住宅にかかわる仕事がしたい」という子どもの頃からの夢を叶えるため、結婚後に大手ハウスメーカーのリフォーム営業に転職。外装から内装まで家のリフォーム全般に携わる。 その時の経験を活かし住宅や建築に関する記事を執筆。 現在は子育てをしながら、CADでの図面作成業務とライターを兼業するフリーランスとして活動中。

「家の中に収納できるスペースが少ない……」そんな収納に関するお悩みは後を絶ちません。

収納の使い勝手については、実際に家に住んでみてから不便さに気付いた・・・という方も多いのではないでしょうか?それは多くの場合、収納として使えるはずのスペースを100%有効的に活用できていないことが原因です。

おうちの中の収納場所を見渡してみると、意外とデッドスペースが多いことに気が付くはず。

今回は、見落としがちなデッドスペースを有効活用するための収納アイデアと、利便性アップのために「欲しいところに収納をつくる方法」についてご紹介します。

収納スペースのお困りごと3選

収納スペースに関するお悩みは、大きく分けると次の3つが挙げられます。

①収納場所が少ない

②収納スペースが狭い

③収納スペースが欲しい場所にない

3つの中でも「①収納場所が少ない」「②収納スペースが狭い」といったお悩みは、実は「収納場所はあるけれどデッドスペースを活用できていない」ことが原因の場合が多いのです。

デッドスペースを見直そう

ご自宅の収納を改めて見てみると

・ほとんど使っていないものを、入れっぱなしにしたまま放置している

・スペースの形状に合わないものを収納してしまっている

という状態になっていませんか?

限りある収納場所を活用するためには「デッドスペース=利用できない空間」をなくすことが重要。ぜひ見直してみましょう。

【場所別】収納のデッドスペース解消法

キッチン

シンク下

排水管が通るシンク下の空間は、デッドスペースが生まれやすい場所のひとつ。

シンク下が引き出しタイプの場合は、上から見て取り出しやすいように、ファイルボックスなどを活用して立てる収納を心がけましょう。

両開き扉タイプの場合は、市販のシンク下用のラックを用意します。

フライパンなどの調理器具が置きやすい「棚タイプ」と、奥のものが取り出しやすい「引き出しタイプ」があります。

それぞれ収納したいアイテムに合わせて、収納グッズをそろえましょう。

冷蔵庫脇のスペース

冷蔵庫脇は、中途半端に隙間が空いてしまっていますよね。

そんなわずかな隙間も、スリムラックを置いて調味料を収納したり、冷蔵庫側面にマグネットラックを取り付けてラップやキッチンペーパーを収納したり、といった活用方法があります。
収納場所として余すことなく利用しましょう。

リビング

テレビ台まわり

テレビ台付近は、上部やコーナー部分がデッドスペースになりがちです。

テレビの左右、上下に収納がある家具や、壁のコーナー部分にフィットするテレビ台の設置を検討してみましょう。

寝室

ベッド下収納

寝室でベッドを設置している場合は、ベッド下がデッドスペースになっています。

プラスチック製のキャスター付き収納ボックスを使用して、オフシーズンのアイテムやかさばりがちな洗い替えの寝具などを収納しましょう。

ベッド下は湿気がこもりやすいので、除湿剤も忘れずに。

クローゼット

クローゼットの場合、決まった場所に収納せずに乱雑に洋服をかけてしまうと、たちまちデッドスペースができてしまいます。

クローゼット内部を有効活用するために、次のポイントを押さえましょう。

洋服は長さごとに並べて掛ける
・オフシーズンの洋服は上部にしまうなど、使用頻度に応じたゾーニングをする
突っ張り棒や引き出し収納を設置して隙間を活用する

ぜひ参考にしてみてください。

ウッドワンの「壁厚収納」で欲しい場所に素敵な収納を

これまでご紹介したデッドスペース解消法以外に「壁の厚みを利用した収納」という方法があります。

それが、ウッドワンの「壁厚収納」。
収納キャビネットを壁面に埋め込む仕様で、狭い空間でも最大限に収納場所を確保できます。

ダイニングや居室、トイレや洗面所、玄関など、場所ごとの用途に応じた商品が揃っています。

トイレ内収納

・トイレ内収納Aタイプ

飾り棚付きの収納なので、芳香剤を置いたりお花を飾ったり。
使い道はアイデア次第です。

・トイレ内収納Bタイプ

内部の棚は可動タイプなので、収納するアイテムに応じて調整できます。

マガジンラック

本体の奥行は130mm。

ダイニングの壁を利用すれば、レシピ本がさっと取り出せて便利です。

書棚

株式会社ウッドワン | 収納カタログ(2024)P404

「書棚フロアータイプ」と「書棚トールタイプ」があります。

内側の奥行は125mmなので、文庫本やCD、DVD、小物などを収納できます。

薄型シューズラック

株式会社ウッドワン | 収納カタログ(2024)P405

奥付210mmの省スペースタイプの靴収納です。

壁付け・壁埋め込みのどちらにも対応しており、狭い玄関でも壁厚を利用して収納スペースを設けることができます。

ステンレスパイプに靴を引っ掛けることで収納するタイプなので、棚がなくお手入れも簡単。

玄関に収納を増やしたいときにぜひ検討してみてください。

限られたスペースを有効活用しよう

収納場所は限られているので、できる限り空間を活用して収納量を増やしたいですよね。

デッドスペースにさまざまなアイテムを駆使することで、快適で便利な住空間をつくることができます。

壁の厚みを活用する方法もぜひご検討ください。造り付け家具のような、上質感をそなえた収納が実現します。

□壁厚収納をみる

収納

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