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2025.12.24

ヒュッゲな暮らしとは?幸せに生きるヒントを紹介

2025.12.24

# ヒュッゲ # ヒュッゲな暮らし # 建具
WOODONE編集部

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

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マグカップに注がれたコーヒーとキャンドル、本

「ヒュッゲな暮らし」とは、具体的にはどんな暮らしだと思いますか。キャンドルを並べてみる?自然派っぽい小物を揃えてみる?それらも正解の一つではありますが、本質的ではありません。

今回は、ヒュッゲな暮らしをする方法を徹底解説します。余裕のある豊かな生活を楽しみたいと憧れている方は、ぜひ最後までご覧ください。

「ヒュッゲな暮らし」とは?

温かく心地よいヒュッゲ(居心地の良さ)を表現した光景

具体的にはキャンドルの灯りの下で読書を楽しんだり、家族や友人とゆっくりお茶を飲みながら会話を楽しんだり、肌触りの良いニット製品に包まれてリラックスしたり。シンプルで穏やかな時間を意識的に作り出すことが特徴です。

デンマークは世界幸福度ランキングで常に上位に位置している国です。その背景にはこのヒュッゲの概念が深く根ざしていると考えられています。日本の忙しい生活の中で失われがちな、心の豊かさや人とのつながりを取り戻すライフスタイルとして今、注目を集めています。

ヒュッゲな暮らしをする方法

ワインを飲みながら本を読む女性

ここからはヒュッゲな暮らしをするために心がけるべきことを7つ挙げていきます。

  • ・好きなものだけを厳選する
  • ・自然を取り入れる
  • ・過度に仕事に縛られない
  • ・家族や友人との時間を大切にする
  • ・ゆったりした一人時間を楽しむ
  • ・ひと手間かけた料理を作る
  • ・小さな幸せを見つけて感謝する
  • すべて取り入れる必要はありません。今すぐ実践できそうなものを1つだけ、今日から取り入れてみてはいかがでしょうか。

好きなものだけを厳選する

  • ヒュッゲな暮らしでは、量より質を重視します。本当に愛用できるものだけを身の回りに置くことが基本です。たくさんの物に囲まれた生活は心の余裕を奪い、本当に大切なものを見失わせてしまうからです。
  • 具体的にはお気に入りのマグカップでコーヒーを飲む、厳選して買ってきた肌触りの良いブランケットでくつろぐ、愛読書を何度も読み返すなどがヒュッゲな行動といえます。少数の質の高いアイテムを大切に使い続けることで、物質的な満足感ではなく、精神的な豊かさを得られます。

自然を取り入れる

  • 季節の移り変わりを感じながら生活することも、ヒュッゲな暮らしのポイントです。具体的には部屋に植物を飾る、窓辺で自然光を浴びながら過ごす、自然素材のインテリアを選ぶなどが挙げられます。散歩や庭仕事を通じて自然と直接触れ合うことで、心身がリフレッシュされる効果があります。
  • 少しでも自然を感じられる要素を取り入れることで、都市生活で失われがちな自然のリズムを取り戻し、心の余裕を保ちましょう。

過度に仕事に縛られない

  • デンマークでは、仕事と私生活のバランスを保つことが社会全体で重要視されていて、これがヒュッゲな暮らしの基盤となっています。誰もが定時帰宅が当たり前で、休暇をしっかりと取るとか。
  • 長時間労働や過度な競争は心の余裕を奪い、日常の小さな幸せを感じる感受性を鈍らせてしまいます。仕事の成果も重要ですが、それ以上に心身の健康と人間関係を大切にする価値観が幸福感につながるので、仕事以外の時間を充実させて人生全体の満足度を上げていきましょう。
  • 家族や友人との時間を大切にする

デンマークでは家族や友人と過ごす時間を何よりも大切にする人が多いです。一緒に食事をしたり、会話を楽しんだりすることが日常的に行われています。スマートフォンやテレビを消して、お互いの近況を共有したり、一緒に料理を作ったりして絆を深めます。相手と向き合って話すことで、表面的ではない真のコミュニケーションになるのです。

  • こうした日々を重ねることで、何か辛いことがあっても支えてくれて、嬉しいときは人生の喜びを何倍にも増幅させる仲間ができます。

ゆったりした一人時間を楽しむ

  • 仲間は大事ですが、ヒュッゲな暮らしでは質の高い一人時間も大切です。デンマークでは一人の時間を「自分への投資」として捉える文化があり、孤独感ではなく充実感を得る貴重な機会として位置づけられています。
  • 温かいお風呂にゆっくりと浸かる、手芸に没頭するなど、自分が心から楽しめることをしましょう。慌ただしい日常から離れて自分自身と向き合う静かな時間を意識的に作ることで、心の平穏を保ち、余裕を持って他人と接することが可能になります。

ひと手間かけた料理を作る

  • デンマークの家庭では、家族で一緒に料理を作ったり、季節の食材を使った伝統的な料理を楽しんだりすることが一般的です。パンを手作りしたりスープをじっくりと煮込んだりといった時間のかかる調理法が、瞑想のような効果をもたらし、心が落ち着きます。
  • インスタント食品やファストフードに頼るのではなく、新鮮な食材を買ってきて、丁寧に調理してみましょう。美味しい料理を囲んで大切な人たちと食ベれば、食事が単なる栄養摂取から心を満たす時間になります。

小さな幸せを見つけて感謝する

  • 朝のコーヒーの香り・雨の音・暖かい日差し・家族の笑顔といった、普段見過ごしがちな小さな喜びに意識を向けることで、人生に対する満足度が大幅に上がります。「ありがとう」を頻繁に使い、感謝の気持ちを表現することも幸せにつながります。
  • 日記に今日の良かったことを3つ書く、美しい景色を見た時に立ち止まって味わう、親切にしてもらった時に心から感謝するといった習慣を取り入れてみましょう。日常生活の中にあるささいな出来事や瞬間に価値を見出せるようになると、どんな辛い状況でも希望を見出して、幸せに生きれるようになります。

ヒュッゲな暮らしに近づけるアイテム

重ねられた木製のプレートや木箱、マグカップ

  • 最後に、ヒュッゲな暮らしに近づけるアイテムを5つご紹介します。
  • ・コーヒー
  • ・キャンドル
  • ・観葉植物
  • ・北欧風の小物
  • ・無垢材の家具

コーヒー

  • デンマークは世界でも有数のコーヒー消費国です。一杯のコーヒーを丁寧に淹れて味わう時間が、日常の大切な儀式となっている人が多いそう。
  • 豆から挽いた新鮮なコーヒーの香りが部屋に広がる瞬間や、お気に入りのマグカップを両手で包み込むように持つ温かさを感じることで、心が安らぎます。作業の合間にエナジードリンク代わりにグッと飲むのではなく、朝の始まりや午後のブレイクタイムにパソコンから離れてコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか。

キャンドル

  • デンマークでは年間を通じてキャンドルが愛用されています。特に日照時間の短い冬、キャンドルは心の支えになります。
  • キャンドルの炎のゆらめきを眺めることで瞑想的な効果も得られ、日常のストレスから解放されます。天然素材のワックスを使用したキャンドルであれば、燃える時のかすかな香りも楽しめます。
  • ちょっとした日常に特別感をプラスしたいと思ったら、キャンドルを買ってきて食卓に置いてみましょう。炎を眺めていると、心が洗われていく感覚になって、次の日を乗り切る力になります。

観葉植物

  • 緑の植物は心を落ち着かせる効果があります。植物の成長を見守ることで、季節の移り変わりも感じられます。
  • 観葉植物は、光合成で部屋の空気を浄化するという実用的な機能も。心身の健康にも良い影響を与えるので、部屋と心が殺伐としていると思ったら、植物を置いてみると良いでしょう。

北欧風の小物

  • デンマークでは、オーク材やアッシュ材といった北欧産の木材を使用した家具を伝統的に愛用している家庭が多いです。無垢材の家具は、適切なメンテナンスを行えば何十年も使えて、使い込むほどに味わい深くなる経年変化も楽しいアイテムです。親から子へと受け継がれる家族の宝物となることもあります。
  • 無垢の木の香りには森林浴と同様のリラックス効果があり、フィトンチッドという成分が心身の健康に良い影響を与えるとされています。

まとめ

木で作られたキッチンと建具

  • 今回は、ヒュッゲな暮らしをする方法を具体的に解説しました。ヒュッゲな暮らしを心がけるようになると心に余裕が生まれ、家族仲も良くなります。
  • 仕事とプライベートにメリハリをつけて、帰宅後も心地よく過ごせるヒュッゲな暮らしを実現するには、家の素材からこだわるのがおすすめです。無垢材をふんだんに取り入れた家は、洗練された美しさがありつつ、年を経るごとに味わいを増していきます。家に無垢材を取り入れてみたい方は、以下のページをチェックしてみてください。
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