カップボードの収納のコツ

カップボードの収納のコツがわからず困っている方も多いでしょう。どこに何をしまうかで、キッチンの使い心地は劇的に変わります。

この記事では、すぐ実践できる収納テクニックやタイプ別の特徴、さらにシンク下収納の注意点まで紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

カップボードの収納のコツ3選

まず、カップボードの収納のコツを3つお伝えします。

• ・同じ種類の食器は縦に並べる
• ・奥に背の高い食器、手前に低い食器
• ・同じシーンで使う食器類は1箇所にまとめる

• 同じ種類の食器は縦に並べる

• マグカップやグラスなど、同じ種類の食器を縦に一列で並べると取り出しやすくなります。奥の食器を出すために手前のものを全部どける必要がなく、手近なものから順番にサッと使えるので便利です。
• さらに、高さ順に並べると見た目もスッキリします。よく使う食器こそ縦に並べて、日々ストレスを感じないで済むようにしておきましょう。

• 奥に背の高い食器、手前に低い食器

• コップやグラスなど背の高い食器は棚の奥、平皿や小皿など背の低い食器は手前に置くと、全体的に見やすく取り出しやすくなります。手前の食器は多く重ねすぎず、奥のものが取りやすい高さにしておくのがポイントです。食器と食器の間に手を入れられるくらいのすき間を作っておくと、取り出すときに他の食器に引っかからずに済みます。

• 同じシーンで使う食器類は1箇所にまとめる

• 「朝ごはん用」や「お茶タイム用」など、同じ場面で使う食器をひとまとめにしておくと、いざ使いたいときに無駄な動きをせずに済みます。
• たとえば、お茶碗・お椀・お箸を一つの引き出しにまとめておけば、その引き出しを開けるだけで必要なものが全部そろうので便利です。忙しい朝やお客さんがきたときでも、パッと取り出せて時短になります。

• 収納タイプ別カップボード

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• ところで、カップボードとひと口にいっても様々なタイプの棚があります。今回は次の4タイプについて、どんな方におすすめしたいか書いていきます。
• ・フロアキャビネットのみ
• ・吊戸棚+フロアキャビネット
• ・パントリー+食器棚
• ・カウンター+引き出し

• フロアキャビネットのみ

• 普段使いの食器やカトラリーがメインなら、吊戸棚のないフロアキャビネットだけのタイプがおすすめです。キャビネットの上に何もないことで、キッチン全体が広くスッキリ見える効果があります。
• パントリーがあるお家や、食器の数が少ない方、カップボードの幅を広くとれる方にもおすすめ。必要なものを腰の高さで出し入れできるので、かがまないで済むのも嬉しいポイントです。

• 吊戸棚+フロアキャビネット

• カップボードの上に家電を並べたい方には、吊戸棚とフロアキャビネットの間にスペースがあるタイプがいいでしょう。カウンター部分をレンジやトースター置き場にしたり、作業台として使ったりできます。レシピ本や食品のストックなど、汚れやすい場所に置きたくない物もこのスペースに置けます。

• パントリー+食器棚

• 食器や食品をたっぷり収納したいなら、天井近くまで高さのあるパントリー+食器棚タイプがおすすめです。引き出し付きなら、来客時に隠したい物をすぐに隠せる安心感も。調理中は扉を開けっぱなしにしておけば必要なものをサッと出し入れできるので、時短になります。収納力と使いやすさを兼ね備えた、万能タイプです。

• カウンター+引き出し

• 家電も食器もひとまとめに収納したいなら、カウンター+引き出しタイプが便利です。カウンター部分にはレンジやコーヒーメーカー、引き出し部分には毎日使う食器やカトラリーをスッキリ収納できます。整理しやすいカップボードで、キッチンが自然と片付きやすくなります。

• カップボードに収納しないシンク下収納はよくない？

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• シンク下は排水管が通っており、水漏れや結露で湿気がこもりやすい場所です。カビや雑菌が発生しやすく、暗くて掃除もしにくいことから、食器の保管場所としては不向きと考える人が多いです。さらに、湿気と温かさがそろっているためゴキブリなどの害虫が好む環境でもあります。清潔さを重視するなら、食器はカップボードなどの別の場所に収納するといいでしょう。
• ただし、キッチンが狭くて他に置き場所がない場合は、シンク下を使わざるを得ないことも。その場合は除湿剤や防カビシートを設置し、湿気と雑菌の繁殖を防ぎましょう。排水管のすき間を塞いで害虫の侵入を防ぐことも大切です。定期的に掃除とシートの交換を行えば、シンク下でも清潔に収納できます。

• カップボードの収納【写真付き実例】

• 最後にカップボードの実例を写真付きでご紹介します。おしゃれで使いやすいカップボードを探している方は、写真を見ながら参考にしてみてください。

• 木のぬくもりと対面キッチンが心地よい家

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• 木の温もりを基調にしたナチュラルで統一感のある空間が特徴です。カップボードもキッチンと同じ木目デザインで作られていて、一体感があります。
• カップボードは引き出し収納がメインで、深さや幅が異なる段を組み合わせています。カトラリーや日常使いの食器、大きめの鍋や調理器具まで、サイズ感に応じてしまいやすい作りです。奥のカウンタースペースが、お子さんの勉強や家事スペースに使える設計になっているのも素敵です。

• 白に包まれた空間に、静かに深みを添える

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• ここは、料理好きなご夫婦がとことんこだわったキッチンです。特にカップボードは、調理のしやすさと収納力を両立するために計算された作りになっています。カウンター上にはエスプレッソマシン・ブレンダー・トースターなどがずらりと並び、まるでカフェのバックカウンターのよう。引き出しには毎日使うカトラリーや食器、開き戸にはミキサーや鍋などの大型調理器具を、上部の吊戸棚やオープン棚にはコーヒー豆やスパイス、製菓道具をきれいに並べられます。

• 北欧でみつけた、心地よい暮らしかた

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• カフェのオーナーでもある家主さんが、もっと料理を楽しめる空間にするためにリフォームしたキッチンです。最大の特徴は、既存のカップボードをそのまま活かしつつ、お気に入りの家電やツールが映える配置に整えていること。エスプレッソマシンや炭酸水メーカーなど、本格的なドリンクを作れる機器が並び、まるで自宅カフェのような雰囲気です。カップボード下にはゴミ箱スペースがしっかり確保されていて、動線を邪魔せず分別もしやすい設計になっています。

• まとめ

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• 今回は、カップボードの収納のコツから、理想のカップボードの見つけ方までご紹介しました。収納の工夫で家事効率がぐっと上がり、日々の料理や片付けも快適になります。
• 便利でおしゃれなカップボードを探している方は、次のページも参考にしてみてください。暮らしに合わせて選べるカップボードプランを３パターン紹介しています。あなたの暮らしに合ったカップボードを見つけて、キッチンをもっと楽しい場所にしてみませんか？
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