DO-001
「まち」に開くか、「そら」に開くか。
ビルダーとワンズキューボの企画監修に携わった建築家がコラボレーションして出来上がった、新プランの一棟目です。
郊外宅地での新たな住み手の多様なライフスタイルへ対応できるように、内と外が繋がるDOMAを作り、DOMAは「そら」に大きく開放しました。より広々と住体感が創出されるように内と外の一体一室化を実現したプランです。
DOMAは周りが立て込んだ密集地にも適合するプランニングタイプで、うまく住戸間の視線障害等を回避するプライバシー性能の高い計画となっています。
京都府
2019年
山中商事(京都)
こだわり
『DOMA』
リビングとダイニングを斜めに配置し、リビングの前面にはDOMA、リビングとDOMAの間には「内DOMA」が挟み込まれています。
DOMAは、日本家屋の縁側の様な内と外の中間領域であり、アウトサイドリビングとしても機能し、DOMAを緩やかに内側へとつないでいます。
『意匠壁』
ダイニングテーブルに面して意匠壁が配置されています。ここにのみの特別な食空間となる様「演出」を施しています。プランニングの「中心」を指示しているのです。
『共用収納』
2階廊下横の収納は共用収納となっています。子供室は必要最低限の収納量とし、大部分はこの共用収納で管理する。各居室の開口をできるだけ多くし採光を確保しつつ壁面をとる設計となっています。
『DOMA吹抜』
DOMA吹抜に面して洗面-浴室が置かれています。明るく日光が燦々と降り注ぐスペースとなり、ここでアイロンがけや家事のできる「作業スペース」も確保しています。